9600キット組立㉔機関士側ランボード下配管

2018-02-28 | 鉄道模型
工作机周辺を片付けるのは一騒ぎでしたが、早くも9600に取り掛かっています。

でも、こうしてみると9600の組立記事も遙かに遅れていて太古の昔の話を書く気分です。

それはそうと、このブログは我家の嫁と4人の息子は全く見ませんので此処で書いてしまいますが、息子が小さなわんこそば大会で優勝したそうです。
一寸だけ恥ずかしですが偉い!よくやった!


9600に於いてもイモンは変な作り方が得意です。

此処と思った位置に帯板ハンダ付けします。

強度は欲しいですが、ランボードを突き抜けるわけに行かないのでこんな手を使うのです。


エコーの細密パイプの短く切ったものを差し込んで帯板にハンダ付けです。


平行が出るようにボール紙挟んで2本目を同様にします。


一段目はキャブ下で内側へ行き、二段目はキャブ裾に沿って丸く行きます。


次は三段目、キャブ下ですが、耐寒用分配弁の下に回り込みます。


すみません、この写真は何を撮ったのか覚えていません・・・


機関士側キャブ下に関わる工作は楽しく終了、最初の帯板は三段目のパイピングの直下でパチッと切られてしまうのです。

そして、フロントデッキ下からコンプレッサー裏側に入る配管作りました・・・がこの作業は何故か後回しになってしまいます。

記憶に無いです。

ナサケナイな、と思いつつ、つづく







小田急1700ようやく完成

2018-02-27 | 鉄道模型
ヘッドライトを取り付けます。

余り上手くいきません・・・


一つのヘッドライトは、裏側を極限まで削りすぎたようで、塊状のレンズを押し込んで接着したらライト裏側が出っ張ってしまいました。


出っ張った分ライトの土台を削ることにします。

決して高級な歯科用機械では無く一番安い機械で「掘り掘り」します。


真鍮まみれの顔になってしまいました。


次は運転士、助士の椅子表現です。

16番時代から常時大量に準備していたシート表現・・・この頃は室内灯が暗かったので青いモケット表現も明るめでちょうど良いです。


切って貼り付けました。


デハ2両、上下合体させてみます。


まあまあ上手くいきました。


上回り側にゴム系接着剤で付ける胴受座一体の胴受け、二分割して横幅を合わせて貼り付けます。

モノは・・・実はIMONの“J”1/80小田急1300用を真ん中でちょん切って少し詰めたモノです。


サハも上下合体させてみます。

室内を這うリード線、これは自車には関係なく、デハ2両の集電をよくするためにISカプラーでやりとりするためだけのリード線がやや邪魔をしてトイレと放送室が上がる感じです。


キムワイプとマスキングテープを使って削る部分以外を守ります。

無事だったとはいえ、ヘッドライト掘り掘りのようになったら大変です!


削りました。 上手くいきました。


ヤマユリのエンブレムを貼り付けます。

勿論ゴム系です。

エンブレムは、原宿店で買った委託品のアダチの16番1700系のエンブレムを工房に渡して1/87にして複製して貰ったものです。

この美しさに唖然

はっきり言って狡すぎます。


貼った姿です。


同じく!


看板です。 

ヘッドマーク!

狡い! 南品川工房長のお世話になりました。

作って貰ったこと白状しますが詳細は秘密です。


看板載せてみて位置などチェックです。


繋がっていた所の乱れをカットして


なんと!完成です。


食卓の上、モノを寄せて線路を敷き、試運転です。 背景はバナナとブルドックソース。


これも1704側、下り側先頭です。


こちら1703側、上り側先頭です。

3月21日発売の“とれいん”に載ると思います!是非買って見てやってくださいませ!


車体高さが気になってIMONのモハ31系と並べてみました。


まあまあかなァ

苦心惨憺でしたが、できあがってしまうと「1700ロス」というショック状態に陥りそうです。








小田急1700ようやくか?

2018-02-27 | 鉄道模型
小田急1700もようやくゴールが見えてきました。

(と言っても、絶対間に合わなくなるから喫茶カウンターは置いてけぼりです)


小田急ブルー?いや違う、グレーかな・・・

と迷った末に選んだダークグレー・・・に塗りました。

もう少し明るくても良かったかもと思いますが、ぜいたくは禁物!


少し薄めに溶いたフラットホワイトで計器類に色差しします。

私自身は経験充分なのでこの濃さで大丈夫と思ったのですが


片方が小惨事になりました。


拭き取ったら何となくドライブラシでフィニッシュ掛けた感じになりました。


マスコンやブレーキハンドルに色差ししました。

ヤスリで削るとき、ブレーキハンドルを曲げてしまい、直そうとして片方折ってしまいました。

最後尾、新宿方デハ1703に使います。

ブレーキハンドルが無いのが当然かなと・・・

(「それならもっと綺麗に仕上げろよ」と思いますが壊れたイモンには無理?)


ワイシャツの型紙を下敷きに使う仕上げ段階、線が7本引いてあるのは1700のシートピッチです。

実物900mm、模型で10.333333mm(窓2つ=31mmに椅子3列です)


キハ82系の椅子の残りです。

20年近くも(工房様が)とってあったことで助かったイモンです。

イモンは昔、16番電車百両分ほどシートカバーを付けました。

その時のやり方は修正液で書き込む(薄め液も用意して常に最適な濃さを維持するのがポイント)のですが、今回、新品の修正液と薄め液を用意しましたが、この塗装済シートが発見されて使わずに済みました。

そして「狡い」ほど綺麗な仕上がりのものが使えました。



キハ82系の椅子はなぜこの様な色か?

 → 明るめにしてあります。

昔は概して室内灯は暗かったのでだいぶ明るい色をわざと使いました。

キハ58や165系のプラ椅子もこの明るい色で成形されています。

今のナハ10系のプラ椅子は明るさを抑えてやや暗くしてあります。

IMONの室内灯が充分明るくなってきたからです。


1.5V球を使うものも含めてのヘッドライトの明るさとの比較から言って、最近の明るすぎるLEDパネルライトは「NG」だと思います。

側面の窓から漏れる光の強さはヘッドライトに照らされた前面方向の光の1/10でなければならないと思います。

少なくとも窓よりサイドの行先表示サインの明るさの方が強いです。

ヘッドライト>サイドの行先表示サイン>窓からの漏れ出る光 です。


模型を運転する部屋の室内照度が実物の列車が走る晴天か明るい曇り空の中に相当しなければならないから、その点から言っても明るいパネルライトは「NG」です。

昼間、室内灯の光が煌々と照って見える実物はありません。

そしてHO程度の模型は白昼「屋外」で走らせるものではなく、室内で走らせるものです。


裏側に取付位置をしるしました。

この「取付板」は“トビカ”で塗りました。

この塗装を終わった瞬間に気が付きました。

我家の“トビカ”は古い、暫く使っていなかったから吹出口に“トビカ”が凝り固まっているらしく、本来の性能が出ていませんでした。

ボテボテに分厚く塗れてしまっていたのです。

強度も出て居ません。

残念C59!


6脚並びを8セット、5脚並びをひとつ作りました。

小田急1700では、椅子と椅子の間隙がぴったり窓のど真ん中に来るタイミングが窓2つ、椅子3つに一回来ます。

今回イモンが作っている1700の床板取付の為の「バー」がそれを意識した位置に付けてあります。

それはIMON製品の椅子の付け方をヒントにしています。

IMON製品は車体上回りには何もないのです。

(↑ヘッドテールが有る車両は例外)

下回りに室内仕切、椅子、室内灯が付けられています。

上回りを下回りに取り付けるビス穴付きアングルは椅子の間に落ちるようになっているのです。

中々中身はチェックできませんですね。

これは五反田工房長のアイデアです。

シートカバーを驚くほど綺麗に早く塗装するアイデアも五反田工房長です。

特許級のアイデアだと思います。

(カバー付き椅子;分売開始を急ぎます。 ロザは出て居ましたがハザは忘れていたのです)


シートピッチの確認。

「椅子3脚セット=窓2つ」はイモンの1700の根幹をなすものです。


椅子+取付板接着終了。


切断!

結局一番慣れている糸鋸で切ることにしました。


ヤスって並べてみたところです。

FM-Dの為に上がっている床板部分に持ってくる椅子です。


3mm厚木製床板の上に並べて他の分と比較をしています。

最終的にはもっと徹底的に削ってから取り付けました。


全部並べてみた状況です。 3両分の全てです。


一脚だけの椅子を曲がらずにアングルに載せるのは難しいのです。 少しでもセットに近づくように取付前にゴム系でピッチ通りに固定してからアングルに接着します。

5mm幅厚0.2mm真鍮帯板を黒くするのに時間が無いのでいさみや常温黒染液使用!


貼り付けました。

これは間違いだったのですが、まだ気が付きません。

イモンのデハ1700の場合、椅子の取付方区画は、後方から

「1/3/6/2+(1)/(2)」

となっていたのです。

「()内の数字は高床式椅子です。」

高床式椅子は3列ですが並びません。

「/」は車体と床板をビス止めするために左右のアングルを跨いでいる極太帯板が割り込む位置です。


前面貫通扉左右の手摺を付けます。

木片に1703とあるのは現物合わせで半田付けしたから相手先は決まっていますという事です。


接着する順番としては、

① 貫通扉左右の手摺

(①の内側出っ張りを切り落としてそれに密着する位置に)運転台

③ 運転台仕切板

④ 客室内椅子

と付けていきます。


その途中で使った手作道具を撮ったつもりですが、端に行ってしまってなんだかよく分かりません。

細い物をいじるための0.3㎜燐青銅線と真鍮1.5mm角材を「J」字形に曲げたもの=車体内側アングル上に椅子を押し付けるための道具です。

縦横下から見て曲がっていないように真直ぐ付けるのは物凄い「しつこさ」が必要です。

IMON完成品電車の構造を使えばあっという間に正確にできてしまいますがペーパー車体にはあり得ない構造です。


デハ1704は椅子の向きから言って湯元側で前向きなのでテールライトは「白」にします。 転じて通過標識灯です。

次はヘッドライトなのですが、途中のイモンの能書きが長すぎたのでまたまた

「つづく」 でした・・・







小田急1700屋根上と室内仕切り

2018-02-25 | 鉄道模型
小田急1700に関しては「反省の弁」しか出てきません。 そもそも「こんなに大変だと思わなかった」も一つですが、妥協しながらスマートに作ると言うことが全く出来ません。 ともかく勉強になり、自分を見直す良い機会になりましたが作品そのものは失敗の集積をてんこ盛りにした状態です。


屋根上配管は大失敗です。

箕川さんに教えていただいたデータの位置に取付部を簡単にハンダで付けて作ったのは良いのですが、もう少しきちんとした取付部を作るべきでした。

例えば0.3mm×0.8mm帯板の真ん中に0.5mmの穴を開け、0.5mm真鍮線を直角に突き刺してハンダして上側面を削り、そこに配管2本をハンダ付けして左右に余った部分をニッパーで切り落としてやるべきでした。

そうしておけば思った位置に配管を配置できたし、屋根に開ける穴は0.7mm位とか大きめでも帯板で隠れるから取付も楽でした。

屋根上母線というパーツがエコーにあり、屋根上に配管を固定する器具も同梱されていますが、小田急1700の素っ気なく台の上に配管が乗せられているように見えるのとは全然似ていないものです。

簡単に済まそうとするときのイモンのやり口で「曲げた帯板片持ち」です。


銀河モデルのNゲージテール反射板です。

屋根上の配管が屋根に刺さるところ、縁が有るのでそれを表現しようとしました。

既存のワッシャ類は大きすぎてだめです。 このテールレンズが「まん丸」で「薄く」て「真っ平ら」「小さい」のチャンピオンだったので買ってきました。


家で見て、実際計ってみると大きい!です。 穴を開けてみました、0.6mm穴です。 やはり大きすぎてだめでした。

此処に縁があれば、配管固定台の話と同じでぼろ隠しに成るので大きな取り付け穴が開けられるのできちっとまっすぐな模型に出来るようになります。

さて、このテールレンズより小さくて理想的と言うべき真鍮ワッシャが一つだけありました。 これは何処に使われているものなのか?

こちらは「1個有るだけでは役に立たず」で終わりました。


デハ1703の屋根上、刺してみました。

問題はパンタ下に持って行くところ、浮き上がってしまっています。


↓その問題は1コ穴、折り曲げた0.5mm洋白棒で押さえて「なんとかし」ました。

問題はこちら、デハ1704です。

取付具の関係で思った位置ではなく、車体外側に寄ってしまいます。
→そのためにパンタ脇のランボードに干渉します。 実物だったらあり得ないことです。

時間があれば懲りないイモンは作り直すのですがなにぶん締切があります。


そこで、ランボード付けてみました。

妥協かな・・・

こちらもパンタ下、1コ穴+折り曲げた0.5mm洋白棒で押さえて「なんとかし」ました。


反則、或るいは変態的ランボード取付、脚にゴム系で脚の無いランボード板を貼っていくやり方、結果で言えば成功でした。

脚、一つ置きに付ければ大丈夫だし、位置の微調整は効きます。 紙製のランボードの反りや癖もゴム系に掛かれば問題なしでした。

ただし、最後に脚を上板と同色に塗る時、見当が外れて屋根を塗っちゃったお粗末な大惨事が結果的には最後までカバー出来ませんでした。

「失敗」になるまで欲張るイモンの性格の問題ですね。


サハもランボード貼りました。 ランボード貼った状態で両隅の小部屋のベンチレーターの位置決めに掛かります。


終了!

塗装しておいた小部屋の仕切が思惑通り一致するかチェックです。


すると、我が1700の妻面はまだきっちり平面が出ていない事が判明!

これもだいぶ前に「トビカ」を吹いていたホワイトメタル製幌を引っ張り出してチェック、コレを接着して平面を決めようという算段です。

(トビカが綺麗に塗れない、剥がれやすいという悩みがあります ← 後で原因は解明されます)


パンタグラフにも手を出します。 IMONの1/87PT-42です。

黒は完売でしたのでグレー1個と銀1個を“トビカ”で塗ったものです。

その時に摺板をマスキングしていましたので剥がし、銅色ではない部分に黒エナメルの色差しします。


屋上配管のパンタ下部分を抑え込んだ留金の辺りを粉物で汚してぼかします。


ゴム系クリアで幌を接着します。

接着後、直ぐに指にゴム系を出してねちょねちょして団子を作り、それをピンセットではみ出したゴム系糊を絡め捕ります。

そのあと幌を下にして車体を立てます。

寸法を出したボール紙のスペーサーを車体内側の妻面上に置き、その上に昔から転がしてある16番用の電車や電機のウェイトを積んで2~3時間放置して幌を強く接着しようと企みました。


幌を車体に当ててみると、幌上部車体側が雨樋と干渉することが分かり、内側上部をヤスって雨樋を避けられるようにします。


幌付けました。

いろいろ考えていた作戦は全て無駄で、ゴム系接着剤の昔とは別物になった進歩に唯々驚かされました。

失敗も、下手もすべてカバーするスーパー接着剤!

ちょっと押さえつけただけで強固に接着され、そのくせ微調整も効き、ねちょねちょ団子でつんつんするだけで塗装が剥がれるほどの強力な接着力です。


椅子はIMON特急ハザ用を使います。

ところが、狡いことに昔IMONのキハ82系に使った「残り」が出てきました。
狡い理由は、塗装でシートカバーが表現済みなのです。

まだ分売して居なかった!取付板も含めて急いで発売します。

取付板はスロ60用を奨められました。

3個のところに4個つけなさいと。

スロ60をピッチ1200mmと勘違い(小田急1700はピッチ900)ですね。
スロ60はピッチ1250mmでした。

でもこれでチャレンジする事にします。


何とかうまく切りました。


磔台が準備されました。


こんな風に磔にします。


吹き付けました。

しかし、乾燥が早く、プライマー無しでも剥がれにくい“トビカ”(常温黒染め剤と称する塗料)の塗り上がりが変だし、常々塗膜が弱くなったし、いつもなら20秒で乾いた風情なのに10分掛かるのは変だと感じていました。

イモンの「壊れ」並みに変です。

発見しました。

何が変なのか。

使わずに放置されていた時間が長かったために缶スプレーの出口に塗料がたまってぼてぼてと霧状にならないみぞれ状の塗料が出てきていたのです。


運転台が出てきました。


左のような断面から右のように削っていきます。


それを塗装→乾燥して居る間にパンタ付けてみます。


パンタ取付台は手作りですぅ


とりあえず一つ付きました。

とりあえず、続く!





小田急1700最終組立に突入

2018-02-22 | 鉄道模型
へろへろのイモンは小田急最終組立に突入しようとしています。

完成品で言うところの塗装後の組み立てです。

しかし、長い長い最終組立に成るので最終と言う言葉もおこがましい!です。

しかしこのブログ、数日から一週間位前の画像ですが、もうよく覚えていません。

まずは窓セル貼りです。


エコーの厚0.25mmポリカーボネート窓セルは幅17mmなので4.25mm幅の4枚に切って使う所存です。

ケガキしました。

何故ゴム系クリアが横に置かれているのか覚えていません。


ポリカーボが何故エコーなのか? 理由はまだ残っているからと言うほか無いです。 IMONの厚0.2mm製品も買いました。 微妙な厚みの違いですね。

ポリカーボの欠点は「切るのが大変な事」だと思います。

カッターを当てても逃げて行ってしまいます。 定規を当てていても定規がずれます。

故に私は定規にマスキングテープで貼り付けてから切ります。(←今回からそうしました)


おや?まだ違うことして居る。

これはまだ「力」で押さえて切ろうと企んでいます。


あっ! 窓セルは後回しになりました。

窓セル貼ろうという車体内側がまだ相当でこぼこなので「紙やすり掛け」に取りかかろうとしています。


幅8mm程度や4mm程度に切った色々な番手のサンドペーパーを色々なピンセットで抓んで擦って一部にサーフェーサー色も露出してきた姿がこれです。


ウェットティッシュを切りながら拭いて見ています。

凄い繊維が残ってやばい感じです。

水を染み込ませたキムワイプの方が無難です。


ともかくウェットティッシュで拭きました。


露出したサーフェーサー色など、タミヤのウェザリングマスターでぼかそうと企んでいます。


さんざんやってみて


結局コレに戻りました。

室内の筆塗りすると、はみ出しが有り、剥がし残すと厄介ですがやはりコレしかない!


二段窓の上側の窓セル貼るために3mm巾両面テープを4cm長さに切って貼っていきます。

「4:3」の比率は昔のテレビ画面の、今のコンデジの画面の縦横比なので簡単です。

壊れて糊付けが出来ないイモンの残された道はこの両面テープです。


二段窓上側、思いのほか上手く行きました。 

次は二段になっていないドアや戸袋の窓です。

その境界線上に半分ぶん糊が露出した両面テープが残されているからそれを利用する部分にすぐ続けるわけです。


デハ2両の二段窓上側と戸袋窓、ドア窓が全部終わったところです。 珍しく順調、ですが、ここにきて大惨事になると命とりなので慎重です。


デハ2両の側面窓セル終了。

側面窓(=長いから厄介!)を終わるまではお面の接着はお預けです。


これは(多分ですが・・・)サハの非常口の窓です。 糊代が無いので3mm両面テープをポリカーボ板に貼り、それを重なった状態でハサミで切って僅かな糊代用の1mm幅両面テープにした姿です。


非常口窓、ガラスが入った姿の内側から見た図です。


放送室の曇りガラス(これは塩ビ・・・エコー製品からです)


連結面の窓用の窓セル、上側はスペースが無いので同じように両面テープごとハサミで切っています。


17mmの窓セルを「4.25:8.5:4.25」に切ろうとしています。 何用なのか思い出せません。

たしか8.5mmは二段窓下側の幅です。


前面の窓も同様の延長手法で貼りました。 手前は残骸です。


トイレなのか、放送室のドア表現です。

切り抜いて、切り出されたドアの周囲0.6mm程を切り落としてから裏当てをして貼り付けて縁を際立たせ、ドアの存在を少しだけ強調しようと考えたものです。

木片は3mm角のヒノキ棒です。


サハのコーナーに有る両小部屋の仕切板です。


万力に咥えさせてトイレ仕切板の折れ目をつけようという企みです。


貫通扉両側の手摺とトイレ、放送室の仕切を塗りに行くところです。

登場間もない20年代の姿という事にしましたので手摺は「メッキ仕上げ」でしたので銀塗装します。

伊藤さんとは「塗分けがカッコいいよね」という話になっていましたが、ジャンパ栓3つ付くとなればメッキ。

無塗装のほうが良いかな・・・とも思ったのですが、エッチング抜きのパーツ丸出しなので塗ったほうが丸くなるかなと思ってしまいました。


塗料皿に小さな点が付いています。小さな丸がクリヤオレンジ、大きな丸はクリアイエローです。


クロームシルバーと混ぜて銀色っぽい色を意識しました。

(鏡は反射率が最大の銀を使用)

小田急1700の場合、LP-42と同じようなカットがガラスに入っています。

少し大きいという感じがするのですが、同類あるいは同一だった場合少しガラス黄色いはずです。

そんなこともあって少し色を加えました。


塗装の乾燥を待つ間に床上のコード類取りまとめを行いました。

当初決断していなかった室内椅子取付は「実行」と決めたからです。


そして、床下機器の中で唯一固着していなかった抵抗器をエポキシで固定にかかります。

まさかの此処で「つづく」です。