10月26日、音楽喫茶ヲルガン座(広島市中区十日市町)にて、ジャスシンガー&三味奏者、金子純恵さんの広島公演が音楽喫茶ヲルガン座で開催されました。
現在ニューヨーク在住のスミエさん、久しぶりに日本へ帰ってこられました。
Sumie Kaneko Japan Tour 2018 遊びをせんとやと題して、日本国内のツアーが10月下旬よりスタートされました。このツアーは盟友でもあるドラマー藤岡愛音さんとのコラボで行われています。広島公演は広島のミュージシャンを迎えた広島ならではのスタイルとなりました。久しぶりでもあり、昨年同様にお誘いもありましたので拝見しに行きました。
出演者は以下のとおり。
金子純恵(Vo、三味線)、鳥岡香里(Pf)、中野力(B)、藤岡愛音(Dr)
スミエさんにお会いするのは約1年ぶりでした。三味線ジャズシンガーとして国際的に活躍されてるスミエさん、伝統音楽の良さを踏襲しながら現代の空気感や国際感覚を巧みに取り入れた音楽性が特徴です。楽曲は民謡を取り上げたり、ジャズのナンバーを取り上げたり、肌で感じた様々な音楽要素やインスピレーションを活かした自身のオリジナル曲など、和のテイストと洋のテイストがクロスオーバーした光景は見事でした。盟友のアイネさん、広島で活躍されてるかおりさんとちからさんも、変拍子をしっかり受け止めながら洗練されたサウンドを奏でていきました。
主役となるスミエさん。日本人らしい美貌、高い歌唱能力や独自の世界観の構築で圧涛Iな存在感を発揮してました。
ドラマーのアイネさん。ドイツのベルリンに在住されてますが、出身は広島です。
ピアニストかおりさん。
ベーシストちからさん。
そして、スミエさんといえば三味線!特定のジャンルに捉われない自由自在な演奏を披露されました!
ヲルガン座のミステリアスな光景も、より演奏を印象深くされたように映りました。スミエさんもヲルガン座の雰囲気を気に入られてました。ライブは大いに盛り上がりました。
スミエさんはアイネさんを通じて存在を知りましたが、もともとは広島のジャズシンガーの川本睦子さんがキッカケでした。つまり、むっちゃん→アイネさん→スミエさんというような流れでした。これもひとえに出会いや縁といえるでしょうか。音楽によって生まれた出会いや縁には本当に感謝です。
4名並びの図も。最後に記念撮影しました。
スミエさんとアイネさんは翌日以降もツアーで遠征に向かわれました。また、お会い出来る機会に恵まれればと思います。先日はありがとうございました。
鳥岡香里さんのブログ↓
http://blog.livedoor.jp/kaoritorioka/archives/77378118.html
10月21日、この日は午後から、沙羅の森にて、Afternoon Jazz Liveという催しがあり、行きました。
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沙羅の森は佐伯区五日市町にあるカフェです。湯来方面に向かう途中に道路沿いの看板は目にしてましたが、訪問は初めてでした。
広島電鉄のバスで向かいました(夕方撮影、あくまでも参考)
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バス停降りて少し歩いたら沙羅の森に到着しました(これも夕方撮影、実際の訪問は昼過ぎ)。街中から離れた、自然に囲まれたロケーションに立地します。
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看板ネコに出迎えられました(実際にはもう1匹いますが、隠れたので撮れず)
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Afternoon Jazz Liveは定期的に開催されてるそうで、広島の音楽家の方々が出演されています。今回はシンガーのAYACOさん、ピアニストの鳥岡香里さんが御出演、両者とも面識あり、また、両者ともかなり御無沙汰だったので拝見しに行きました。
14:30頃に演奏開始。
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木をたっぷり使用された店内は、やわらかい日差しも入り込み、あたたかい雰囲気の空間でありました。そんな空間でジャズライブが行われました。
AYACOさんの繊細で伸びやかなボーカル、鳥岡さんの豊かな音色のピアノ、両者によって創造された世界観は、とても完成度が高かったです。また、なんというか、リラックスするような爽快感や安心感に満ちたひとときでした。約1時間の演奏でしたが、あっという間でしたねえ。たくさんのお客さんに恵まれて、盛況でありました。
店内の一部の風景を。
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パウンドケーキとコーヒー(ドリンクは他数種類あり)も提供されました。ごちそうさんでしたー。
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この場所には初めて足を運ばせていただきましたが、この日はどうもお世話になりました。また訪問できる機会に恵まれればと思います。
10月14日、廿日市市のはつかいち文化ホールさくらぴあにて、稲垣潤一さんのコンサートがありました。
その前の週も岩崎宏美さんのコンサートでさくらぴあへ行ったばかりでしたので、結果的に2週連続のさくらぴあ通いになってしまいました。ちなみに稲垣さんのコンサートを拝見するのは5年ぶりでした(前回は2013年11月に三原で拝見)。
タイトルはそのものズバリで稲垣潤一コンサート2018です。全国各地で絶賛開催中です。
現在も続いてるコンサートゆえ、ネタバレになってもいけんので多くは書きませんが、ちょっとだけ。
シティポップスの代表人物のひとりといっても過言ではない稲垣さん、5年前に還暦を迎えられ、デビューから35年が経過しました。それだけ長い実績を積んできてるわけです。
開演時間になり稲垣さんはステージに御登場、紳士的な出で立ちは年齢を感じさせないオーラがさりげなく漂ってました。
楽曲は1980年代、19990年代、2000年代以降のレパートリーから幅広く展開、レイニーヴォイスと絶賛されてるセクシーな独特の歌声は色褪せることなくしっかり健在でした。むしろ、より深みを増してたようにも感じました。バラードもあり、アップテンポナンバーもあり、出会いと別れ、哀しみや喜びに満ちた、多種多様なラブソングをたっぷりと遺憾なくお届けされました。
稲垣さんと共にステージに立たれたバンドメンバーも、これまた実力派揃いで、原曲のアレンジを再現するような演奏がとてもクオリティが高かったです。だからこそ稲垣さんも安心して歌えたことでしょう。
稲垣さんといえばドラムを忘れてはいけません。ドラムを演奏しながら歌うシンガーの存在というのはあまり聞きませんが、稲垣さんはそれが自身のアイデンティティです。今回もドラム叩きながら歌うという技を披露しました!特に佳境に差しかかるにつれて客席はスタンディングで大盛り上がりでした。
季節柄、夏の終わりを惜しむような切なさを強く実感するような内容でしたが、もちろんクリスマスのあのナンバーは登場!もうすぐやってくる冬の季節の訪れを実感したのでありました。
35年も音楽活動を続けられた稲垣さん、長い活動の中で稲垣さんの音楽はたくさんの人たちの記憶に刻まれて思い出として残っていきました。そして、コンサートでリスナーのみなさんの青春が蘇ったことでしょう。これからも思いを重ねることが出来るような音楽をお届けしていきたい、稲垣さんのそんな言葉が印象に残りました。これからも末永い活躍を願いたいと思います。広島公演おつかれさまでした。
広島市内を走る路線バスは車体前面に垂れ幕を取り付けられています。一部ではありますが撮影できた中からいくつか。
広島電鉄。
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LEDの行先表示も仕鰍ッあり。
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広島バス。
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広島交通。
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圏zバス。
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中国ジェイアールバス。
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並びの図2態。
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広島電鉄のリーグ優勝記念花電車の運行も行われました(10月11日までの運行でした)。
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最後はまったく話が変わりますが、これもカープにまつわるネタですので掲載します。
映画『鯉のはなシアター』が先月より上映開始されました。某カフェのオーナーのお薦めもあり拝見してきました。
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細かい内容はここでは伏せておきますが、経営難に陥っていた広島市内のとある映画館の再起、同じく経営難だった創生期のカープ、両者をリンクさせた物語です。広島で全編ロケが行われました。
蛇足ながら、ワタクシの知り合いの方々が数名エキストラで出演していたという!
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8月にニューアルバム、PRESENT ~for you*for me~
がリリースされました。それに伴うコンサートツアーが先月より始まりました。広島は廿日市へやって来られました。そういえばワタシが宏美さんのコンサートを拝見したのは5年ぶりでした(前回は2013年7月に三原で拝見)。
コンサートツアーは各地で順次行われることもあり、ネタバレになるのも問題ですので多くは書きませんが、さくらぴあでの模様をちょっとだけ触れてみます。
久しぶりに姿を拝見した宏美さん、デビューから40年以上経過し、本年で還暦を迎えるに至りました。ちょっと前まで40代のイメージだったんですが、時の流れは早いですねえ。ステージに立たれた宏美さんは長いキャリアを重ねたベテランならではの貫禄、現在を自分らしく生きている大人の女性の輝きや美しさが十分に伝わってきました。
とても伸びやかで透明感たっぷりな、どことなく哀しさが漂い、哀しさの中にも秘められたぬくもりを感じる歌声は年齢を重ねるにつれ、味わい深く感じられました。また、ストリングス、アコースティックピアノ、ベース、ドラムによる洗練された演奏をバックに歌う光景も優雅に映りました。派手な演出はないものの、とても存在感高かったです。
ニューアルバム『PRESENT ~for you*for me~』はさだまさしさん、岡本真夜さん、Coccoさんなどなど多彩なアーティストや作家によって楽曲が書き下ろされました。テーマは贈り物で、アーティストや作家から宏美さんへ、そして、宏美さんからファンのみなさんへの贈り物といった趣きでしょうか。そのアルバムからの収録曲を中心に、往年の懐かしいナンバーもピックアップされ、若かりし頃から現在までの宏美さんの世界を堪能しました。
客席前列には熱心な親衛隊のみなさんがいらっしゃり、彼らを筆頭に客席内を大いに盛り上がりを見せました。そして、それに応える宏美さんをはじめとした出演者も、最高のパフォーマンスを見せてくださいました。
それと、広島は7月に大規模な豪雨災害に見舞われてしまいましたが、宏美さんから、
『広島、がんばってください』
歌い手ゆえに自分に出来ることは歌を届け歌い続けること。あたたかいエールを贈ってくださいました。
最後は広島という土地を尊重し、宏美さんはなんと真っ赤なカープのレプリカユニフォームを着用して歌われました!広島のファンのみなさん、とても大喜びでした!
この日は広島にお越しくださり、ありがとうございました。また拝見出来たらと思います。
そういえばワタクシ、次の日曜日もまたさくらぴあ通いだという。