sweet cafe@indigo liner(インディゴライナー)※3rd blog

いらっしゃいませ。カフェという名のブログです。
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掲載画像等の無断転用はダメですよ。

JAZZ from NEW York in Kure

2017年04月27日 | Live(ジャズ/インスト系)

また音楽ネタを投入します。

4月23日、呉市のル・ポール青山オマージュにて、JAZZ from NEW York in Kureという催しが開催されました。



本格的なジャズライブを呉で!ということで、ニューヨークを拠点に活躍されるERIKA、同じくニューヨークを拠点に活躍されるArt Hirahara、幼少期をニューヨークで過ごし現在は広島を拠点に活躍される川本睦子の3名が出演されました。

ERIKA(Vo)、Art Hirahara(Pf)、川本睦子(Vo)

そのうちむつこさんは広島でちょくちょくお会いしており、ERIKAさんはむつこさん経由で1年半くらい前にお会いしたことがありました。なお、ERIKAさんはただいまニューアルバム発売に伴う日本国内のツアー中であります。今回の呉での公演はその一環でもあります。

参考:1年半前のむつこさんとERIKAさんの公演は下記参照。
http://happy.ap.teacup.com/indigo-liner/739.html


春の爽快な昼下がりの中、呉市内を見渡せるロケーションのステージでライブは開催されました。

前半後半の2部構成でお届けされましたが、いずれも最初はむつこさんから登場。




広島発のジャズヴォーカリストで、この約1ヶ月の間に5回くらいお会い出来る機会に恵まれてますねえ。Artさんが奏でるピアノにのせて、歌唱力はもちろん、迫力や繊細さ、表現力を兼ね備えた定評あるヴォーカルでジャズならではの魅力を堪能させてくださいました。しょっちゅうお会いしてるといいながら同じ人物でも、共演者、場所、公演のコンセプトなど、その時ならではの世界観が創造されます。まさにナマの演奏ならではです。


つづいてERIKAさんの登場となりました。




ニューヨークの地で鍛えられたERIKAさん、情熱的に歌われるその姿はとても頼もしく、表現豊かな歌唱は圧巻そのもので、軽快に何曲も歌っていきました。これまたArtさんのピアノとの相性も抜群でしたねえ。実力派の存在には間違いないですが、スッと心に入り込んでいくような親しみやすさも、これまた魅力のひとつでしょうか。もともとは福岡出身の方ですが、筑後弁丸出しのトークも面白おかしかったです。ERIKAさんのトークでどんどん時間が押していったような気もしますが、気のせいにしておこう。


一緒に共演されたピアニストのArtさん。

ERIKAさんのジャパンツアーで一緒に各地を回られてます。美しいメロディは聞いてるだけで実力の高さを感じさせますが、歌い手の個性を最大限引き出すような演奏で当該ライブの完成度をさらに高めてくださいました。
ソロコーナーも設けられ、日本の童謡のナンバー、『赤とんぼ』『ふるさと』を演奏されました。ふるさとへの想い(後述)をピアノの音色にのせて…。


むつこさんとERIKAさんの共演も。



両者がエネルギッシュに歌われ、会場内は大いに盛り上がりました。


さて、呉で当該ライブが開催されるに至ったのは…。人とのつながりから生まれた縁といえました。
ピアニストのArtさん、日系3世のアメリカ人でサンフランシスコで生まれたそうです。お母さまが佐賀の出身、お父さまが呉の出身で、幼い頃にお母さまが『赤とんぼ』『ふるさと』などを子守唄で唄ってくださったそうです。完全なアメリカ生まれ、アメリカ育ちながら、自身のルーツといえる日本への想いは強かったことでしょう。いつかお父さまのふるさとの呉で、呉の親戚のみなさまにお会いしたい、みなさまの前で演奏したい、これは長年の願いだったそうです。ERIKAさんとむつこさんの協力のもと、Artさんと親戚の方々との対面が実現され、そして今回の呉での公演が実現されたのでした。
それと、今回の主催者だったむつこさんは、この会場のとなりの国立病院で生まれたそうです。呉というキーワードがこれまた当てはまりましたね。
さまざまな縁や熱い想いによって、さまざまな人がこの場所に集まったこと、それは宝物のような至福なひとときでした。みなさん、とてもいい笑顔でした。



単なるヤジウマ同然の身だったワタシもこのひとときを共有できて本当に光栄でした。むつこさん、ERIKAさん、Artさん、先日はお世話になりました。そして、ありがとうございました。またお会い出来る機会に恵まれればと思います。








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The New World~新たな旅路へ~

2017年04月25日 | Live(ジャズ/インスト系)

広島を拠点に活躍されるトラディッショナルアイリッシュバンドのSEiREN(セイレーン)、ニューアルバムをリリースされました。そのリリースライブが4月21日にBLUE LIVE広島(広島市南区宇品)で開催されました。


当該ライブはヴォーカルの前田斗亜さんからお誘いがありましたが、これもとても興味深かったので、はりきって行ってきました。なお、前売りチケットは4月上旬にソールドアウト!広島の音楽シーンでは話題になっていたという証でしょう。

こちらがニューアルバム、The New World~新たな旅路へ~です。旅をテーマにした作品となりました。


なお、当該公演は撮影禁止だったので画像はありません。以下、文章のみで…。

出演者は以下のとおり(敬称略)。

前田斗亜(Vo、Tin、Vn)、Shrek Holstein(Gt)、久保田雅文(Perc)、タケウチフミノ(Vn)、渡辺祐平(B)、保本園枝(Syn、Acc)、森川敏行(Gt)、川本睦子(Vo)、堀円花(Irish Dance)

杉山憲司(Bagpipes)

Opening Act:Tomo Kusunoki(Vo)、中野祥平(Gt)


最初はオープニングアクトでTomoさんと祥平さんが登場。アコースティックな演奏でシンプルながらとても強い存在感で幕開けを飾られました。
つづいて杉山さんがて客席内を歩きながらバグパイプを演奏、会場内は本編開始に向けて、胸の鼓動の高まりがより一層強くなりました。

そして、本編開始!SEiRENのメンバーが登場しました!アイルランドの伝承歌を紡ぐSEiREN、今回はアルバムリリースライブということで、ニューアルバムからの曲をセレクトされました。前述のとおり、旅をコンセプトにしたニューアルバムですが、ちょうど年度が変わった時期ということもあり、新年度の新生活、人生の長い旅路、様々な人の生き様にそっと手を差し伸べ、背中を押してくれるような心の応援歌、そんな気持ちが、きっと宿っていたことでしょう。美しくもあり、どこか哀しげでもあり、でもなぜかあたたかい、そして、懐かしい。エモーショナルなアイリッシュナンバー(オリジナルナンバーもあり)を情熱的に奏でてくださいました。もちろん出演者は日本人ですが、アイルランドの風景に日本人ならではの繊細な美や四季折々の風景も溶け込んでいくような壮大さも伝わってきました。
斗亜さんの澄んだヴォーカルに切ないティンホイッスルの音色、表情豊かな久保田さんの力強いパーカッション、同じくどっしりしたリズムを奏でるナベさんのベース、カラフルな音色の園枝さんのシンセサイザー、さらに園枝さんはアコーディオンにも挑戦、フミノさんの美しいバイオリン、さらにフミノさんと斗亜さんのバイオリンの共演、Shrekさんと森川さんのよるギターデュオ、すべてが高い完成度でした。さらにステージ上では、アイリッシュダンスも披露され、より一層雰囲気が高まっていきました。
そうそう、ジャズシンガーのむつこさんも出演されました。アイリッシュとジャズ、どちらも伝統音楽ではありますが、異なる音楽性ながら、融合するその様はとても格別でした。斗亜さんとむつこさん、ありそうでなかった組み合わせですが、両者の高いポテンシャルを垣間見れた瞬間でした。

あれから数日が経過しましたが、この時の感動を何らかのカタチにしたくて、駄文ではありますが、ブログネタとしてまとめてみました。また、広島の地には個性的なミュージシャンがたくさんいらっしゃること、そして、縁あってその方たちと出会えたこと、また、本当に胸が熱くなるくらいありがたいことです。何はともあれ、みなさまおつかれさまでありました。そして、ありがとうございました。


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日野600シリーズ

2017年04月17日 | クルマネタ
シンコーさまが投稿された記事と重複となりますが、クルマネタをひとつ。

きのうは旧市民球場跡地にて開催された地ビールフェスタへ有志で行ってきましたが、会場内にいた移動型店舗のボンネット型トラックに目がいきました。




いったいコレは何ぞや?となるわけですが、フロントマスクの表情が日野車っぽいし、ドアパネルがレンジャーにそっくりなので、これはまさか日野車か?と疑問を抱きました。というわけで、調べてみたら、正体は北米専売車の日野600シリーズである事が判明しました。これはまったく知らんかったです。
おそらくレンジャーをベースにボンネット化したという成り立ちでしょうか。前述のとおり、北米専売なので日本国内では販売されていない車種ですが、それでもいるところにはいるんですねえ。



以下、日野のボンネットつながりで3点掲載(所有者が一目瞭然で、隠す必要性がないため、ナンバーの画像処理はしていません)。

日野TE100D。京築広域圏消防本部豊前消防署の泡原液搬送車。1973年式。2013年で引退。


福山自動車時計博物館の日野BA14。1958年式。


同じく福山自動車時計博物館の日野BH15。1961年式。



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Aine Fujioka The First Gig in Hiroshima

2017年04月13日 | Live(ジャズ/インスト系)

1週間近く経ってしまいましたが…。
4月7日、Live Cafe Jive(広島市中区薬研堀)にて、
Aine Fujioka The First Gig in Hiroshima
という催しがあったので行ってきました。

 
これは広島出身でドイツ在住のドラマー、Aine Fujiokaさんの広島公演でした。出演者の川本睦子さんに誘われた縁もあり、足を運んでみることに。

出演者は以下のとおり(敬称略)。

Aine Fujioka (Ds)
モンゴル松尾(Pf)
中野力(B)
佐竹洸紀(Gt)
今田学(Vo)
川本睦子(Vo)


前述のとおり、Aineさんは広島出身の方ですが、なんと意外なことに広島で演奏されるのは初めてだとか。むつこさんをはじめ、広島の方々との共演で故郷の地での演奏が実現となりました。

今回の主役のAineさんです。




まずはインストゥルメンタルのナンバーからスタート。開始直後から店内は一気にファンキーなムードに包まれていきました。カッコよさとかわいさが両立したAineさん、ドラムを叩く姿はとても頼もしく、共演されたバンドメンバーと共に熱い夜を華やかに飾ってくださいました。バンドメンバーも負けず劣らず情熱的に奏でてくださり、とにかくカッコイイ!スタイリッシュ!ええ感じで盛り上がっていきましたよ。

キーボードのモンゴルさん。


ギターの佐竹さん。


ベースの中野さん。



途中から歌モノも出てきました。

ジャズヴォーカリストのむつこさん登場。力強さや伸びやかさなど、定評あるヴォーカルはファンクなナンバーでも大いにマッチしていましたよ!


もうひとりヴォーカルは今田さん。低音響く持ち前のヴォイスがこれまた絶妙でしたよ!



ジャジーな世界とファンキーな世界が融合する様は、見てて本当に心地よかったですねえ。みなさんハッピーでホント楽しそうでしたよ。



とてもいい夜でありました。また、このライブを見にこられたお客さんもミュージシャンの方も多くいらっしゃいました。それだけ各方面から注目されてたという事でしょうか。
次の機会があれば、またまた拝見したいところであります。では…。


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ほくろ?/仏だん通りまつり

2017年04月11日 | Live(ポップ/歌謡系)

日数が経過してしまいましたが、先週のお話です。音楽ネタをふたつ掲載。

4月5日、Live Jukeにて、ほくろなる催しがありました。



こりゃあ何ぞや?と思ってしまいますが、田辺祐三子さんが参加されてるハイカラシスターズが出演されるとのことで行ってみることに。趣旨は『顔にほくろがある人の歌』でした!

本編に入る前に出演者の紹介を(敬称略)。

ハイカラシスターズ:YUMIKO/HITOKO/TOME(Vo)

平田恵子(Syn)、牧岡勇気(B)、白井寿和(Dr)、白井五津子(Sax)、平田亮(Gt)

というわけで始まりましたが、みなさん顔にほくろを貼って御登場!




千昌夫に始まり、岩崎宏美、ちあきなおみ、渡辺美里、高橋真梨子などなど、主に昭和歌謡やポップスを中心にセレクト、3名の個性豊かなヴォーカル、ハーモニー、サメ[トメンバーによる原曲の世界観を尊重した演奏、後方に広がる夜景とともに、気分が高揚していくのでした。一方で、とにかくゆるい漫談状態のトークが炸裂するという!このまま朝まで喋り唐キ勢いでした!

この日もみんなでカンパーイ!あら?ほくろの位置がさっきと違う?原曲のシンガーにあわせてほくろの位置は自由に変移していくという!


長女、YUMIKOさん。各方面で活躍中のエンターテイナーであります!


次女、HITOKOさん。会場となったLive Jukeのヌシ(?)的存在デス!


三女、TOMEさん。今回のほくろの立案者であります!



コスプレ大会(?)も。

マリリンモンローに。


椎名林檎に。


南野陽子に。


しかし、いざ並んでみると、何の脈絡もない不思議な並びになったという(爆)



そうだ、バンドメンバーである白井夫妻による歌のデュエットもありました。



後半は白い衣装にチェンジ、またまた雰囲気が一変しました。






最後まで面白おかしく、また、音楽とは世代を越えて愛されるという事を改めて実感したような公演でありました。


それと、出演者のうち、YUMIKOさんとHITOKOさんと白井寿和さんの3名は偶然にもこの日がバースデーでした。おめでとうありました!


そして、4月6日、場所は変わって仏だん通りにて、広島仏だん通り祭が開催されました。お釈迦様の誕生日(4月8日)に併せて開催されるこのまつり、またまた田辺祐三子さんが出演されるとのことで、2日連続で姿を拝みにいきました。
まちかどライブと称して、いろんな場所で演奏がありましたが、ゆみこさんが出演されるステージを拝見、さらさの森川さんも一緒に出演されました。
田辺祐三子(Vo)、南角綾(Pf)、森川敏行(Gt)




ここでもテンポ良く親しみやすい昭和歌謡のナンバーからセレクトされました。あいにくの雨でしたが、そんなことはおかまいなく、まつりらしく華やかにお届けされました!

ゆみこさんは前日がバースデーだったので、花束の贈呈も!当の本人はビックリされてました。あら?背後が何か点灯始めましたで。


電飾&先手観音が炸裂しました!まさにお釈迦様にリスペクト!いや、アタシには観音様というより大王様に見えるという!




最終的には軽装になって、踊りだし、しまいにはお客さんを巻き込んで行進したり!


お客さんからお供え物(?)の提供もありました!ワタシもわずかながらお供えしました。


ホント、ゆみこさんの催しはいい感じで和みます。出演者とお客さんが一体になれる空間がとてもいいですねえ。あくまでも妄想ながら個人的には玉城ちはるさんとの共演を見てみたい気が。破壊力大となる事でしょう!


以上、2公演をまとめて取り上げてみました。

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