くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ぶたぶた洋菓子店」「ぶたぶたは見た」

2015-10-14 02:52:33 | ファンタジー
 先日、I図書館に行ったら、「ぶたぶた」シリーズ全部入っていた!
 わたしはかつての勤務校にこのシリーズを買った分だけ寄贈してきたので(徳間デュアルだけ何冊か残していますが。入手するの大変だったんだもの)、読み返すということがない。
 最近、結構早いペースで出版されるので、気になるジャンルのときしか買わないと心に決めたのですが。
 こうやって、全部揃っていると嬉しいよー。
 早速借りることにしたのですが、実際読んでいない本がどれなのか迷ってしまいます。とりあえず四冊借りましたが、今回はまず「洋菓子店」から。
 彼の料理の実力は折り紙付きですが、いやー、わたしも「コション」に通いたいです! ぶたの顔がついたマカロンとかマドレーヌとかシュークリームとか。どれもおいしそう。
 お菓子教室やスペシャルケーキなどの企画も楽しそうです。
 しかし、ぶたぶたにケーキづくりのアドバイスをもらう高校生三人組の一人が「岸利融」(キシリトール)なのはびっくりです。おじいちゃんがお茶問屋さんなのでものすごくおいしいお茶が淹れられる。だから、ケーキでも日本茶。
 「帰ってきた夏」が個人的には好きです。なんかラブコメでした。
 会社で窮地に立たされた中で、相手にやり返したあと退職して帰郷した倫子。友人からお菓子教室に誘われても気が向きません。そこに現れたのは飲み仲間だった小久保。どうやら倫子を追って転勤してきたようですが……。
 
 「ぶたぶたは見た」は、ワイドドラマ仕立てでした。
 主婦の苑子は交通事故で入院することになります。心配なのは家事。夫も子どもたちも全く家のことができないのです。
 しかも、苑子につきまとうおじいさんがおり、もしかしたら彼が事故の原因となったのではないかという疑惑が出てきます。
 そういう謎解き的なところもおもしろいのですが、なんと苑子さん、わたしと同じ年なのよー! まだ小中学生の子をもつ身として、なんとなくショックです。(彼女の息子は大学生)
 
 あと二冊は返却日までには読み終わらない気がするのでまた今度。