くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「学校図書館に司書がいたら」村上恭子

2014-08-01 20:39:48 | 総記・図書館学
 来年の研究会で発表、と言われたんですが。
 その前に11月の大会で発表するのだと言われ、さらにその事前発表は夏休み明けだからと言われて、愕然とするわたしです……。その壮絶な後出し、ちょっとあんまりじゃない? でも、やるしかないので、レポート書いています。なんか今年はやたらと忙しいよ!
 何のレポートなのかというと、図書室を利用した授業についてなんですよ。実際にあれこれとやってはいますが、添付資料はどうしても少ない。発表なんて考えていなかったので、作品は返却したし写真も撮っていません。
 学校図書館の活用を描いた「学校図書館に司書がいたら 中学生の豊かな学びを支えるために」(少年写真新聞社)を読んでみました。
 著者の村上恭子さんは学芸大の附属中で司書をされています。
 わたしは司書教諭の資格はありますが、発令されてはいません。なんとか学級担任としての立場から読書指導をしたいと思ってはいるのですが、自分の教科で精一杯。
 村上さんの実践は、国語では課題読書、POPの作成、社会の地理と歴史は調査学習、公民は人権について調べたり、貧困、環境、紛争をテーマにディベートをするための基礎を調べたりしたそうです。家庭科では幼児のおもちゃ作りの参考になるもの、発達段階の資料展示、理科のレポートの手助けなどがあげられていました。
 どこに何の本があるのか。どういう手段で調べることができるのか。
 それを身につけるための支援を、わたしもしていかなくてはならないと感じます。

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