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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「2011年7月23日温州市鉄道衝突脱線事故調査報告」を読む

2011年12月29日 | 現代史
▲「中華人民共和国中央人民政府門戸網站」2011年12月29日 11时10分,来源:安全监管总局网站「“7·23”甬温线特别重大铁路交通事故调查报告」「四、事故原因和性质(一)事故原因」
 〈http://www.gov.cn/gzdt/2011-12/29/content_2032986_4.htm

 「十分に職責を果たさなかった」「対処が不十分だった」「設計に重大な欠陥があった」は、真の原因とはいえない。まだ「なぜ」が付けられるからだ。真の原因を極めずして、規律強化を唱えても効果は余り見込めない。なおこちらも参考のこと。

「China police kill seven hostage-takers in Xinjiang」 から

2011年12月29日 | 地域研究
▲「Uyghur American Association」2011-12-28,Article Link. 〈部分)
http://www.uyghuramerican.org/articles/6672/1/China-police-kill-seven-hostage-takers-in-Xinjiang/index.html

  Dilxat Raxit, spokesman for the World Uighur Congress, an exile group, described the incident as a confrontation between Uighurs and local police prompted by mounting discontent over what he said was government repression.

 とにかく何か言わないといけないから言いましたという印象。「テロリスト」がウイグル人かどうかもわからないのにどうしてこんなことが言えるのか。

  "It was a form of protest, because they have no other way to express their unhappiness," he told AFP.

 ここまで来ると、言い出しっぺの勝ち、声のでかい方が勝ちという横着さが見えてきて、あまり好きではない。中国側は、はっきりいえば愚かだから根拠もなしにすぐ決めつけるのだが、ウイグル側は、小ずるいからとにかく断定してみせるという感じを拭いきれない。もしそうでなくても、外部からは、目くそ鼻くそを笑うの図に見える。これはすくなくともウイグル側にとって不利ではないか?