V6ランサーの次は再び音楽ネタを。ネタ投入の機運が高まったので、相次いで投稿します。
11月25日、Live Juke(広島市中区中町)で、ワタシノナカノワタシ ワタシノナカノウタという催しがありました。
これはヴォーカリストでもあり、Hiroshima Jazz Vocal Ensembleの一員でもある平川沙也香さんがメインで出演される企画で、不定期開催ながら5回目を数えるに至りました。その張本人からお誘いがあり、滅多に公の場に出てこない方でもあり、ちょうど都合もよかったのでヤジウマ、いや、拝見してきました。
出演者はその都度変化しますが、今回は以下の5名の方が出演されました(軽装略)。
平川沙也香(Vo)、太田和孝(Fl)、中野力(B)、竹内彩華(Pf)、桝谷拓司(Dr)
なお、一部画像は画像はミラーに映っていたのを反転させて掲載するという小細工をしております。
まず第1ラウンド。カープやサンタを思わせる赤い姿で御登場されました。
ジャズのナンバーやポップスなど英語詞の曲を中心にセレクト、さやかさんの綺麗なヴォーカル、バンドメンバーの洗練された演奏で、ゆるやかな中にも、カラフルな色あいで週末の夜を華やかに飾ってくださいました。とても居心地よろしい空間でした。
ヴォーカルのさやかさん。
フルートの太田和孝さん。
今回初登場となったベースの中野力さん。
ピアノとコーラスを担当された竹内彩華さん。
ドラムの桝谷拓司さん。ドラムだけでなく歌も披露されました。
第2ラウンド。ここからチェック柄の衣装にチェンジされました。
ヴォーカルレスのインストゥルメンタルも大盛り上がり。ヴォーカルがいないと好き勝手に演奏?(爆)
最後まで華やかでカラフルな公演でした。
なお、ヴォーカルのさやかさんは、こともあろうに当日ノドが痛くなるというトラブルが発生したそうです。というか、この企画をやろうとしたら出演者の誰かが病気になったりケガしたり災難が起きるという、変なジンクスがあるそうで…。さて、呪われているのか、バチが当たっているのか…。
それでも、ノドの痛みは意地でも克服されたそうです。あるいは克服したつもりになっているのか?それでも最終的に公演が成立してるのだから恐るべし!
終了後は出演者全員の並びを撮らせていただきました。
というわけで、5回目も無事終了出来て何よりです。さて、6回目はいつ開催されますかな?災難が続かないことを祈る…。
画像の車両はミツビシのランサー、1991年~95年の間に販売されてた4代目CB系です(もっとも、○代目という表現も曖昧で、ランサーフィオーレも含めると実質的に6代目ともいえますが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/5f/c5b704ead6402ee4129813d823ddfc88.jpg)
この型のランサーも生産終了から20年以上が経過しており、さすがに見かけなくなってました。たまたま路上に現れたので姿を記録してみました。しかし、よく見ると…。
をゐ!!ちょっと待ちんさいや!アンタ!!
助手席ドアに注目。画像をトリミングしてみましたが、V6 DOHC 24VALVEの文字が!
(実際には見てのとおり、多少剥がれてはいますが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ff/59cbcb850df6cf0353f00fb4703040ea.jpg)
な、なんと、1.6リッターのV型6気筒エンジン(6A10型)搭載モデルですよ!
大排気量エンジンの高級車などに採用されるV6エンジンですが、1.6リッターという小排気量は例が無く、当時は世界最小V6エンジンだと言われてました。こういうエンジンを実用化するあたり、それだけ当時のミツビシは勢いづいてたわけです。ランサーと姉妹車だったミラージュに搭載されたのでした。
そもそも、このクラス(いわゆるCセグメント)では6気筒エンジンというのは少数派でした。ワタシも過去に機会あって少し転がしたことがありますが、マルチシリンダーならではの滑らかなフィーリング、吹けあがりの良さは格別でした。
しかし、1気筒あたりの排気量が小さくて低速トルクは細い、エンジンは重たい、製造コストは高いなどデメリットの方が多かったのか、高価だったゆえに台数が出なかったのか、後にも先にも1.6リッターV6は1代限りで終了となってしまいました…。ただ、V6エンジン自体は諦めずに、次世代モデルでは1.8リッターのV6を搭載されましたが。
近年は環境性能の観点から、エンジンのダウンサイジング、つまり、排気量ダウンに加えてシリンダー数削減が世界的にトレンドになっており、もはやプレミアムブランドの車種でも4気筒エンジンは珍しくなくなってきました。場合によっては3気筒化も進んでいます。かつては数字が大きいほど偉かったという風潮がありましたが、この20数年のうちに価値観が激変しましたねえ。そう考えるとランサーのV6エンジンは、過去の豊かだった時代の生き証人の1台ともいえるでしょうか。
なお、画像の個体のグレードはMXサルーンですが、V6エンジン搭載車は最高級グレードとしてロイヤルも存在してました。ただ、ロイヤルはさらに高価(当時でも200万円以上だったか)だったから、どれくらい数が出たことやら…。
音楽活動60年記念 井上博義ジャズワールド EMOTIONAL JAZZ CONCERT
という公演が開催されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/73/a211f3839170ea04f8732c43d7eea755.jpg)
これはベーシストの井上博義さんの音楽生活60周年を記念したコンサートでした。広島を代表するような出演者が参加されること、また、出演者の折重由美子さんからもお誘いがあったので拝見してきました。
なお、撮影禁止の公演ゆえ、画像はありません。
出演者は以下のとおり(敬称略)。
井上博義(C.Bass)
大野徹(T.Sax-Flute)
藤井政美(T.Sax-A.Sax-S.Sax)
なかにし隆(Piano)
吉岡洋充(Drums)
GUEST PLAYER
折重由美子(Piano)
田中玲子(Vocal)
以下、文章で綴ります…。
当コンサートの主役となる井上先生、60年に渡って音楽活動を継続されてますが、本年で80歳を迎えられました。現在も広島を拠点にベーシストとして、また、広島のJazz Bar Mingusのオーナーとして活躍されています。名前だけは存じてましたが、実際に演奏される姿を拝見するのはワタシは初めてでした。
この日ワタシはシゴトだったので、到着が遅くなったものの、なんとか開演時間前に入場することが出来ました。
大きなホールで大勢のお客さんや関係者が見守る中、井上先生と各サメ[トメンバーが正装の姿で御登場、ほどよい緊張感の中で始まりました。
井上先生はステージの真ん中に立たれ、自分の背丈より寸法の大きいコントラバスを抱えて演奏されました。その姿は年齢を感じさせないくらいエネルギッシュでした。演奏する姿や手さばきは何の迷いもなく、長いキャリアならでは自信(本人は緊張されてたとは思いますが)や貫禄が伝わるようでした。
本来ベース(コントラバス)はリズム楽器ではありますが、リズム感はもちろん、低音によって織り成したメロディは格別でした。力強さの中にも優しさや繊細も感じられました。
楽曲はジャズスタンダードや井上先生のオリジナルを中心にセレクト、さらには4本の弦で琴の曲をソロで演奏するという試みもありました!これは本当に絶品モノでした。
一方、演奏中は妥協を感じさせない表情で集中されてましたが、演奏の合間で御挨拶されたときはとても優しい表情で、音楽活動が出来ること、続くこと、目に見えるモノじゃないですが音楽の力の素晴らしさ、音楽によって生まれた人との出会いなどに大いに感謝されてました。
また、一緒に共演された出演者(各種サックス、フルート、ドラム、ピアノ、ヴォーカル)の素晴らしい演奏もあってこそ、このステージならでは、この空間ならではの完成度の高い音楽は生まれました。共演された出演者にとっても、長い音楽活動を継続された井上先生から学んだことも少なくなかった事でしょう。そうした積み重ねが今日まで活動につながってるのでしょうねえ。そんな人との縁も感じられたひとときでした。
文章だけで表現するのも難しいですが、とにかくこの日は感無量でした。井上先生をはじめ、出演されたみなさまの今後の末永い活動を願うばかりであります。
締めくくりになりますが、井上先生、60周年おめでとうございます。
11月20日、廿日市市のさくらぴあにて、チェリーブロッサム21のコンサートが開催されたので行ってきました。
チェリーブロッサム21は廿日市市を拠点に活躍されるジャズオーケストラで、本年で15周年だそうです。ピアニストの杉山ルミ子さんやジャズヴォーカリストの川本睦子さんが出られるとの事だったので拝見してきました。
出演者は以下のとおり(敬称略)。
冨田裕文(A.Sax/Cl)、瀬戸本佳代子(A.Sax/Fl)、増田寿一(T.Sax)、中原千里(T.Sax)、清水敬章(B.Sax)
細川浩、小野裕啓、佐藤武志、高見愼一、小島真弓、梶山正孝(以上、Tp)
長尾浩宣、小方佳代子、本田光宝(以上、Tb)、冨田泰子(B.Tb)
杉山ルミ子(Pf/ Bandmaster)、佐々木毅(B)、上川高儀(Dr)
ゲストヴォーカル:川本睦子、菊本央
3部構成で、時間にして約2時間半、曲数は20曲以上、ビッグバンドによる演奏は豪華そのものでした!大人数にもかかわらず綺麗に破綻なくまとまっていながらも、各楽器ごとの個性も豊かで、途中でソロ演奏も入るなど、ジャズならではの自由で多彩な表現で、大いに楽しませていただきました。
ピアニストの杉山ルミ子さん。バンドマスターの役目も担っておられます。
ゲストヴォーカルの川本睦子さん。演奏に身を委ねながら、繊細に優雅に歌われました。
そうそう、むつこさんはカープがリーグ優勝を控えた9月6日にマツダスタジアムで試合前に国家独唱されたんですよ。
むつこさんのブログに関連記事あります。
http://muzco.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
http://muzco.blogspot.jp/2016/11/blog-post.html
同じくゲストヴォーカルの菊本央さん。とてもソウルフルなヴォーカルが印象深かったです。
菊本さんはむつこさんと共に、Hiroshima Jazz Vocal Ensembleのメンバーとしても活躍されています。
最後は出演者全員のセッションで。
来場者も多く、昼間から大いに盛り上がったコンサートとなりました。入場無料のコンサートでしたが、ホントに無料でいいのか?と思ってしまうくらい充実してました!
出演者全員で記念写真、便乗というカタチでしたが、撮らせていただきました。
ゲストヴォーカル2名。
ただ単に画像を並べてダラダラ書いただけなので、コンサートの雰囲気が伝わるかどうか不明ながら、この時のひとときを記事にしたかったので書き上げました。出演者のみなさま、おつかれさまでした。
芸陽バスの話題を。
本年4月にフルモデルチェンジされたいすゞの中型路線バスのエルガミオ、おとなりの島根県では一畑バスと石見交通に早くも登場してますが、広島県内では芸陽バスが第1陣となりました。
広島230あ1621、社番1621、いすゞエルガミオ、2016年式。
西条営業所の所属のようですが、広島市内への運用に就いてたところを捕獲。
先代同様に大型路線バスのエルガをそのままスケールダウンしたような成り立ちです。
今後は統合モデルの日野レインボーを含め、あっという間に普及が進んでいくことでしょう。
そうそう、圏zバスといえば、最近になって旧三原市交通局からの移籍車が広島市内の路線の運用に就くようになりました。瀬野川営業所配置のようです。
広島230あ9615、社番9615、三菱ふそうエアロスターM、1996年式。
福山ナンバーから変更されています。元々は福山22く1421?
三原市交通局は2008年3月を以って事業廃止となり、芸陽バス、中国バス、鞆鉄道の3社にバス事業を移管されました。車両も移管されましたが、当該車両が三原市交通局に新車導入された当時、20年後には広島市内を走るなんて誰が想像したことでしょうか。不思議な縁と時の巡りあわせといえるでしょうか。
参考:三原市交通局の時代に撮影した同型車両の姿です。