sweet cafe@indigo liner(インディゴライナー)※3rd blog

いらっしゃいませ。カフェという名のブログです。
ごゆるりと御覧くださいませ。
掲載画像等の無断転用はダメですよ。

ナイアガラ・ソングブック

2011年06月30日 | レコード室から

Jポップ界の巨匠の一人ともいえる、大滝詠一氏のアルバムです。歌モノではなくインストゥルメンタル(歌なし演奏のみ)の作品を取り上げてみましょう。

1981年に『A LONG VACATION』がリリースされヒットしました。歴史に残る名作となりました。その翌年の1982年に NIAGARA SONG BOOK がリリースされました。

アーティスト名は実際にはNIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRALの名義となっています。プロデュースは大滝詠一氏、アレンジは井上鑑氏となります。大滝詠一氏の既存の楽曲がオーケストラスタイルのインストゥルメンタルに変身しました。というわけで単なるカラオケとはまったく異なります。

A LONG VACATIONおよびNIAGARA TRAIANGL Vol2からの楽曲が中心で『オリーブの午后』『Summer Breeze』『恋するカレン』『Water Color』『カナリア諸島にて』『雨のウエンズデイ』『FUN×4』『君は天然色』を収録。他はナイアガラカレンダーから『青空のように』、ラストにはJポップのスタンダード曲として様々なアーティストによって歌い継がれてる『夢で逢えたら』が収録されます。


1984年には続編といえる NIAGARA SONG BOOK2 がリリースされました。

こちらはEACH TIMEの楽曲がメインで『夏のペーパーバック』『恋のナックルボール』『ペパーミントブルー』『木の葉のスケッチ』『魔法の瞳』『ガラス壜の中の船』『銀色のジェット』『レイクサイドストーリー』を収録、それとナイアガラカレンダーの『真夏の昼の夢』が収録されています。

2作品ともドラマチックな世界観漂う流麗かつクールな仕上がりです。ビーチサイドやオープンカフェ、海岸線のドライブなどなど夏場のさまざまなシチュエーションのBGM用にいかがですかな?
 

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たまらなくテイスティ、マツダ カペラ GC型

2011年06月28日 | クルマネタ

アテンザの先祖にあたるマツダのミディアムサルーン、カペラは1982年9月に3代目へモデルチェンジされました。

その変化の幅は大きく、それまでのFR(フロントエンジン、リヤドライブ)からFF(フロントエンジン、フロントドライブ)へ、つまり前輪駆動化が図られました。さらにマグナムシリーズと呼ばれた新開発エンジンを搭載、そのマグナムエンジンのは直列4気筒SOHCで1.6リッター(F6型)、1.8リッター(F8型)、2リッター(FE型)の3種でした。そのうち2リッターはEGI(電子制御燃料噴射)でした。
シャーシ関係ではファミリア同様にサスペンションが4輪独立懸架を採用しました。
という具合に機構面は完全なる新設計でFRだった先代モデルとのつながりは皆無で劇的な変化を遂げたのであります。
その先代モデルは自ら国際車を謳い文句に登場しましたが、FF化された3代目は先代モデルの思想を受け継ぎ、発展させていきました。走行性能や実用性など高次元で完成度が高く世界中で好評を博しました。特に相当に意識したであろう欧州ではかなりヒットしたそうです。

そんなヨーロピアンテイストいっぱいのカペラですが画像を並べてみました。


今年3月にマツダミュージアムで撮影したものです。

歴代マツダ車の日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車の一台として堂々と展示されています。グレードは1.8SG-Xエクストラです。特別仕様車になるのかな?
見てのとおり直線を基調としたシャープでクリーンなスタイリングを見にまとっており、21世紀の現在でもなかなか魅力的で機能美すら感じます。
室内やトランクが広いだけでなく後部座席にトランクスルーを採用するなど使い勝手も高かったです。


こちらは2005年5月、ちょうどフラワーフェスティバルの時に見かけました。廉価モデルのSG-Lでしょうか。



1983年には2リッターにターボモデルが登場、さらにカペラ初となるディーゼル(RF型直4、2リッター)も仲間入りしました。


1985年にマイナーチェンジを実施、後期型へ移行しました。以下、後期型を掲載します。
2006年1月に撮影しました。廉価モデルのようですがフェンダーにエンブレムが貼られてるので特別仕様車か?



同じく後期型ですが2008年7月に撮影しました。アルミホイールやリヤスポイラーが装備されるなど外観はスポーティに装っています。SG-Rヨーロッパと書いてた気が。これも特別仕様車でしょうか?



掲載した画像はすべて4ドアセダンですが3代目カペラは他に2ドアクーペも用意されてました。さらに後期型では5ドアハッチバックが追加設定されました。
それと姉妹車のフォードテルスターが登場したのもこのモデルからです。

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遅刻してしまいました…

2011年06月26日 | たまきちはるさま

当ブログ上でたびたび取り上げている広島出身のシンガーソングライター、玉城ちはるさまのライブが本日夕方、フレスタカジルモール横川にて開催されました。


しかしながら、ワタシらは本日は某所で開催されてた会合に出席してたのですが運の悪い事にライブの時間帯と重複していました…。

少し早めに終了したので現場へ急行しましたが…、到着したのはちょうどライブ終了直後で完全に遅刻でした…。ワタシら懲罰委員会モノですな…(大汗)

それでもちはるねえさんは罰当たりなワタシらをあたたかく迎えてくださいました。ゴメンナサイネ~。

久しぶりに髪を短くされたようで、また、衣装もいつもと異なりキュートな装いに変身してました。というわけで何枚か撮らせてもらいました。








せっかくのライブで肝心の歌が聴けなかったのが残念でしたが、姿を拝む事と挨拶が出来てよかったです。
暑い中、おつかれさまでした。次回はちゃんとナマ歌も聴きますからね~。




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新日本紀行/愛されるために

2011年06月24日 | レコード室から
本日も村下孝蔵氏のアルバム紹介です。
本日6月24日が命日ですが今年で十三回忌となりました。時が経つのは早いですねえ…。


1991年発売の 新日本紀行 です。

日本のいろいろな情景などを描いたという事でしょうか。じっくり聴いてみると情景が浮かぶ気がします。
オープニングを飾る『釦(ぼたん)』は二人の些細な争い事が壮絶に表現されてるようなハードなナンバーです。
『東京哀歌』、舞台は哀愁漂う夜の東京のようです。大都会の迷路で彷徨う恋を歌っているのでしょう。
『アキナ』は中森明菜さんへの応援歌として制作されたそうです。
『駄目な男』、これは失恋の曲です。男の苦悩を歌ってますが、決して男の心を忘れたわけじゃない、男性へのメッセージソングといえますね。
渡辺真知子さんがコーラスで参加された『愛着』、日本の風景を大切にした叙情的で美しい一品です。
『夕日と少年』、がむしゃらに毎日を送っていた少年の頃の風景を歌った曲です。
『タカハシ』、高橋さんという方に向けた応援ソングですかね?
ロック調の『群集』は孤独な姿を歌っています。
『稚内から』は真冬の最果ての地が舞台なだけに哀愁を感じてしまいそうですが、明日を誓った前向きな曲です。
個人的にイチオシは『帰宅』です。会社勤めのお父さん、その家族(妻、息子、飼い犬)、小さな自宅、平凡だけど幸せそうな光景を優しく描いた心温まる名曲です。


1994年発売の 愛されるために です。

これ以降はコンサート活動がメインとなり楽曲はシングル数曲とベストアルバム発売に留まったのでオリジナルアルバムとしては結果的に最後の作品となってしまいました…。
レコーディングでコンピューターを使用するようになったため、機械的な独特のリズム感が生まれるようになったのが特徴といえるでしょうか。
『だめですか?』、タイトルだけでドキッとしてしまいそうですが女性の視点で懸命に愛を歌った曲です。
タンゴ調のメロディが明るい『りんごでもいっしょに』は幸せそうな光景が目に浮かびます。裕木奈江さんに楽曲提供された曲だそうです。
『つれてって』も主役が女性ですね。あなたとどこまでも歩いていきたい…、そんな可憐な女性の素直な気持ちを綴ったラブソングです。
一転して『帽子』は哀しくなります。別れてしまったけど、逢いたい…。後悔と未練が残ってるようです。
『しゃぼん玉』、ふわっと空に舞うしゃぼん玉は儚く消えていく…。でも最後まで美しい…。聴けば聴くほどなんか味わい深くなる曲です。
『結婚式』、花嫁姿を複雑そうな心境で見つめてるのでしょう。ウエディングドレスじゃなくて金襴どんすの帯、文金高島田…。和装姿の花嫁というのが村下氏らしいですね。
最後を飾る『幸せの鍵』、明日への希望を静かに優しく歌っています。そっと背中を押してくれるような曲です。
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陽だまり/恋文

2011年06月22日 | レコード室から

村下孝蔵氏のアルバムです。本日も二点ほど。

1987年発売の 陽だまり です。

めぞん一刻のテーマ曲だった『陽だまり』が収録されたアルバムです。この『陽だまり』は夏と春の風景を組み合わせた情熱いっぱいの聴いてて心地いい名曲です。
もちろん他にもいい曲は揃っています。個人的にそそれれた楽曲からピックアップしてみますが1曲目の『砂の女』、まるで冬の日本海の荒波を連想してしまう破れた恋の物語です。
『白い花の咲く頃』、夏の終わりを名残り惜しむような静かな曲です。
『珊瑚礁』も好きな曲です。前述べの砂の女同様に破れた恋の物語で美しいメロディがかえって哀愁を誘います。
『坂道から』は長崎の町並みを描いています。運命の人を見つけた…。新しい恋を予感させますね。
『哀愁物語~哀愁にさようなら~』は当時アイドルだった中林由香さんとのデュエットです。ちょっと歌謡曲チックですね。
最後に収録されてる『約束』はギター引き語りのシンプルなラブソングです。シンプルに熱い想いを歌い上げます。町支寛ニ氏のコーラスもいい具合に絡んでいます。


次は1988年発売の 恋文 です。

手紙をテーマにしたアルバムでいろんなシチュエーションでいろんな想いが綴られています。あまり有名ではありませんが風情があっていいアルバムです。
『寒椿』、村下氏らしからぬユーロビート?を思わせるやや過剰なアレンジです。北国の冷たい空気を感じます。
『ネコ』、なかなか面白い表現力の曲ですね。彼女をネコに例えてますが、しかし、その彼女はノラネコのように彷徨い姿を消してしまいました…。哀しいですねえ。
『弟』、女性の視点で歌った曲です。弟とはオトコっぽい女性の事(悪友?)のようですね。
『かず君へ』、これは離婚の曲ですね。中高年層にはかなりグサっとくるかもしれませんね…。
『風のたより』、かつての恋人から近況を書いた手紙が届いたという内容ですね。潮風を感じる爽やかな曲です。
『西陽のあたる部屋』、夏の西陽のあたる暑苦しい部屋で恋人同志が暮らしていた…、という叙情的な曲ですね。
『大地』の舞台は中国でしょうか。水彩画のような広い大地の風景が目に浮かびます。
いちばん最後に収録されてる『恋文~上海から~』も中国の地が舞台です。異国の地の列車の中で遠距離恋愛の恋人へ想いを馳せているのでしょう。シンプルな美しいメロディで壮大な風景をイメージさせ、そしてやさしく包み込んでくれます。

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