sweet cafe@indigo liner(インディゴライナー)※3rd blog

いらっしゃいませ。カフェという名のブログです。
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situation(シチュエーション)

2011年04月28日 | レコード室から

また石嶺聡子さんのアルバムです。1995年11月にリリースされた situation です。


わずか6曲のみの収録となりますが下手な小細工がない彼女の透き通ったボーカルはダイヤモンドのような輝きを感じ、そしてドラマチックに彩っています。

オープニングを飾る『恋人』は永遠の愛を誓ったラブソングですね。
続いて『長距離電話の朝』は東京に出て一人暮らしを始めた女性(彼女自身?)の心境を綴っているのでしょうか。
自分を信じ前向きに歩き力強さを感じる『青空』、軽快なャbプチューンの『笑顔届きますか』、冬の楽曲ながら暖かい気分になれそうな『贅沢なカレンダー』などなど、楽曲のさまざまなシチュエーションに合わせて声の表情を変えています。
特に目玉となる楽曲は『青空のX'mas time』でしょうか。すべて彼女の声によるアカペラで抜群の美しさです。

なお、これも中古で購入しましたが彼女の作品はほとんど廃盤になってしまい新品での購入は事実上不可能になっています…。このまま闇に埋もれてしまうのはもったいないですねえ…。

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『花』だけじゃありませんよ!

2011年04月26日 | レコード室から

沖縄出身のシンガー、石嶺聡子さんのファーストアルバム INNOCENT であります。


もともと中古で購入したうえに年月が経過してるのでケースがキズだらけですが御容赦くださいませ…。リリースは1995年5月、当時の彼女はまだ10代後半でした。容姿は少女っぽいあどけなさが残ってますが大人をも魅了する透明感ある曇りのない伸びやかな歌声はこの頃から健在でした。

沖縄民謡のカバーとなる『花』がヒットしたので幅広い年齢層からの支持を集めましたが一方で沖縄民謡歌手のイメージが色濃く定着してしまったのが惜しまれるところであります。
実際の彼女は洋楽にも詳しく、バラード、ロック、英語詞曲、さらにアカペラまでこなすなど音楽性は幅広いです。インディーズにシフトした近年は等身大の自分を表現すべく自作曲を中心に歌うなどマイペースな活躍をされているそうです。

表題のファーストアルバムは一番最後に『花』が収録されてますが、あえてスルーします。
爽快感あふれるバラードの『風を感じたい』で1曲目がスタートして、尾崎亜美さん楽曲提供の『私がいる』はスケールの大きさを感じるさわやかな楽曲です。『土曜日とペンと腕時計』は不思議なタイトルですがキラキラドキドキのフレーズが耳に残ります。美しい情景が目に浮かぶセンチメンタルな『もう一人の私』、大切な人に勇気づけられ感謝の気持ちを綴った『ありがとう』、前向きな気持ちになれそうな『決心』、同じく前向きな想いを歌いながらも失恋ソングの『さよならは明日のはじまり』、ぬくもりあふれるスローバラード『Say you love me』などなどさまざまなシチュエーションでステキな世界が表現されたアルバムです。

やはり『花』だけで終わらせてしまうのは罰当たりな気がします。もっと見直されてもいい存在だと思います。


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ミツビシ ギャランΣ

2011年04月23日 | クルマネタ

本日取り上げるネタは1980年4月にフルモデルチェンジされて登場したギャランΣです。Σ(シグマ)の名称が与えられてからは2世代目、初代コルトギャラン(1969年登場)から数えると4世代目となります。

好評だった先代Σ(1976年登場)のキープコンセプトで登場しましたがスタイリングはより空力的にモダンに進化し、メカニズムや装備面も気合いが入ったようです。当時の三菱では事実上のフラッグシップ(デボネアが存在してましたが一般的な存在ではありませんでした…)ゆえに威信をかけたといってもいいでしょう。
エンジンはすべて直列4気筒で1.6リッター、1.8リッター、2リッターの各ガソリン、さらに2.3リッターディーゼルも搭載されました。一部モデルにはECI(電子制御燃料噴射)も組み合わせられました。パワー競争に乗るべくターボも採用されましたがガソリンだけじゃなくディーゼルのターボも存在してたのはさすがでした。
シャーシ関係では上位モデルのサスペンションが4輪独立懸架に進化しました。なお、駆動方式はFRです。
装備面もかなり豪華になり、特に注目すべきはベルナスと命名されたドライブコンピューターでしょう。平均車速や燃費などが表示される当時としてはかなり画期的な装備だったようです。


2010年2月に撮影したこの個体はスポーツモデルの2000GSRです。GSRといえば三菱のスポーツモデルの称号のひとつですね。



2009年12月に遭遇したこの個体には失禁するかと思いました!グレードは最高級仕様の2000ロイヤルです!車内には巨大なリヤスピーカーや当時では珍しい後席用三点式シートベルトが見えます。鉄ホイールのデザインも迫力ありますね。


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EYES OF THE MIND/CROSS POINT

2011年04月22日 | レコード室から

フュージョンバンド、カシオペアですが1979年にメジャーデビューして以来、高い人気を誇りインストゥルメンタル(歌なし演奏のみ)の可能性を広げてくださいました。

1981年にリリースされたアルバムをふたつ掲載してみましょう。この時点でのメンバーは野呂一生氏(ギター)、向谷実氏(キーボード)、櫻井哲夫氏(ベース)、神保彰氏(ドラム)の4名です。

ロサンゼルスでレコーディングされたEYES OF THE MINDです。

このアルバムはアメリカで活躍してるドラマー、ハーヴィーメイソン氏がプロデュースを手がけました。当時のカシオペアはスリルスピードテクニックといわんばかりに、とにかく隙間があれば音で埋めるという良くいえばテクニック満載で悪くいえばガチャガチャしてた演奏手法でしたが、しかしハーヴィーメイソン氏が要求したことは…、
『音数を減らせ』
との事でした。
結果、作品群はとことんまで贅肉を削ぎ落とされカラっとサッパリしたものになりました。いざリリースしたら賛否両論あったようで『つまらなくなった』という否定的な声は多かったようでした。しかし、一方では『以前よりも聴きやすくなった』というお褒めの声もあったようでした。ただ、音数を減らされた分、太いビート感を身につけるようになりライブで観客がスタンディングするなど明らかにいい方向に変化が出てきたそうです。まさにカシオペアにとってひとつの革命だっったわけです。それと当アルバムはアメリカで発売されるなどアメリカ進出の足がかりにもなりました。
内容は大半が既存の作品のリアレンジですがグッとハードに生まれ変った『BLACK JOKE』、アルバムタイトルでもありワイルドにポップに生まれ変った『EYES OF THE MIND』、ゴージャス感が増したジャジーな『TAKE ME』、宝石のように美しいメロディの『MAGIC RAY』、より壮大に生まれ変った定番曲『ASAYAKE』、ちょっとドロドロしたアレンジに変身した『SPACE ROAD』などなど各楽曲は新しい命を吹き込まれました。その他、ハーヴィーメイソン氏や海外のゲストミュージシャンが書き下ろした楽曲も4曲収録されます。


次はCROSS POINTがリリースされました。国内でレコーディングされたオリジナルアルバムです。

前作のEYES OF THE MINDの経験が生かされるわけですが聴きやすいけどアッサリしすぎず聴き応えあるモノとなりました。過去の作品と比べるとかなり新鮮なイメージでもあり(もちろん過去の作品もいいんですよ)、21世紀の現在でも十分に通用しそうなくらいです。
オープニングを飾る知的なイメージの『SMILE AGAIN』ですでに違う何かを感じます。ライブで人気の高いダイナミックな『DOMINO LINE』『GALACTIC FUNK』は当アルバムが初登場です。スローバラードの『SPAN OF A DREAM』、同じくスローバラードでハーヴィーメイソン氏作曲の『ANY MOMENT』もなかなかいい味わいです。トロピカル調の『A SPARKLING DAY』もなかなか面白く、向谷氏作曲の『ENDRESS VISION』はロマンチックなムードです。
個人的にはゆったりとさわやかな『SWEAR』と神保氏作曲のライトタッチでボッサ風な『SUNNY SIDE FEELIN』の2曲が特に好きですね。

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ニッサン シルビア/ガゼール S110

2011年04月20日 | クルマネタ

日産のスペシャリティカー、シルビアは今から40年以上前に登場した歴史あるブランドですが(ただし途中7年くらいブランクがありましたが)、商業面で軌道に乗り出したのは1979年3月にフルモデルチェンジされて登場した3代目S110型でしょう。当モデルでは姉妹車としてちょっと高級志向のガゼールが登場しました。シルビアがサニー店、ガゼールはモーター店で販売されていました。

当モデルは下記画像を見てのとおり直線と平面で構成されシャープでクリーンな雰囲気に仕立てられてスペシャリティカーらしいオーラは十分に漂っていました。北米市場での販売やライバルのセリカを強く意識したのでしょう。2ドアと3ドアの二種類のボディが用意されてましたが、これまたライバルのセリカも同じ構成でした。
駆動方式は当時としてはオーソドックスな前にエンジン積んで後輪を駆動するFR方式でしたが、このレイアウトは最終型のS15型まで踏襲されました。その心臓部のエンジンは直列4気筒で1.8リッター(Z18型)、2リッター(Z20型)が用意されてましたがZ18にはターボもありました。1982年には2リッターツインカム(FJ20型)を搭載したハイパワーモデルのRSシリーズが登場しました。

画像を並べていきます。これはシルビアです。2008年11月撮影。


同じくシルビアです。2006年8月撮影。外観からしてZ18搭載の廉価モデルでしょうか?タコの顔みたいな鉄ホイールのデザインが印象深いです。



こちらはガゼールです。2008年10月撮影。FJ20を搭載したRSです。


2005年9月に撮影したモノですがミラーがメッキなのとフロントグリル、ピラーのガーニッシュのデザイン処理からガゼールだと推測します。



しかしながら、シルビアとガゼールは上に書いたようにわずかな差はあるのですが並べてみても区別がつきにくいです。セドリックとグロリア以上に見分けるのが困難な気がします。

上記画像はすべて2ドアばかりですが、3ドアはお目にかかれる機会がホント皆無です。唯一、昨年5月に撮った画像がありました。参考までに掲載しますが暗い時間帯だったゆえにブレてしまって見苦しいのは御容赦願います。これではシルビアなのかガゼールなのかも判断しかねます…。

コメント (4)
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