目当ては第Ⅰ部だった。
第Ⅰ部 「福澤諭吉と東アジアの近代」
第1章 「西欧的世界観の受容と改造―福澤諭吉と厳復の初期の思想を中心に―」 (高増杰)
第2章 「福澤諭吉の西洋理解と『脱亜論』」 (平山洋)
第3章 「ドイツ語圏の日本研究における福澤諭吉と丸山真男の位置」 (アネッテ・シャート=ザイフェルト)
第Ⅱ部「近代日本における国家と道徳」も興味ある題名なので読んでみたが、よくわからなかった。第Ⅲ部「英米倫理学の再検討」第Ⅳ部「現代日本のリベラリズムと人権」になるとさっぱりわからないうえ、強いてわかろうという気にもならない。多分私の頭が悪いせいだろう。だから「これは『西洋思想の受け売りもしくは単純な当てはめの日本的展開』ではないのか」などと思ったりするのである。
(慶應義塾大学出版会 2002年9月)
第Ⅰ部 「福澤諭吉と東アジアの近代」
第1章 「西欧的世界観の受容と改造―福澤諭吉と厳復の初期の思想を中心に―」 (高増杰)
第2章 「福澤諭吉の西洋理解と『脱亜論』」 (平山洋)
第3章 「ドイツ語圏の日本研究における福澤諭吉と丸山真男の位置」 (アネッテ・シャート=ザイフェルト)
第Ⅱ部「近代日本における国家と道徳」も興味ある題名なので読んでみたが、よくわからなかった。第Ⅲ部「英米倫理学の再検討」第Ⅳ部「現代日本のリベラリズムと人権」になるとさっぱりわからないうえ、強いてわかろうという気にもならない。多分私の頭が悪いせいだろう。だから「これは『西洋思想の受け売りもしくは単純な当てはめの日本的展開』ではないのか」などと思ったりするのである。
(慶應義塾大学出版会 2002年9月)