DDR政府専用列車3

2021-08-31 | 鉄道模型

DDRマークのダメなやつに““#000“の筆を使って車体の緑色を流し込みます。


使用前1


使用前2


使用後1


使用後2

これが一番ダメだったやつです。

後は1日乾かしてから・・・拭き取るのかこそぎ取るのか考えます。


DRマークだけだった2両目にスタバマークをつけます。


爪楊枝の先でこそぎ取りました。

どちらが正しいのかわかりません。

ランナーに塗装が掛からないようにマスキングしておけば、本当はキムワイプよりもIMONのハイテククロスの端切れを使って拭い取るのがベストのものにつながりそうな気がします。

キムワイプは繊維が残るのです。(普通の作業では考えられませんが、この世になかなかないほど小さくて尖っている物体を相手にしているからなのかなと思います)


一番ダメだったスタバマークを貼り付けた1両目のDRマーク取り付け車。

番号の覚えのために写真を集めているのです。

これで12両中6両磔が終わりました。

7両終わると闘志が盛り上がります。

そこで作業を始めたのですがDRマークを整形しているとき謝って下に落としてしまいました。

今日は床に落とした小さいものを探す専用の眼鏡(実はブログを書くのに使うものでもあります)を使って必死に探したのですが直下1m平方の範囲にどうしても発見できません。

絶対に落とさないように全神経を張り詰めて作業していますが、この”“DR“マークは10回ほど落としました。

10回目で無くしました。

それを探すのにまさに必死で数時間探しましたが見つかりません。

政府専用列車の仕上げには完全に黄色信号、 「Y Y」の警戒信号くらいです。

3両✖️4セットの中一つ入っていませんでした。

欧州プラ製品にはかなり高い頻度であります。こういうことが。

一つでもなくせば取り寄せ部品を待つ以外はなくなるわけで、片付きません。

重要なことは片付ける・・・作業スペースを作る=作業環境を整えることです。

イモンの模型生活全体に「Y」2灯点灯です。

明日も寝る時間を削っても何時間かけても1m四方の範囲を探し、8件・・・いや発見まで持っていかなくてはなりません。

机の下面にはLED照明が付けられていて、さらに超強力なLED懐中電灯もあるのに見つからないのです。

落としていないのでは?

服についていないか?

足の裏についていないか?

ピンセットについていないか?

椅子の脚は?

今日も最高に頭を使って探しましたが、明日もそれを続けるだけです。

有効な作業はほとんどできませんでした。(ブログの進行は実際の作業より1日程度遅れていますので)

お客様取り付けパーツ、欧州ものにおいてはたった一つの予備もない場合がほとんどですが疑問が大きいです。

このDRマークも抜き落としエッチングならおそるべき技術を要するランナーとの接続部のやすりがけが必要ないうえに10倍綺麗です。そして同じコストで20倍の数ができます。

ゴム系接着剤で正確な位置に貼るのはやすり掛けと比べるならば「屁」みたいな簡単な作業です。

ナサケナイ模型作りに対して呆れ返るばかりです。







東独DDR政府専用列車

2021-08-30 | 鉄道模型

Tillig(ティリッヒ)の看板商品、DDR政府専用列車セットです。

こんなものは今やらなくても良いのですが手を出してしまいました。

2017年 70033
2018年 70039
2019年 70046
2020年 70048
と毎年発売してきていて2021年には最後の1両が発売推される様です。

増田さんと私が東独を訪問していた時代にはこの車両は無かったのかもしれません。


戦前形特急気動車による臨時列車1976年12月 ベルリン・ウールハイデ 既出ですがポップアップします。

「ウィキペディアによると1975年まで東ドイツ国鉄によって運行された」とありますが、これは1976年12月です。

この車両は政府専用列車だったと言われていますのでホーネッカー自身が乗っていたかもしれません。

この後東ドイツ=ドイツ民主共和国はホーネッカー王朝の様になって行き、この皇帝列車に行き着いていくのかなと思います。


エッチングによる“DR"マークを貼り付けなくてはなりません。 (裏側のゴム系クリア接着剤の様子を見せています)

DDRのマークはエナメルを入れなければなりません。 それは置いておいて“DR“だけでも貼っていきます。

しかし、管理上ランナー付エッチング板ですが、抜き落としにして欲しかったです。


貼った姿です。


貼り付けた直後はこんな塩梅です。

この状態で正しい位置に圧着して、指先で丸めたゴム系接着剤のなまボールでネチョネチョと絡め取ります。

この基本的なゴム系接着剤の使い方を知ることから工作は始まると思います。


70033の3両に6箇所の「DR」マークを貼りました。


塗装乾きを二日間待った“DDR“エンブレムです。 


「エナメルシンナー+キムワイプ+木片」で拭き取りします。

全然うまくいきません。

ランナー部分には塗料がかからないような工夫が必要でした。


真ん中の右上に全然ダメな一枚があります。


この右側のが最悪の一枚です。


切り抜いてランナー跡を注意深くやすり仕上げをしてから)貼り付けます。


貼りました。


ゴム系クリアの付け方。 これで強く押し付ければOKです。













こんな調子で70039の3両に貼り終わりました。

この後は「DR」エンブレムだけの70033の車両にスタバマークを貼っていきます。

そしてエナメル失敗したエンブレムにもう一回エナメルを入れる作業です。





東ドイツ政府専用列車

2021-08-29 | 鉄道模型
東急電車にはまだ手をつけられないので東ドイツ政府専用列車を片付けます。

思えば遠ざかっていた欧州型に手を出すことになるきっかけは散歩です。

“となりのトトロ“には“さんぽ“という歌がありますが、自分がするものとは夢にも思いませんでした。

私の股関節の手術が2019年12月、それが経過して三ヶ月目を待って行われた肩の腱断裂の手術は2020年2月でした。

リハビリが必要になっての散歩です。

近所に3店舗の鉄道模型店があり、結果的にそれを尋ねるコースが定番的になりました。

近い順に“U-トレイン““チムニー““モデルスIMON渋谷店“です。


タイミング的に東欧の機関車客車が出ているところだったので傾斜しました。

ドイツ民主共和国(東ドイツ)政府専用列車も2017年発売開始で毎年3両セットが発売され現在12両、おそらく最後の1両で完結です。

欧州型は残念ながら買っただけでは完成していません。

日本のプラ16番も似た様なものですが、自分で色々つけなければなりません。


東ドイツ政府専用列車の場合は0.15mm厚のエッチング版にエナメルを入れて磨き出して貼らなければなりません。

エナメルはどれにしましょう。

色々実験した結果XF26が中心となりました。


金メッキされた東ドイツのマークを使います。


四角い余分なものがついています。


切り落として整形します。


エナメルを剥がすやり方を考えました。

マスキングテープに貼ったまま作業をするつもりです。


吹き付けました。

まだダメです。


エナメル塗装完了











セキ撮影

2021-08-28 | ノンジャンル
セキの写真の前に目指したセキの積車の姿を紹介します。


散々お世話になった鈴木充著、発行の“三十噸積石炭車セキ1を探る“から


芦別の例と


美唄の例です。

この資料はあと僅かIMONにもありそうです。 資料的価値として買っておくべきです。


セキ1形Aタイプ セキ13一位側


セキ13二位側


セキ19一位側


セキ19二位側


セキ1形Bタイプ セキ42一位側


セキ42二位側


セキ47一位側


セキ47二位側


セキ19+セキ47


セキ47+セキ19


セキ13+セキ42


セキ42+セキ13

車輪側面を塗装するべきでした。

とても面倒でできませんが・・・おいおい考えます。

技術的にはわけないです。 手間が面倒くさいだけです。 そういう意味で余裕がない時に仕上げた残念な気持ちです。