2011年01月22日「"Fiat justitia ruat caelum."」より続き。
ふと、「天が崩れ落ちても正義あれ」の“正義”とはなんだろうと思って「Wikipedia」の同項をあらためて見なおしてみる。
まずこれは古典(つまりローマ時代の文献史料)には見えない言葉だそうである。
ついで、Piso's justice のごとく、「悪法も法である」という意味もある由。
もともと出所不明の、おそらくは近代(17世紀?)になってから作られた言葉だから、原義などないのだが。だから「結果がどうなろうと正義は貫かれねばならない」というジム・ギャリソンの使い方も決して間違いではない。むしろこちらの使い方のほうが多いのではないか。映画『JFK』(1991年)での扱われ方を見る限り。
ふと、「天が崩れ落ちても正義あれ」の“正義”とはなんだろうと思って「Wikipedia」の同項をあらためて見なおしてみる。
まずこれは古典(つまりローマ時代の文献史料)には見えない言葉だそうである。
ついで、Piso's justice のごとく、「悪法も法である」という意味もある由。
もともと出所不明の、おそらくは近代(17世紀?)になってから作られた言葉だから、原義などないのだが。だから「結果がどうなろうと正義は貫かれねばならない」というジム・ギャリソンの使い方も決して間違いではない。むしろこちらの使い方のほうが多いのではないか。映画『JFK』(1991年)での扱われ方を見る限り。