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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

和久田幸助 『新・私の中国人ノート』

2005年07月28日 | 政治
 今月25日欄、同じ著者による『最新私の中国人ノート 民衆は何を考えているか』『続・私の中国人ノート』『続続・私の中国人ノート』からの続き。読む順番が無茶苦茶だが、これは図書館で借りられるものから借りているからで、しかたがない。
 新しい感想はとくにない。しかしながら本書所収「書評・『支那の民族性と社会』」で、河合貞吉の同名著作(谷沢書房 1937年12月)の存在を教えられたのは大変有益だった。

(講談社 1985年1月)