「模型工作室から」シリーズだけが現在書き込み可能なので少しお付合いくださいませ。
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我家にちょっと前からあるHO
1067のオユ10と最近組屋さんから上がってきたFABキットを組立てたスロ62です。
まずオユ10に手を出します。
此所では走行用整備、カプラーをIMONカプラーに交換します。
画面に見えているのはHO-101ではなく1mm長いHO-103のような感じですね。
スロ62;
FABキット、ヴェスターヴィーゼキットベースでIMON特製品があれば言うことはないのですが、製品作りの合間での組立ではなかなか入手困難、井門義博は自力更生に励むしかないのが実情です。
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パネルライトはなんとD101-330を使っています。 歴史を感じますね。
中央部にチップLEDを置いて反射鏡で左右に飛ばすのですが、チップLEDの光が弱い時代だったので光量が足りないです。
現在チップを並べた室内灯が流行っていますが逆に光量が大きすぎて全然だめだと思います。
“蛍光灯照明下に有る状態”を“昼間屋外”と仮定するのが鉄道模型の決まりですから、太陽光に負けない「大光量室内灯」を点灯させた鉄道車両などというのは‘噴飯物’です。
(すみません、口が悪くて)
暗いのも問題ですが郵便車でがらんどう、消灯も有り・・・というものの、窓配置の面白さを生かす意味では点灯も結構なことであるというレベルなので可とします。
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編成用ケースの整備に掛かります。
持ち出して遊ぶ算段でしょう。 ノーブルジョーカーの運転会に持ち込んで遊ばせて貰うたくらみかと推察します。
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実は編成用ケースには間もなくモデルチェンジが有ります。
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構造が変わり価格は上がります。
「物凄く良くなって価格は少し上がる」と言いたいところです。
折角定着しつつある編成用ケース、価格は抑えて大きく構造改革して強化を狙います。
日本型用のモデルチェンジの前に“新幹線・外国形用”が新システムで間もなく発売されます。
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八雲工芸の900形蒸機HO
1067の貴重なキットを入手しました。
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車輪の黒染めをまず実施しました。
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後に写っていた箱の中身は宝石用ルーペです。
どちらもトリプレットタイプの10倍ルーペです。
左が日本製
(金属鏡胴)、価格はむしろ安いです。
右はU.S.A.鏡胴はプラ製、ボシュロム、高いです。
お奨めは高価で安っぽいボシュロムです。 軽いので作業に上手く使えます。
ジュエリーを見るには日本製が良いかも。 しかし重いので模型工作には向きません。
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900形のバルブギヤ―を黒染めします。
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水で洗いながら良いコンディションで染め上げます。
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組み立て前に車輪の塗装をします。 1.5㎜幅のマスキングテープで踏面を上手くマスキングしようという訳です。
踏面さえ綺麗にマスクできればフランジ部は適当でも大丈夫です。
IMONのC60の動輪と先輪
(右端)
間に挟まっているのが900形の動輪と先輪です。 900形は組屋さんに持ち込むつもりです。
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左からマスキング済のタイヤ、テープを内側に折り込めば成立する状態、踏面だけマスクされてフランジがマスキングされていない状態です。
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オイルレスメタル部、ギヤも含めてマスキングしました。
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C60の分までマスキングしました。
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それを割箸に固定して手持ちで吹付塗装するつもりです。
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ミッチャクバインダーを塗り、塗装しました。
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C60のテンダー車輪は車軸にに錆色を吹く事にします。
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マスキング終了。
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吹き付けました。
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マスキングを取っていきます。
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塗り上がり状態です。
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直ぐに作業開始できませんので、元の袋に収めて仕舞います。
900は組屋さんへ。
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こちらはスロ62に掛ります。
IMONの塗装済みロザ椅子をグリーン車椅子取付板に載せていきます。
取付穴の外側に寄せた状態にして乗せていくとスロ62のシートピッチ、内側に寄せるとスロ54、オロ11、サロ165、キロ80等のシートピッチになるようにしてあります。
スロ60は中間です。
週末もてんで忙しくて工作もブログも厳しそうですが何よりも9600の研究に全力投球です。
そんな中、意外に図面と実物はそんなに大きくずれていない可能性に気付かされたところがあります。
今までの9600の模型は何だったんだろうと思う程実物の9600のドームは高い感じがするのですが、当初丸かったドームの肩が張った状態である事が大きく高く見える原因かもしれないと感じ始めました。
さりとて実車はそんな説明では追い付かない程の違いで、百戦錬磨のウチの工房長とエースが「図面とかなり違う」と言うのでもう一回議論してみる必要がありそうです。
ご存知の方も居るかもしれませんが、砂箱の頂部も丸く膨らませた・・・それによってスチームドームと同じ様な高さに見える改造車も有ったりします。
ところで、この場を借りて9600キットA,Bを買われたお客様に伝言をしなくてはなりません。
二段ランボード、中央部の下にエアタンクが入って居る形です。
これは、最初から空制で落成したカマのスタイルの様です。
69666辺りから後なのですが69680や69683など結構多くの例外が混じり込んで居ます。
当初空制装備機と真空ブレーキ機が多少前後して落成している感じです。
動輪が13本スポークに切替ったあたりから二段ランボードの段差が大きくなる変更が加わって居ます。
そして、真空ブレーキだったそれ以前の機関車を空制化する時に、改造形態を二段ランボードにしたものは後期の段差が大きなタイプの二段に作られている様なのです。
結果として全体では圧倒的に段が大きなもの
(後年の改造による二段)が多数派ですが。
お別れ列車を牽いたその線区の花形を作りたいが、屋根が延長されて「長く」、テンダーは背が高くて模型としては干渉しそうだと見えるので困って居ます。
さあ、明日も朝から晩まで「9600尽くし」だろうと感じています。