sweet cafe@indigo liner(インディゴライナー)※3rd blog

いらっしゃいませ。カフェという名のブログです。
ごゆるりと御覧くださいませ。
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数日前のゑもの(ラファーゴ?)

2013年06月29日 | クルマネタ
最近路上で見かけたクルマをふたつほど掲載してみましょう。ラファーガとファーゴ、語感がよく似た二車種です。

まずはホンダのラファーガです。路上で見かける機会がぐんと減った一台です。


このクルマが生まれた背景はちょっと複雑でした。もともと、アコードの姉妹車としてアスコットがいましたが、1993年に双方ともモデルチェンジを機に、姉妹関係を解消してそれぞれが独立モデルとなりました。
アコードは北米市場に軸足を置き3ナンバーワイドボディに、一方でアスコットは日本国内専用モデルとして5ナンバーサイズを維持しましたが、インスパイア系のパワートレーン(つまり、直列5気筒エンジンを縦置きフロンドミッドシップで搭載、前輪を駆動)が流用されました。いわば、インスパイアの弟分といえた高級志向のミディアムサルーンでした。同時にそのアスコットの姉妹車としてラファーガは生まれました。外観に差異はありますが、最大の違いは販売系列でアスコットはプリモ店、ラファーガはベルノ店で扱われてました。ちなみにアコードはオーソドックスなエンジン横置きの前輪駆動でクリオ店での扱いでした。
インスパイアの独特のパワートレーンを流用した経緯は、おそらくアコードとの違いを明確にしたいというこだわりと、インスパイア以外にも流用して減価償却を早める狙いもあったのかもしれません。小さな高級車の呼称にふさわしいクルマでしたが、高めの価格設定と個性の強すぎるキャラゆえに主流にはなれず、最終的にアスコットと共に車種整理の対象となってしまいました…。合掌。


もうひとついきましょう。かつていすゞに存在していたファーゴですがトラックを久しぶりに目撃しました。


ファーゴはワンボックスバン/ワゴンとして生まれましたが、後年トラックもラインナップに加わりました。いすゞのラインナップではエルフより下位に位置する1トンクラスのトラックという位置付けでした。しかしながらエルフはいすゞの稼ぎ頭といえるベストセラーなのに、それよりも軽積載となるファーゴは極めてマイナーな存在だったのは否めませんでした。ただ、キャンピングカーのベース車としてけっこう重宝されていました。
やがてファーゴも販売不振から自社開発/生産を断念、バン/ワゴンはキャラバンのOEMへ移行、トラックはアトラス10系のOEMへ移行して何とかラインナップ自体は維持されて現在に至っているわけです。

(注)6月30日、タイトル変更しています。ラファーガとファーゴ→ラファーゴ?

コメント (3)
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Close To You発売記念ライブ

2013年06月26日 | Live(ジャズ/インスト系)
昨日(6月25日)、広島市中区本通のSpeak Low(スピークロウ)にてグレースマーヤさまのライブが開催されました。先月ニューアルバム、Close To Youを発売されたばかりですが、その発売記念ライブツアーで広島にやってきました。


広島上陸は昨年2月以来でした。今回で広島のライブは3回目、ワタシ自身がマーヤさんにお会いするのは4回目となりました。

メンバーは以下の陣営でした(敬称略)。ニューアルバムのレコーディングメンバーであります。この陣営で各地を回られています。

グレースマーヤ(Vo)
荻原亮(Gt)
宮川純(Pf)
安ヵ川大樹(B)
河村亮(Ds)

会場となったSpeak Lowは基本はレストラン/カフェですが、本格的なライブが出来るステージが設けられていて、主にジャズミュージシャンのライブが定期的に開催されています。ライブがない日はレストラン/カフェとして営業されています。ミュージシャンとの距離感が近い空間で、寛ぎながらライブを堪能することができます。

久しぶりにマーヤさんの姿を拝見しましたが、いかにも大人の女性といったセクシーさとミステリアスなオーラが漂っていました。とにかく喋り方や仕草が色気たっぷりでした。
もちろん、ニューアルバムの楽曲を中心に歌われました。マーヤさんはヴォーカリストでもありピアニストでもありますが、今回はピアノは宮川さんが担当されたのでマーヤさんはヴォーカルに徹していました。セクシーなのは見た目だけじゃなく、低音響く流麗なヴォーカルもセクシーかつパワフルでした。そのマーヤさんがほぼ目の前にいたのですからワクワクしないわけがありません!バンドメンバーも表情豊かな演奏でマーヤさんをしっかりサメ[トされました。全員ニューアルバムのレコーディングメンバーでもあり、ニューアルバムの楽曲をナマで見事に再現、完成度の高いモノとなりました。
カーペンターズのカバーでもありアルバムタイトルでもある〔Close To You〕をはじめ、スティービーワンダーのカバー〔You Are The Sunsine Of My Life〕、ボサノバナンバーの〔One Note Samba〕、早口言葉のようなテンモフ〔Them There Eyes〕などなど歌われましたが、特に宮川さんのピアノをバックにゆったりとかみしめるように歌われた〔The Neaeness Of You〕はホント絶品でした!
そのほか、ニューアルバム以外にも昨年発売された〔Poinciana〕からもいくつかピックアップ、さらにアルバム未収録のナンバーも披露されました。

ライブ終了後は挨拶に出向き、少しお話しました。素顔のマーヤさんは思った以上に親しみやすい方なんですよ。約1年振りの御対面となりましたがワタシの事を覚えてくださっており、光栄でした。

ニューアルバム、Close To Youにサインを貰いました(一部画像処理あり)。画像では見えませんが、裏表紙にバンドメンバーのサインも貰いました。


そして、またまた撮らせてもらいました。ブログ掲載の獅`えたら『載せて載せて~』との事でしたので宣伝兼ねて掲載します。


ツアーはまだまだ続けられ、本日は広島から一気に離れて静岡で、明日(6月27日)は新潟で開催されるようで、各地をあちこち回られてるようです。連日おつかれさまであります。そして、昨日もおつかれさまでした。またぜひ広島においでくださいませ!

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昌己さま広島上陸

2013年06月23日 | Live(ポップ/歌謡系)
シンガーソングライターの井上昌己さん、またまた広島にやってきてライブを開催されました。広島市中区中町のライブジュークにて本日行われたので行ってきました。広島での開催は約1年振りとなりました。


メンバーは以下のとおりでした(敬称略)。

井上昌己(Vo&Pf)
江口正祥(Gt)
那須野綾(Per)
松ヶ下宏之(Pf&Gt)

来年でデビュー25周年を迎えられる昌己さん、しかしながら、年齢を感じさせない若々しさで、可愛らしさいっぱいでした。
今回で昌己さんのライブを見るのは3回目となりましたが、優しく伸びやかなヴォーカルに情景が浮かぶような楽曲の世界観、ホント心地よさたっぷりでした。新旧オリジナルの他、他アーティストのカバーも披露されました。選曲もファンからのリクエストから反映されたりもしました。

バンドメンバーも個性豊かな方々ばかりで和気あいあいした雰囲気でした。なんでも、昨日は大阪での公演だったそうですが、昌己さん含めて日付変更線超えて3時頃まで打ち上げしてたそうです。恐るべし!
それと、バンドメンバーのひとりでもある松ヶ下さん、広島出身の方だそうで自らもソロアーティストとして活躍されており、一曲ほど自身のオリジナル作品を歌われました。甘く力強いヴォーカルで注目の的でした。

昨年から三部作と称してミニアルバムが順次発売されていますが、もちろんそれらの楽曲も披露されました。今年に入ってその三枚目が発売されました。〔えにし~春夏秋冬〕です。特にタイトル曲のえにし~春夏秋冬は巡り来る季節の移り変わり、その中で生まれた出逢いと縁を綴った力作です。物販で早速購入しました(画像処理あり)。


参考までに昨年発売された三部作の一枚目二枚目も掲載しておきましょう。
〔願いにかえて〕(向かって右)と〔ただ若すぎた季節のメロディ〕(同左)です(同じく画像処理あり)。


ライブ終了後はサイン/握手会も行われ、本人と挨拶する事が出来て大変光栄でした。
前述したように、デビュー25周年を迎えられます。その記念すべき節目を迎えるにあたって音楽活動も盛り上がるだろうかと思います。その暁にはまたぜひ広島に来てくださいね!おつかれさまでした。
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かざぐるま

2013年06月21日 | レコード室から
6月になるとどうしても思い出してしまいます。村下さんの命日を…。

というわけでレコード室から一点ほど発掘してみました。

村下孝蔵さんのアルバム、かざぐるまです。1986年に発売されました(ワタシが所有してるのはCD選書版ですが)。


どちらかといえば夏向けの色彩が強いアルバムです。
タイトル曲でもある〔かざぐるま〕を筆頭に、明るいメロディで爽やかな〔絵日記〕〔ねがい〕〔君住む街へ〕、切なくなるような〔二人の午後〕などなど青春のまぶしい風景が目に浮かぶような雰囲気が感じられます。

個人的には寄り添うような優しさを感じる〔やさしい瞳〕と、人生の移ろいやおだやかな時間の流れを描いたような〔幸せの時間〕をとても気にいってます。特に後者は地味な曲ですが、最近聞けば聞くほどだんだん味わい深く感じるようになりました。

どうしても〔初恋〕などの代表曲の陰に隠れてしまいがちではありますが、当アルバムも丁寧な情景描写で完成度の高いモノに仕上がっていると思います。25年以上前の作品ではありますが、現在でもさほど古さを感じず、むしろ久しぶりに聞いたら新鮮に感じました。夏向けと前述したものの、夏だけに限らず年中聞いても違和感はありません。



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ロイヤルサルーンツインカム24

2013年06月17日 | クルマネタ

2月に撮影したものの、ブログ上に出し損ねていたネタです。

130系となる8代目のクラウン(1987年デビュー)が路上を走行していました。ハードトップではなくセダン、ナンバーは画像処理してますが、2リッター搭載の5ナンバーモデルです。なお、3ナンバーだとバンパーとサイドモールがより大型となります。


クラウンはこのモデルまでが小型車(5ナンバー)規格の設計で、次世代モデルからは完全に普通車(3ナンバー)専用設計となったので、本当の意味で日本人のために日本の道路事情に合わせて設計されたクラウンというのは当モデルが最後だったかもしれません。

さて、当該車両ですがグレードは上位モデルのロイヤルサルーンです。画像をトリミングしてみました。


エンブレムに注目です。ロイヤルサルーンツインカム24です。2リッターのスポーツツインカム(1G-GE)搭載モデルです。ロイヤルサルーンの2リッターはよりハイパワーなスーパーチャージャー(1G-GZE)の方が主力だったので、スーパーチャージャーではないNAの1G-GEは結構レアな存在だったと思います。
むしろ1G-GEはマークⅡ(グランデツインカム24ですよ)で主力でしたが。

1990年の税制改革で大排気量の敷居が下がったことにより、少し排気量を増した2.5リッター(1JZ-GE)搭載モデルが加わると、1G-GE搭載モデルはラインナップから落とされました。一方でスーパーチャージャーの1G-GZEは最後まで残ってましたが(マークⅡは逆に1G-GEが残り、1G-GZEが落とされました)。

なお、130系クラウンは現在とは比べモノにならないくらい、エンジンバリエーションが豊富でした。とりあえず把握してるだけでも…。
ガソリンが1G-E(直6、2リッターシングルカム)、1G-FE(同ハイメカツインカム、前記1G-Eと入替)、1G-GE(同スポーツツインカム)、1G-GZE(同スポーツツインカムスーパーチャージャー)、1JZ-GE(直6、2.5リッタースポーツツインカム)、7M-GE(直6、3リッタースポーツツインカム)、2JZ-GE(同、前記7M-GEと入替)、1UZ-FE(V8、4リッターハイメカツインカム)。
ディーゼルが2L(直4、2.4リッター)、2L-THE(同ターボ)。
LPGが3Y-P(直4、2リッターOHV)、M-P(直6、2リッターシングルカム)、1G-GP(同スポーツツインカム、前記M-Pと入替)。

グレード構成もセダンは下から順にスタンダード、デラックス、スーパーデラックス、スーパーサルーン、スーパーサルーンエクストラ、ロイヤルサルーン、ロイヤルサルーンG。ハードトップは下から順にスーパーエディション、スーパーセレクト、スーパーサルーンエクストラ、アスリート、アスリートL、ロイヤルサルーン、ロイヤルサルーンG。ワゴンが同じくスーパーデラックス、スーパーサルーンエクストラ、ロイヤルサルーン)。グレードによってリヤサスの形式が異なったり(下位モデル=車軸懸架、上位モデル=独立懸架)、ミッションはマニュアルとオートマでそれぞれフロアシフトとコラムシフトが用意されてました。
う~む、改めて観察すると奥が深いですな。

コメント (6)
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