これは関西で活躍されてるパーカッション奏者、上沼健二さんを広島にお招きされ、さらさ、斗亜さんと一緒にアイリッシュ音楽のライブが開催されたのでした。見に行ったので一部始終を少々。
出演者は下記のとおり(敬称略)。
上沼健二(bodhrán、Fiddle)
さらさ(森川敏行:Guitar、/Machiko:Irish Harp、Concertina)
Toa Sypher(Vocal、Fiddle、Tinwhistle)
まずはさらさのおふたりから。
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広島拠点で活躍される、ふたつの弦楽器のユニット。ギターとハープによる清らかなメロディを奏でられました。
そういえば、おふたりの演奏拝見するのは久しぶりでした。
今回の主役、上沼さん登場。
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フィドルの演奏でさらさと共演されました。パーカッション奏者と聞いてましたが、フィドルも演奏されるんですねえ。時にはしっとりと、時には情熱的に、演奏されました。
フィドルの次はバウロンが出てきました。
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上沼さんのメイン楽器がついに登場。迫力や繊細さを兼ね備えたリズム感、さらさのふたつの弦の清らかなメロディ、両者が見事にクロスしていきました。
歌姫、斗亜さん登場。
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そういえば斗亜さんにお会いするのも久しぶりだったか。さらさと共にエモーショナルなアイルランドの伝承歌を披露されました。斗亜さんの澄んだ歌声、とても神秘的です。
そして、4名フルでの編成も。
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さらに重低音響く上沼さんのバウロンも加わり、一層ダイナミックな光景に。
終盤に近づき、上沼さんのバウロンのソロ演奏!
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まさに圧巻そのものといえる光景でした。バウロンならではの独特のリズムを駆使しながら、ときにはお祭りの和太鼓のような遊び心も!
最後は再び4名に。
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斗亜さんはフィドル、マチコさんはコンサーティーナ(アコーディオンの小型版といえる楽器)を使用されるなど、ノリのいい演奏で華やかに終了しました。
さらに、写真を撮り損ねましたが、アイルランド同好会『レアルタ・ヌーア』のみなさんもステージに出てきて、音楽に合わせてダンスも披露されました。
なお、ライブが開催される前の日中は、上沼さんによるバウロンのワークショップも開催されたそうです。
広島を拠点にアイリッシュ音楽の文化を広めるべく活躍されるさらさ、斗亜さんたちの努力によって、少しずつ輪が広がっているようですねえ。
出演されたみなさま、先日はおつかれさまでした。