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赤いプレリュード2台

2022年07月07日 | クルマネタ

かつてのホンダのスペシャリティカー、プレリュード。赤いのを2台見かけたのでブログネタにしてみましょう。

 

まずはコチラ。


1982年に登場した2代目モデルです。
ただでさえ1.3メートルを下回る低全高の2ドアクーペですが、当モデルはリトラクタブルヘッドライトの採用や、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)でありながらフロントサスをダブルウィッシュボーン式にすることでフロントノーズを低くしたり、ボディをフラッシュサーフェス化するなど、当時としては日本車離れした斬新なスタイリングを実現、結果、若年層の支持を集め、デートカーとして一世を風靡したのでありました。
もちろん見た目だけでなく走行性能も重視され、エンジンは新開発され、オートマは4速化され(マニュアルは5速)、前述の外観デザインによって空力特性が改善されました。新たな技術としては国産車初の4輪ABSの採用が特徴でした。

 

 

もうひとつはコチラ。


 

1987年登場の3代目です。
上記2代目がホンダの歴史に残るヒット作となったということもあり、2代目のイメージを色濃く残したキープコンセプトのモデルチェンジとなりました。それでも、ホイールベースの大幅な延長でプロポーションは大きく変わり、全体的に絞込みが強くなるなど、より洗練された雰囲気となりました。
機構面ではダブルウィッシュボーンのサスペンションをリヤにも採用、つまり、4輪ダブルウィッシュボーンに。さらに量産乗用車としては世界初となる機械式4WS(後輪操舵)が採用されたのも大きな特徴でした。
 

 

その後、プレリュードは5代目まで続くのですが、しかしながら、1990年後半になると、2ドアクーペに代わってミニバンやSUVなどRV系の車両が注目を集めるようになり、ホンダ自身もオデッセイやCR-Vなどがヒットするのですが、一方でプレリュードは低迷していき、2001年を以って幕を閉じることに…。時代の流れと言われればそれまででしょうが、もはや現在は車内空間が狭く後席のドアのないクルマは支持されなくなってしまいましたねえ…。

 

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