7月分いろいろと…

FBには画像を並べていたものの、我がブログ上で7月分の音楽ネタを出してなかったので、行った公演を半ば強引に4つ並べます。


7月13日
Jazz Club Birdにて久保直子さんのトリオの演奏でした。
久保直子（Vo）、なかにし隆（Pf）、九十九清美（B）


シンガーのなおこさんによるトリオ形態の演奏でした。暑い中ではありましたが、爽やかな歌の世界を堪能しました。とても和やかでいい雰囲気でした。そういえば、なおこさん、自転車乗ってたら頭にカラスが乗ってきたというエピソードが！








7月16日
Jazzlive Cominにて、たまき鈴＋FM3ボサノバライブでした。
たまき鈴（Vo＆Gt）、藤井政美（Sax）、山本優一郎（B）、山口圭一（Dr）


暑い夏だからこそ冴えるボサノバをたっぷりお届けされました。たまき鈴さんは広島発のボサノバシンガーとして注目の存在でもあります。県外でも活躍の幅を広げてます。ギターを弾きながら爽快に、情熱的に歌われました！政美さんを筆頭にしたFM3の演奏も完成度高かったです。









7月19日
Live Cafe Jiveにて、Acoustic Lazy Nightでした。
裕海（Vo）、上綱克彦（Vo＆Pf）、小田原政広（Gt）


Lazy Nightは定例化している催しですが、ちょっと趣きを変えてアコースティックな形態で行われました。シンガーの裕海さん、レイニーウッドのリーダーで、Jiveのオーナーでもある上綱さん、ふたりのボーカルに加えてギタリストの小田原さんの3名で、ちょっと懐かしめの邦楽洋楽を中心に情熱的にお届けされました。






なお、広島は豪雨の災害に見舞われてしまいましたが、『自粛が萎縮になってはいけない』という上綱さんのお話が印象に残りましたねえ。


7月26日
Live Jukeで、『Qoonie×ハルコマサコ　コトバの星降る、真夏の夜の夢』という催しがありました。
Qoonie（Vo＆Pf）、ハルコマサコ（三代目春駒：Vo＆Gt他／椎名まさ子：Vo＆Pf他）

前半はQoonieさん。



初めて拝見しましたが東広島市出身のシンガーソングライターとのこと。ピアノ弾き語りスタイルによる、ぬくもり溢れる歌の世界が印象的でした。今春ニューアルバムが発売されましたが、作詞家の松井五郎さんが全曲詞を提供されました！（作曲はQoonieさん）

後半はハルコマサコのおふたり。





三代目春駒さんと椎名まさ子さんによるデュオ形態、久しぶりに拝見となりました。丁寧に情景を描いたオリジナル曲、さらに詞の朗読も織り交ぜて、物語のような世界を表現されました。使用楽器もギター、ウクレレ、ピアノ、ティンホイッスルなどなど10種類くらい出てきました！

Qoonieさんのブログ。
http://blog.goo.ne.jp/qoo92/e/d70314029c3b8c958091b3c68eca801a


駆け足ではありましたが、以上4公演まとめてみました。

JR呉線鉄道代行

先日の豪雨災害で道路や線路が被害を受けて、陸上の交通網に障害が発生してしまいましたが、道路の復旧が少しずつ進んできたこともあり、先週からJR呉線の鉄道代行バスの運行が開始されました。

運行系統は複数あり、広⇔広島（直行便）、呉駅⇔広島（直行便）、呉⇔広島（呉～水尻間各停）、坂駅・矢野⇔広島の運行が最初に開始、のちに広⇔呉の区間便の運行も開始されました。

広島駅は新幹線口のバス乗り場から発着となります。相当な輸送力が必要なこともあり、広島県内だけでなく県外の事業者からも多くの台数が集結してます。

広島駅新幹線口バス乗り場の風景です。たくさんの方々が列をつくって、係員の案内で各系統のバスに乗車します。


以下、撮影できた中から掲載してみましょう。

中国ジェイアールバス。


広交観光


西日本自動車


城南観光


中国タクシー


大隅タクシー


十番交通


下電観光バス


ネイチャーワールド


明徳観光


オートマイカーランド


はちまん観光バス


帝産観光バス

※オリンピック特別仕様ナンバープレート

ヤサカ観光バス


奈良交通


都タクシー


いろんな事業者の車両が集結する光景は見ものといえますが、ただ、このような運行が行われてるのも、そもそもが災害が理由ですので、複雑な心境でもありますねえ…。

なお、JR呉線の復旧ですが、海田市～坂が8月上旬、坂～広が11月、広～三原が来年1月となります。
それと、ここではJR呉線の代行バスを取り上げましたが、広島県内の鉄道代行バスは芸備線や福塩線でも運行が開始されています。

鉄道や道路は地域によっては被害が甚大で、復旧に相当の月日がかかるところもあります。それと、気がかりなのが、先日の豪雨で大きな被害を受けてるうえに、今度は台風が近づいてます。これ以上被害が拡大しなければいいんですが…。

西風みなとライン／臨時輸送

5月に運行開始されたエキまちループに続き、続いては7月14日より社会実験の一環として、西風みなとラインの運行が開始されました

広島港エリアと西風新都エリアを直行するバス路線です。広島電鉄と広島バスの2社共同運行であります。
広島港～アルパーク～ジ・アウトレット広島～免許センターのルートを直結するというものです。運行日は基本的に土曜日、日曜日、祝日です。来年3月末までの期間限定運行です。

新路線ということで乗車しに行ってみました。広島港から乗車しました。

広島港宇品旅客ターミナル前のバス乗り場、島嶼部からのアクセスを念頭に置かれています。




広島バス担当便がやってきました。




上に掲載したバス停もですが、5月に運行開始されたエキまちループと同じコンセプトのログマークが貼られています。



早速乗車しましたが、このときは乗客はワタシだけでした。バスは間もなく広島高速3号線に入りました。乗車と走行風景撮影は皮肉なことに両立が困難ですが、とりあえず撮影できた車窓を。


高速3号線のクルージングはあっという間に終了し、商工センターに突入。


画像はないですが、やがてアルパークのバスターミナルへ乗り入れ。ここでは新井口駅（JR山陽本線）と商工センター入口駅（広島電鉄宮島線）へのアクセスも出来ます。ごく数名ながら、ここで数名乗車。

商工センターを後にして草津沼田道路へ突入しました。海に近い場所から一気に高台へ。


草津沼田道路から県道71号広島湯来線に突入し、石内東地区へ。そうして、ジ・アウトレット広島に到着となりました。



乗車したバスはしばらくの間待機し、再び広島港行きで折り返し。ここでは買い物客が数人乗車されました。


なお、ジ・アウトレット広島は多くのバス路線が開設され、主に広島電鉄とボンバスが乗り入れ、そのほか一部の都市間高速路線も乗り入れされます。また、この石内東地区は住宅地の分譲や企業の進出など、団地の開発が進んでおり、将来的にはバス路線の拡充も期待できそうです。

社会実験として運行開始された西風みなとライン、運行開始されたばかりですので、まだ認知度は高くないですが、また、どれだけ需要があるのかも未知ではありますが、まずは今後に注目といったところでしょうか。


それと、バスネタということで、こちらもクローズアップ。
先日の豪雨により各地で被害が相次ぎましたが、道路や鉄道も被害を受けてしまいました。そんな中、広島⇔呉の陸上のルートは国道31号線、広島呉道路、JR呉線が通行止めになってしまい、バス路線、JRともに運休を余儀なくされました。31号線は早い段階で仮復旧したので、暫定的に広島～呉間災害時臨時輸送バスの運行が開始されました。運行経路、停車停留所、便数などの違いはありますが、実質的にクレアライン号の再開といえます。

クレアライン号と同じく広島電鉄と中国ジェイアールバスによる運行です。






広島バスセンター～呉駅間の運行で広島高速3号線や国道31号線を経由して運行されます。便数はクレアライン号と比べて少なめですが、渋滞などで定時運行が困難な状況では運用面を考慮したらやむ得ないでしょう。それでも、両都市間を結ぶ路線の再開はありがたいところであります。

それと、本日よりJR呉線の定期券所持者などを対象に、JR呉駅とJR広島駅を結ぶ臨時バスの運行が開始されました。こちらはJR呉線の代行といえる存在で、呉を朝から、広島を夕方から出発という運行形態となります。

それ以外の地域も、道路の復旧が急ピッチで進められています。まだまだ道半ばながらバス路線も可能なところから順次再開されています。JRも完全復旧にはかなりの時間を要しそうですが、呉線の海田市～坂間を9月頃に再開予定など少しずつ再開の方向性を示されています。

うたまつり

西日本を襲った豪雨から早くも1週間が経過しました。
まだまだ課題は山積みで、雨が上がっても二次災害の懸念があるなど、どうにも落ち着くまで時間がかかりそうです。それでも復旧に向けての準備は急ピッチで着々と進んでいます。平穏な日常が少しでも早く戻ってくることを祈るばかりです。

さて、今月上旬に記事作成していたもののアップするタイミングを逃してたネタを出します。いささか旧聞ながら、半月以上遡って6月下旬のお話を。

音楽喫茶ヲルガン座（広島市中区十日市町）の1階に位置していた十日市アパート、カフェとして営業されてましたが、惜しまれながらも5月7日を以って営業を終了されました。


十日市アパートのスペースは新たなオーナーを募集して貸し出されるそうで、現時点では詳細不明ながら、新しいお店に変身するのでしょうか。

前置きが長くなりましたが、十日市アパートでのラストイベントとして、6月29日にうたまつりが開催されたのでありました。


ジャズシンガーの川本睦子さんをはじめとした音楽家の方々が集まっての演奏が行われました。ワタシ自身、十日市アパート／ヲルガン座には頻繁に通ってる身でもあり、出演者も面識ある方々がいらっしゃる事もあり行ってきました。コンパクトな店内ゆえに収容定員も最低限でしたが、満員御礼となりました。

出演者は下記5名でした。
川本睦子（Vo）、Maica（Vo）、すみまいこ（Pf）、田中翔太朗（B）、平原久美（Perc）

画像を並べながら一部始終をざっと辿ってみましょう。

前半はシンガーソングライターのMaicaさんから。

初めてお目にかかったのですが、広島出身の方だそうです。全国で活躍されておられ、昨年より活動拠点を地元広島に移されたそうです。むつこさんに誘われて十日市アパートにやってこられました。
自身のたくさんの想いを込めたオリジナルの作品をお届けされました。決して派手ではないけれど、親しみやすくあたたかい、そんな色合いが心地よかったです。末永い活躍を願いたくなりましたねえ。


後半はジャズシンガーのむつこさん。

そういえば他のライブで客として来てたときに姿を見かけてましたが、歌う姿を見たのは久しぶりでした。今回はジャズのナンバーは出題されず、主に洋楽のャbプスからセレクト。あまり歌わないジャンルながらも定評あるヴォーカルは健在でした。また、ループステーションを使って一人多重歌唱という試みもありました！

バンドメンバーもスポットを当てておきましょう。途中休憩中に寛ぐ、まいこさん、くみさん、翔太朗さん。そういえば、まいこさんとくみさんは6月はいろんなところで会いましたねえー。



むつこさんとMaicaさんの両者の共演もありました。



終了後はある意味定例行事と化してる撮影ゴッコ（？）になりましたー。



この日は日中は大雨でしたが、夕方になると晴れ間が出てきて、雨上がりの爽快感に満ち溢れてましたねえ。コンパクトでオシャレ感ないっぱいな空間でアットホームな感じのライブとなりました。みなさんにお会い出来て、十日市アパートの最後に立ち会えてよかったです。みなさま、ありがとうございました。


あっ、最後に一応書いておきますが、同じビルにあるヲルガン座、ふらんす座、廃墟ギャラリーは引き続き絶賛営業中ですので！

1週間近く経過しましたが…

先週西日本を襲った豪雨は各地で災害が起きましたが、広島県内でも被害が発生しました。ワタシは広島市内に居住してますが、自分の地域は物的被害はほどんどなかったものの、そう遠くない近郊で想像を絶する大きな被害が発生しており、愕然としてしまいました。自分は物的被害がなかったといっても、生活するにも勤務先での仕事でも確実に悪影響は出ていました。
思えば4年前（2014年8月）の広島も豪雨によって、被害が起きました。その記憶は決して薄れてはなかったのですが、まさに悪夢の再来といえました。

それにしても、同じ広島の地で、住んでる場所の違いでなぜここまで明暗分かれてしまったのか。相手が自然では逆らいようがないですが、ただただ無念であります。

あれから日数が経過し、新たな被害が発生するなど、先が見えない状況が続いています。課題は常に蓄積してますが、それでも多くの人たちの支えでライフラインが少しずつ復旧するなど、まだまだ道半ばではありますが、明るい話題も出てきました。

最後になりますが、被災された方々にお見舞い申し上げます。犠牲になられた方々へ御冥福をお祈り致します。