バスの撮影の合間に、路上で見かけた懐かしの車両から出題してみましょう。
まずはスズキワゴンR、初代モデル(CT21S)。
1993年9月に発売されたスズキのワゴンR、当時のアルト/セルボモードをベースに背を高めたワゴンボディを構築、軽自動車という制約の中で生まれた機能的なパッケージングは好評を博し、スズキの想定を上回るヒット車となりました。ワゴンRの登場は他社にも影響を与え、背の高い軽自動車が現在主流になったのも、このワゴンRの功績でありました。
ちなみに、この個体は特別仕様車のLOFT(ロフト)であります。生活雑貨のロフトとコラボしたこの仕様は、外観上は黄色いサイドデカールと大型サンルーフが装備されてたのが特徴でした。
そういやあ、ワゴンRも来年で生誕30周年です。
つづいてはニッサンマーチの初代モデル(K10)。
マーチの初代モデルは1982年10月、日産の底辺を担う世界戦略車として登場しました。軽量コンパクトな車体で、高い基本性能を持つ合理的な設計で、ベストセラーとなりました。最初からロングスパンを前提とされており、10年近くに渡って生産・販売されてました。さすがにモデル末期は古さが否めなくなってたものの、機能的で廉価でもあったので、販売は好調で、ニッサンの屋台骨を支えていた車種でした。この個体は1989年以降の後期型です。かつては大量に走っていましたが、上に掲載したワゴンR同様に基本的に消耗される実用車ゆえに、一気に見かけなくなるのですが、久しぶりに実動車を拝むことが出来ました。
なお、マーチは本年で40周年だが、しかしながら2022年現在、新車で販売されてる4代目マーチはまったく存在感がないねえ…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます