8月21日、マツダスタジアムにて、マツダの協力会社でつくる東友会協同組合のイベント、来て見て乗ってみん祭2022が開催されました。マツダ車がいろいろ出展されるとのことで行ってまいりました。撮影した中から何台か掲載します。
マツダGA型3輪トラック「グリーンパネル」。
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1932年にマツダ(当時は東洋工業)は、初の自動車となる三輪トラックDA型を発売されました。その後1938年にGA型を発売。エンジンの排気量や最大積載量がアップされた他、ミッションが3速から4速へアップされるなど、機構面でのアップデートが図られました。愛称のグリーンパネルとはメーターパネルが緑色に塗られていたことが由来とのこと。
戦時中は軍需品の生産が優先されたため、一時生産休止となってしまいますが、終戦後に生産再開。画像の個体は終戦後の1945年に生産されたモデルとのことです。その後、1949年まで生産されました。つまり、戦前~戦後に渡って生産された車でした。
以下、真横と後ろ姿。
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K360。
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ケサブローことK360は、1959年に発売された軽自動車規格の3輪トラックです。色違いの3台が展示されました。軽3輪トラックで人気を集めていたダイハツミゼットへの対抗馬といえる存在でした。スタイリッシュなデザインや明るいツートンカラーが好評を博したそうです。
R360クーペ
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マツダ初の4輪乗用車は、1960年に発売された軽自動車のR360クーペでした。現在の軽自動車よりもかなり小柄で、しかも2ドアクーペで、外観からは想像がつかないかもしれませんが、それでも後席を備えた4人乗りでした。廉価だったこともあり、市場では注目されました。これを皮切りに、キャロルやファミリアなど乗用車のラインナップの拡充が図られました。
キャロル
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上記R360クーペに続いて、1962年に発売された軽乗用車で、こちらは3ボックススタイルのセダンボディを構築、後席の居住性も重視されるなど、ファミリーカーとして実用性を高められました。また、当時の軽自動車では珍しい水冷4気筒&4サイクルエンジンを搭載するなど、ハード面も力が入れられました。
コスモスポーツ。
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マツダが社運を賭けて開発したロータリーエンジンを初めて搭載した車種で、1968年に発売されました。
軽量小型でパワフルなロータリーエンジン、そのエンジンだからこそ実現した未来的な専用設計のボディが注目を集めました。マツダの歴史を語るうえでは外せない1台といえます。
コスモスポーツは白色のイメージが強いですが、この個体は赤色というのが珍しいですねえ。
ファミリア(5代目)
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MAZDA3やアクセラのルーツともいえるファミリア、1980年に通算5代目へモデルチェンジされました。当モデルでは時流に乗って、これまでのエンジン縦置きFRからエンジン横置きFFレイアウトに一新、FFのメリットを生かした機能的なパッケージング、その新しいパッケージングを表現したスタイリッシュなハッチバックボディ、高い走行性能などが注目され、歴代最大のヒット作となりました。
この代のファミリアは上級グレードのXGが注目されますが、この個体は中間グレードのXLとなります。
オートザムAZ-1
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1992年、オートザムブランドより発売された軽自動車規格のスポーツクーペで、FRPを多用した軽量ボディやガルウイングドアなど凝った車体設計、エンジンをキャビン後方に搭載したミッドシップレイアウトを構築するなどスポーツカーならではの存在感を演出されました。マニアックでレアな存在ということもあってか、根強いファンが多い車であります。
そういやあ、T2000の移動販売車がいました。
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よく見ると、前半分はたしかにT2000ですが、後ろ半分はまるっきり違う箱を合体させたような造りになってました。
つづいては新しいマツダ車を。
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広島マツダとアンフィニ広島が出展されてました。その中からふたつほど。
MAZDA2のレーシング仕様。
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外観はもちろんのことカスタマイズされ、内装も運転席以外のシートやドアの内張りが外されるなど、とことんスパルタンに仕立てられています。
9月より本格的に発売されるCX-60。
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ラージ商品群の第一弾となるモデルで、CX-5よりも上位に位置する上級志向のSUVです。ラージ群は、ロードスター以外のマツダ車では久しぶりとなる、エンジン縦置きのFRレイアウト(またはFRベースの4WD)となります。実車は写真で見るより重厚なサイズ感に加え、豊かな面で構成された立体的な造形であります。
以下、おまけ。
会場をあとにしたら、CX-9が走っていました。
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CX-9は北米やオーストラリアなど、海外市場向けの大型SUVであります。全長5メートル全幅1.9メートル超えの巨体ゆえに日本国内では未発売ですが、これをベースに車体サイズを最適化するかたちでCX-8が登場することになりました。