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CASIOPEAは1979年にフュージョンバンドとして結成、2012年に現在のCASIOPEA 3rdの形態になり、本年で40周年を迎えられました。ワタシ個人としても好きなバンドですので、以前から見に行きたかったのですが、なかなかタイミングが合わず行けずじまいでしたが、本年の広島公演は行ける機会に恵まれました。
現在はCASIOPEA 3rdという正式名称ですが、これは活動期が3期に分かれるゆえに命名されてるようで、1期が1979年のデビューから、野呂一生、向谷実、櫻井哲夫、神保彰で活躍されていた1989年まで、2期がジンサクコンビが脱退し(神保は後に復帰)鳴瀬善博が加わった1990年~2006年までの時期、その後活動休止に入り、2012年に向谷脱退、大高清美が加入して活動再開した現在の形態が3期となります。
現在の形態は以下の陣営となります。
野呂一生(Gt)、鳴瀬善博(B)、大高清美(Key)、
Support:神保彰(Dr)
今回はCASIOPEA 3rd 2019 PANSPERMIA TOUR~CASIOPEA Debut 40th Anniversary~と題したコンサートツアーで7月27日の福岡公演を皮切りに順次開催されます。ゆえにネタバレになってもいかんので、多くは書きませんが少しほど。
当日券の販売もされていましたが、たくさんのお客さんがお集まりになられ、実質的に満席に近い状態でした。ゆえに会場内の熱気もたっぷりでした。
そして、ステージに野呂さん、鳴瀬さん、大高さん、神保さんの4名が登場、何を選曲したかは書きませんが、時系列的な順序でいままでの作品からピックアップして演奏されました。歌のないインスト作品をゴージャスに表現力豊かに演奏される様は刺激的でもあり爽快感に満ち溢れてました。各メンバーはそれぞれが個性的で、また、個性のある全員をバランスよく際立たせる演奏手法も見てて好ましかったですねえ。
今回はニューアルバム『PANSPERMIA』リリースに伴うツアーということで、もちろんアルバム収録曲を演奏されました。このアルバムは宇宙をモチーフにされたそうです。そういえばCASIOPEAの名称も星座が由来であります。デビューから40年の節目を迎えるにあたり、初心に戻るというのもこのアルバムのテーマだそうです。野呂さんが書いた曲が大半を占めますが、他メンバーも宇宙をモチーフに曲を書かれました。新作ということで初めて聞く作品ばかりでしたが、壮大でもあり、爽快に音が広がるような光景が新鮮でもあり、改めてデビュー時の作品をどことなく感じさせるものがありましたねえ。
それにしても、大高さん以外の男性陣3名はもはや還暦クラスです。確実に老いの自覚がないこともないでしょうが、それでもステージ上でのメンバーのパワーはたっぷりでした。演奏するほうも演奏を見るほうも大いに盛り上がったのでした。
ただ、あっという間に終了したので、ちょっと物足りなさもありましたが、それでも時計見たら2時間半近く休憩なしの演奏でした。それだけ密度の高かったということでしょうか。
というわけで、広島公演おつかれさまでした。そして、40周年おめでとうございます。