音楽ネタが続きます。
11月26日、平和記念公園にて広島ワールドピースコンサートが開催されました。
人命が失われる争いがまったくもって収まらないという不安定な世界情勢になってしまってますが、広島の地から直ちに争いをやめてもらいたい、そんなメッセージを発信すべく、原田真二さんが中心となって急遽当コンサートが開催されたのでありました。現地でのコンサートと並行して動画配信も同時進行で行われました(アーカイブあり)。
簡潔ながら一部始終を。
まずはMebiusのおふたりから。
安芸郡熊野町出身の姉妹デュオのおふたり、「贈りもの」や広島サミットのテーマソングだった「アメージンググレース」など歌われました。同じ広島人として、平和への想いを歌にのせて発信されました。
ヴィオラ奏者の沖田さんは各出演者とコラボされ、流麗な演奏でサポートされました。
つづいては 23℃喫茶。
大阪のシンガーソングライターのヒサ絵さん、サポートギタリストのキタオヒ◇ユキさんとのユニットです。「祈り」など、やさしいテイストの楽曲を想いを込めて歌われました。
その後は、宗教家の方々がオンライン形式でメッセージを伝えられました。
そして、原田真二さんの出番となりました。
原田さんは、もともと平和公園に近い中区榎町の出身で、平和公園の川向こうの本川小学校に通われてました。そのため子供のころから平和について学ぶ環境にありました。やがて音楽家としてデビュー、音楽を通じて平和活動を行っています。今回のコンサートも平和活動の一環です。
「Every Night」「上を向いて歩こう」「タイムトラベル」など、オリジナルとカバー双方を弾き語りされました。強いメッセージを発信すべく、強く歌われました。
ファンクラブのみなさんによるクワイアが集結し、「大和〜YAMATO The Global Harmony〜」を歌われました。原田さんの平和活動における中核となる楽曲です。
そして終盤では出演者全員集結。「平和の千羽鶴」「ひろしまから始めよう」を全員で歌われました。
とにかく、直ちに争うことや殺しあうことをすぐにやめること。それを強く言われてました。
考えてみれば、歴史を紐解いていくと、争う→憎む→さらに争う→さらに憎む→さらにさらに争う→さらにさらに憎む…、という負のスパイラルになってるようにも思えます。このままそのスパイラルが永遠に続いたら一体どないなるんねや?となるわけで。もはや闇の未来しか想像出来ません。
それは戦争だけでなく、普段の日常にも当てはまることでしょう。だからこそ、ひとりひとりが優しさや思いやりをもってもらいたいと願うばかりです。
出演されたみなさま、関係者のみなさま、先日はおつかれさまでした。