くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「唐沢俊一の雑学王」

2011-09-20 05:47:37 | 総記・図書館学
顔にほくろやそばかすのある人は、花粉症になりにくい、のだそうです。本当に? わたしには大きなほくろがあります。たしかに、花粉症ではありません。弟は、世間が騒ぎ出すよりもずーっと前から花粉症。(診断は「春季カタル」)ほくろはあったかな? よく覚えていません……。
「唐沢俊一の雑学王 役に立たない! でも妙に気になるムダ知識」(廣済堂出版)。ソルボンヌK子さんがまんがを描いています。
でもさあ。
唐沢さん、この本、下ネタが多すぎてちょっと困ります。「酒の席で、もういいかげんみんなにアルコールが回りはじめた頃であれば、まずこの類のネタは無敵である」なんて言っているけど、それは違うと思う。そういうのが好きな人ももちろんいるでしょうが、いくら酒の席でも(いや、酒の席だからこそ!)そういう話題をされるのは嫌だと感じる人も多いはず。しかたないから付き合いますけどね、嫌なものです。誤解した親父は。
言い過ぎかもしれませんが、雑学の話題は大好きなので、この本もかなり期待して買ったのです。
でも、数ページ読んで古本屋に売ってこようかと思うようななりました。だって、あまりにも品がない話題が多くて……。
かえっておもしろかった話題を探す方が難しいかも?
スヌーピーの兄弟は八匹。証明写真撮影ボックスを発明したのは円谷英二。オセロゲームを発明したのは長谷川五郎という営業マン。囲碁将棋の名人で、どこにいっても挑まれたために、短時間で勝負がつくゲームを開発したそうです。これについては、ずっと探していた話なのでちょっとホッとしました。
演出型の結婚式を始めたのはダ・ヴィンチとか。仙台の人はライブのノリが悪いってのもありました。
この本、バーゲンブックセールで買ったため、芸能に関わる内容が多少古い。モーニング娘。が取り上げられている項もあります。
トリビアが流行していた時期なんでしょうね。雑学のおもしろさは、それをどういう場面で語るかである、というのは納得できます。だから、どんなことをどんなふうに語るかを大切にしたい。
人によっては取るに足らないこと。でも、それも含めておもしろい知識が、わたしは好きなのです。