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初登場は北米にて2002年頃だったか、北米の若年層をターゲットに、当時のCR-Vのコンメ[ネントをベースに一層遊び心を強めたSUVとして登場したのでした。
無塗装の樹脂パーツを各部に採用した外観デザインはSUVらしいタフなイメージと遊び心を演出されてました。車体面の最大の特徴といえば、マツダRX-8や同じくマツダのMX-30のように側面のドアをセンターピラーレスの観音開きを採用したことでしょうか。前のドアを開けないと後ろドアが開かないというデメリットはあるものの、センターピラーがないため開口部は大きく確保できました。
日本市場には2003年に投入されました。北米からの輸入販売でした。
しかしながら、北米向けの独創的なコンセプトは日本ではまったく理解されなかったのでしょう。新車で販売されてた当時でも珍車の扱いで、極度の販売不振によって2年で終了になってしまいました。
メインだった北米では好評だったようで、2011年頃まで生産・販売されてたそうです。
それにしても、エレメントという車名も微妙な気が。例えばの話ですが、部品商に部品を発注する際は、
『ホンダエレメントのオイルエレメント、エアエレメントをお願いします』
というようなやりとりをしなければいけないというのが…。
なお、エレメントの名称は、自然(水、風、火、地など)の成分や要素を意味するそうです。決してフィルターではないようで…。