図書館にひさしぶりに足を運びました。
早速「15歳の短歌・俳句・川柳」(ゆまに書房)を三冊セットで借りてみました。
①愛と恋 ②生と夢 ③なやみ だったかな……。
あといつ行けるかもわからないので、すぐ返却できるように車に置いてしまう……。
とりあえず、②は自分で所有したいと痛切に思います。巻末の佐藤文香さんのエッセイがすごくいい。夏井いつきさんとの出会いから俳句甲子園でのやり取り、解釈をめぐってチームで対策を立てていくのとか、青春小説みたい。
おもしろかった作品を抜き書きしたら、かなりの量になりました。
さかみちを全速力でかけおりてうちについたら幕府をひらく 望月裕次郎
うれいなくたのしく生きよ娘たち熊銀行に鮭をあずけて 雪舟えま
恋しげく柿の裏葉の夜をかよふ 三橋敏雄
わたくしの通ったあとのすごい闇 定金冬二
空のまほらかがやきわたる雲の群千年くらいは待ってみせるさ 山田富士郎
個性的ですよね。初めて目にしてふと心ひかれるものも結構あります。例えば「おとうとよ忘るるなかれ天翔ける鳥たちおもき内蔵もつを」伊藤一彦さんは若山牧水の研究者で、堺雅人さんの恩師。お二人の共著がすごくおもしろかったのですが、返却期間がきてしまって全部読み終わらないまま……。また借りようと思いました。
奥村晃作さんの短歌がすごいおもしろい!
「ボールペンはミツビシがよくミツビシのボールペン買ひに文房具屋に行く」。「ただごと歌」というのを提唱されているのだそうです。思わず検索しましたよ。ああ、聞いたことある、と思う作品が多かった。
語り尽くせないので、続きます。
早速「15歳の短歌・俳句・川柳」(ゆまに書房)を三冊セットで借りてみました。
①愛と恋 ②生と夢 ③なやみ だったかな……。
あといつ行けるかもわからないので、すぐ返却できるように車に置いてしまう……。
とりあえず、②は自分で所有したいと痛切に思います。巻末の佐藤文香さんのエッセイがすごくいい。夏井いつきさんとの出会いから俳句甲子園でのやり取り、解釈をめぐってチームで対策を立てていくのとか、青春小説みたい。
おもしろかった作品を抜き書きしたら、かなりの量になりました。
さかみちを全速力でかけおりてうちについたら幕府をひらく 望月裕次郎
うれいなくたのしく生きよ娘たち熊銀行に鮭をあずけて 雪舟えま
恋しげく柿の裏葉の夜をかよふ 三橋敏雄
わたくしの通ったあとのすごい闇 定金冬二
空のまほらかがやきわたる雲の群千年くらいは待ってみせるさ 山田富士郎
個性的ですよね。初めて目にしてふと心ひかれるものも結構あります。例えば「おとうとよ忘るるなかれ天翔ける鳥たちおもき内蔵もつを」伊藤一彦さんは若山牧水の研究者で、堺雅人さんの恩師。お二人の共著がすごくおもしろかったのですが、返却期間がきてしまって全部読み終わらないまま……。また借りようと思いました。
奥村晃作さんの短歌がすごいおもしろい!
「ボールペンはミツビシがよくミツビシのボールペン買ひに文房具屋に行く」。「ただごと歌」というのを提唱されているのだそうです。思わず検索しましたよ。ああ、聞いたことある、と思う作品が多かった。
語り尽くせないので、続きます。