あまりにも暑いので外に出る意欲が薄れるうえに、またもや感染が拡大している状況だと再び『外に出るな!』と発令されかねん気がしてならんのですが…。
それでも、新たなバスネタを捕獲できたので出題してみましょう。芸陽バスと中国バスから。
【芸陽バス】
広島230あ2111、日野ブルーリボン、2021年式、2111。
広島230え2112、日野ブルーリボン、2021年式、2112。
広島230あ2113、日野ブルーリボン、2021年式、2113。
以上3台、一般路線用の新車です。すべて日野車となります。
行先表示のLEDがオレンジ色から白色に変更されたのと、車体正面に日野のHマークが付いたのが特徴でしょうか。それと、ナンバープレートは事業用本来の緑色に戻りました。3台とも西条営業所の所属か?
【中国バス】
福山200か736、三菱ふそうエアロエース、2019年式、H1906。
ローズスターにまた新車?と思ってしまいましたが、どうやら広島200か2599からの番号変更。広島営業所の車両が福山に異動になったようです。
福山200か733、日野セレガ、2006年式、H0604。
居場所と番号が幾度と変わるという奇異な運命の車両で、またまた番号が変わりました。
福山200か278→広島200か1622→福山200か667→広島200か2659→現在に至るという流れのようで。
三次営業所の廃止に伴い、甲山へ異動になったようです。
福山200か412、三菱ふそうエアロエース、2009年式、F0903。
福山200か337、三菱ふそうエアロエース、2007年式、F0702。
以上2台、井笠鉄道からの引継ぎ車。井笠時代同様にカブトガニ号(神辺・井原・笠岡⇔大阪)の専用車ですが、当該路線が運休中のため、広島方面に姿を現すようになりました。ただし、専用ラッピングは剥がされてしまい、真っ白い状態に…。
日産の主力小型車だったブルーバードは、それまでのダットサン110系/210系の後継として、初代310型系が1959年8月に登場しました。ブルーバードのネーミングはメーテルリンクの童話〔青い鳥〕が由来とのことです。前身だったダットサン110系/210系同様に小型車市場では高いシェアを誇り、国内だけでなくグローバル展開も積極的に行われ、日産の歴史に残るヒット作となったのでした。
1960年10月のマイナーチェンジで311型に移行し、翌1961年8月のマイナーチェンジでは312系に移行されました。今回展示されたのは1963年式のP312型の1200デラックスです。
なお、ブルーバードは1963年9月に2代目410型系に世代交代されます。したがって、今回館内展示された個体は初代310型系の最終期のモデルといえるでしょう。
前置きが長くなりましたが実車の姿を。
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見てのとおり、車体色が真っ赤です。もともとは紺色だったのを赤色に全塗装されたそうです。初年度登録以来となる『広5』のシングルナンバーにもご注目。
ちなみに車体外寸は全長388cm、全幅149cmですが、現在の日産のラインナップでいえば、本来ならブルーバードより下位のセグメントに該当するノートよりも一回り小柄であります。時代背景や保安基準も違うので同じ条件での比較は出来ませんが、昔の車はホント小さかったですねえ。いや、今の車がデカすぎるというべきか。
それにしても、このブルーバードのスタイリング、どことなくイギリス風ですねえ。1950年代にはオースチンと技術提携を行い完成車のノックダウン生産を行っていたこともあり、その影響もあったのかもしれません。
車内2態。
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現在の車と比べると至ってシンプルです。ステアリングコラムからシフトレバーが生えてますが、ミッションは3速マニュアルです。
車内もインパネ周りや鉄板の露出部分が真っ赤に塗装されています。
トランクルームも見えるところは真っ赤です。
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つづいてはエンジンルーム。
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さすがにエンジンルーム内やエンジンそのものまで再塗装するのは無理があったようで、本来の塗色となる紺色が残っています。ただ、エアクリーナーは真っ赤に塗られています。
エンジンは直列4気筒1.2リッターOHVです。エンジン型式はE1。技術提携されてたオースチンのエンジンをベースに開発されたものでした。
この車両は、博物館館長が代表取締役を務める株式会社菊屋が1973年に所有、1988年頃まで使用されてたそうです。主に館長さんの奥様が使用されてたそうです。しかしながら、奥様は本年1月に永眠されたとの事で、今回のブルーバードは長年の感謝と追悼の意を込めての展示となります。御冥福をお祈りします。
このブルーバードは半年間の期間限定展示となります。感染拡大防止のため遵守事項などを御確認のうえ、どうぞ御来館くださませ。
福山自動車時計博物館のブログにも、ブルーバードに関する記事が掲載されています。併せて御覧くださいませ。
http://blognews.facm.net/?eid=1238328
7月18日、Yise(広島市中区紙屋町)にて、花鳥風月のライブがありました。
花鳥風月は広島で活躍される女性ミュージシャン4名で構成されるユニットです。約3ヶ月ぶりの公演となりました。久しぶりにお会いしに行ってきました。
もっとも、その2日前(7月16日、前項の記事参照)に、maikoさんとkumiさんにはお会いしたばかりでしたが。
出演は下記のとおり。
kimiko(Vo)、mami(Fl)、maiko(p.f.)、kumi(Perc)
16時より公演開始。
照明を効果的に使ったステージは煌いてましたねえ。なお、位置の都合上、maikoさんが隠れてしまってますが、御容赦くださいませ。実際には4名いますので。
今回は夏の季節ということで、すべて夏の曲というわけではなかったものの、夏がコンセプトとなりました。
〔イパネマの娘〕〔マシュ・ケ・ナダ〕〔ウイスキーがお好きでしょ〕〔アメージンググレース〕〔虹の彼方に〕〔瑠璃色の地球〕〔いのちの歌〕などなど、ボサノバにポップスに、ジャンル問わず選曲されました。
kimikoさんの透明感溢れるソプラノボイス、mamiさんの優雅で伸びやかな音色のフルート、maikoさんの躍動感いっぱいのピアノ、kumiさんのリズミカルでカラフルなパーカッションで彩られた演奏は、青い空と青い海といった夏の爽快感や、夏だからこそ感じたい清涼感、夏ならではのセンチメンタルな感情などが、どことなく伝わってくるようでした。女性ならではの視点から描いた物語ともいえました。
メンバー4態。上から順に、kimikoさん、mamiさん、maikoさん、kumiさん。
kimikoさん以外のメンバーで、インストゥルメンタルも演奏されました。こちらもいい雰囲気出てましたねえ。
例によってライブをやろうにも、思うようにいかない御時世ですが、それでもこうして演奏の機会に恵まれ、ひとつでも多くの幸せが得られることは喜ばしいことかと思います。
定例行事と化してる気もしますが、終演後のひとコマ。
数日経ちましたが、先日はおつかれさんでした。では、またどこぞで。
大山百合香 with LiLiの広島ツアーが7月15日と16日に開催されました(といっても、2日だけですが。麻衣子さん談)。15日は空き高田市高宮で、16日は広島市内で行われましたが、16日に行きました。場所はLive Cafe Jive(広島市中区薬研堀)でした。なお、動画配信も同時進行で行われました。
大山百合香さんは鹿児島県奄美群島沖永良部島出身のシンガーです。縁あって広島県三次市へ移住され、現在は兵庫県神戸市に移られています。
LiLiは広島の鍵盤奏者の住麻衣子さんとパーカッション奏者の田中久美さんのデュオです。大山百合香 with LiLiとして3名のユニットとして活躍されています。
その形態での広島ライブが2月以来久しぶりに開催されたのでした。
大山百合香(Vo、三線)、住麻衣子(Pf、Cho)、田中久美(Perc、Cho)
〔Ohana!〕〔光あるもの〕〔夏のしずく〕〔花のしずく〕〔星の子守唄〕などのオリジナル作品、〔小さな恋のうた〕などのカバー作品、〔童神〕などの伝統の島唄、さらに民謡のインストゥルメンタルなど南国の爽快な風景や情緒を感じる選曲と演奏を披露されました。百合香さんの澄んだ歌声、麻衣子さんと久美さんが紡ぐ豊かな音色、3名の和気あいあいとした微笑ましい雰囲気、幸せそうな光景がとても素敵でした。
出演者3態。上から、百合香さん、麻衣子さん、久美さん。
今回は配信と並行した有観客ライブでしたが、配信もメリットがあるのは承知ながら、ステージに立つ側も客席に座る側も、反応や空気感がリアルに伝わる有観客ライブがやっぱり盛り上がりますねえ。
わずかな時間ではありましたが、おおいに楽しませていただきました。
例によってコロナ禍のややこしい御時世で、しかも、終わりが見えないという極めて厄介な懸案事項でもありますが、それでもライブを無事開催できてよかったですね。またみなさんにお会いできますように。
といいながら、麻衣子さんと久美さんはわずか2日後にまたお会いしたという。おそらく次回で取り上げる予定…?
まず最初に。
天候が不安的な時期ですが、きのう静岡県熱海市で土石流が発生し、物的にも人的にも甚大な被害が起きてしまいました。尊い生命が失われ、安否が不明な方々もいらっしゃるとの事で、どんなに無念だったことでしょうか。
自然災害といえば、西日本豪雨も発生から3年を迎えます。まだ3年なのか、もう3年なのか、どう感じるかは人それぞれかもしれませんが、被害が発生した以上は当事者の心の傷跡は癒えることはありません。
お見舞い申し上げると共に、失われた尊い生命の御冥福をお祈りします。また、これ以上被害が拡大しないことを願うばかりです。
さて、季節柄のネタを出題します。
6月末より、ボンバス(正式にはエイチディー西広島)の『七夕バス』の運行が開始されています。西広島駅で撮影出来ました。
広島200か1332、日野ポンチョ、2010年式、80046。
昨年もこのポンチョが七夕バスに起用されましたが、昨年とは異なるデザインが施されました。拡大画像を。
短冊は最初はなかったのですが、先週のイベントで貼られました。短冊にはどんな想いが込められているんでしょうか。たとえささやかでも、かけがえのない幸せが叶うといいですねえ。特に不安の多い先の見えない現在の御時世では、そう願いたくなります。
バス乗り場での光景を。
それと。
広島電鉄の七夕電車も同時デビューされました。併せて掲載します。撮影場所は南区的場町。