近日発売の製品について

2010-08-30 | 鉄道模型
JAMで「新製品発表」をしたのが

★ ワム90000 プラスチック製(今後シリーズ化していく)

★ 新型IMONカプラー 蒸機フロントデッキ用、テンダー後部用(これは16番もOK)

★ DD51

★ クモハ12

★ 蒸機製品に使うタングステン製ウェイト(C57のボイラーが細いので)

であります。

此処まで出来ているのに発売はまだか?と責められそうなのですが徹底的に行きたいので何時と言いにくい状況です。

そのなかで幾つか紹介致します。


ワム90000

Imon Plastic Series iPシリーズと称して続々発売していくつもりです。

ワム90000は番号印刷済み、完全な完成状態で発売予定です。

現在20両ほど作った試作車を使って色々な大きさのブラス貨車と混結して手荒な走行テストを行っています。

ボディーABS製で一体、下回りもABS製で一体、軸受けのみデルリン、車輪は真鍮です。
シャーシーは3点支持、ダイキャストのIMONカプラー装備済みです。
ドアは開けられません。

発売までに変更されるポイントは

① 手摺(ブラスです)の形状が最初の図面の「角のRが大きい」ものだったので、多数派(量産車)の角のRが小さいモノに換えます。

②文字を少し細く小さくする部分あり
(綺麗に印刷するためにタンポ印刷二回押しにしているので太り勝ちなのです)

今後の展開としては

第2弾 無蓋車

第3弾 ワム80000 (黒ばかりの貨物列車にしたくないから)

第4弾 ワラ1 (断面の違う貨車を歓迎するので)

と言う感じかなと思います。
無蓋車については

①トラ25000、トラ35000、トラ40000を駒差し替えで3種

②トラ45000

③トラ55000

と言ったところが候補に挙がっています。
PEMPのプラ貨車でトラ6000がまだ有りますので 長さ、高サで一様にならない無蓋車が欲しいという気持ちです。



DD51


DD51シンガーフィニッシュ


DD51シンガーフィニッシュ


これまた試作品で、塗り分けの微調整や「直し」などまだ少し時間が掛かります。
(急いで仕立てたので少し恥ずかしいところも有ります)


ラジエターファン


原宿レイアウトで試験走行中


まだいろいろ問題点を抱えています。

モーターは最適な仕様が決定しました、これから作ります。
最高に快適な運転を目指して居ますので・・・・

アナログ/DCC切り替え無しの共用基板を装備しているのは最近のIMOND51と同じです。

D51とほぼ同じ能力にしたかったのですが上手く行きませんでした。
加速時や勾配で唸るようにしたかったのですがそれも諦めて快適な走行を確保することにします。

中間台車にはジョイントで「チャンチャン!」と鳴る工夫をしました。
薄い板が遊ばせてあるだけですが動力台車とは明らかに違う音を出すようにして居ます。


タングステン製ウェイト

比重は18.2です。 中国製です。

タングステンの比重は19.25ですからどうやって実現しているのか不思議です。

最初は「日本タングステン」に依頼するところから始まったのですが恐ろしく高価になるので色々探しました。
結局天賞堂Zゲージに先を越される事になってしまい、我々も中国に作ってもらうことになりました。

これでC57をC61に近い強力機に出来ると期待して居ます。

これが実現したことによって

① C58が1527レを牽引出来る目処が立った。

② C53が9~10連の二重屋根客車を牽いて快走する目処が立った。

と感じています。





昨日のいろいろ

2010-08-29 | 国鉄時代

中等科練習試合がありました。 ジャージが綺麗に並べて有りますが今日の相手は・・・


菅平で「ぼこぼこ」にやられた相手、関東学院六浦中です。


とてつもない暑さの中、10人近くのママとパパ1人が観戦に来ていました。


キックオフ時の飛び出しはだいぶ上手になったと感じます。


「相手強い」を意識しすぎて自分たちのラグビーが出来ていない感じがしました。


相手FWは更に磨きが掛かった感じ、ハーフタイムにも対策を練りますが。


夏合宿で2トライ返した相手に完封されてしまいました。 (だから練習試合が組まれた?)


Bチームはもっと差が大きかった・・・
深く蹴り込み過ぎるとその場から「展開」され、ノーホイッスルトライも奪われました。
メンバーを入れ替えながらグランドをフルに使おうと10分延長してその中でようやく1トライ返しました。


関東学院は物凄く礼儀に力が入っています。 全員で整列、礼!

しかし、遠くから来てもらった相手に申し訳ない試合をしてしまいました。



学習院から歩いてすぐ、雑司ヶ谷に鬼子母神があります。


三愚舎ぎゃらりーで「鐵樂者展」が開催されています。


金澤 忠さん、蔵重信隆さん、杉 行夫さん、野口信夫さんによる写真展「鐵樂者展」が開催されています。

今年のテーマは「蒸情台湾」

残り期間はあと1週間です。


1979年の無煙化以前、蒸機時代の台湾とその時代を写した写真が一杯展示されています。

台湾のメインラインと言えばC55、C57、D51そして8620、9600ですが、多数のアルコキュウロクの写真や、杉さんが初めて行かれた昭和41年の直前に火を落とした8900の廃車体の写真には驚きました。


思わぬ出会いの場にもなりました。

そして、2010年1月末に行った中国新疆ウイグル自治区ハミ三道嶺、西駅を見下ろす丘の上で現れた外人は蔵重信隆さんその人だった事が判明してのけぞりました。

このブログ、2010-2月初めに掲載されています。
   (2日目10:05の写真です)


至近距離の雑司ヶ谷ギャラリーで絵画展が行われ、ときわ荘から移った昭和30年代前半頃の手塚治虫の仕事場だった「並木ハウス」も有るというので見に行きます。

鬼子母神参道入口で記念写真のシャッターを押す蔵重信隆さん。

お嬢さん方!撮っていただいた方がどういう方なのかご存知ですか?


雑司ヶ谷・案内処の2Fがギャラリーになっています。


テーマは「昭和十年代の雑司ヶ谷」


「昭和十年代」のという事ですが、見る絵はどれも懐かしい気持ちになるようなものばかりです。


蒸機の入換を見る少年


都電

せっかく雑司ヶ谷に来られたらこちらにも足を伸ばしたいです。


都電の番号板も置かれていました。


展示会とは別に手塚治虫の縁の地として手塚治虫を紹介する展示もあります。


並木ハウスはこの「案内処・ギャラリー」の右斜め奥隣りに今も残っているそうです。


1Fは雑司ヶ谷案内処です。


並木ハウスの表札


真ん中に見える2階のトタンの雨戸が閉まっているところが手塚治虫の仕事場兼住まいだったところです。






JAM・MPを見て回りました 3

2010-08-27 | 鉄道模型
ご存知かもしれませんがMPとは「モデラーズパフォーマンス」の頭文字です。


「早稲田大学理工学部 職員鉄道模型同好会」 展示運転の鑑(かがみ)です。


買い集めた車両ではありません。 市販品も利用しますがスクラッチも有り、走行は市販品の水準とは桁違いのレベルに良くなるように改造された羊の皮を被った狼です。

IMONとしても目指す方向は一緒です。


「チームおやびん」


合運でお馴染みTHOの加藤おやびんと同志ベテランモデラーがペーパーモデルを紹介します。


「Terminai Bahnhof Verein」


モジュールです。


右端の黒い暗箱を覗くとLEDを使った照明が見られるようになっています。


「芝浦工大中学高等学校 鉄道研究部」


全国高等学校鉄道模型コンテスト“特別賞”の賞状と盾。


「多摩あかつき鉄道」


実物の機器


「東京運転クラブ」


モジュール


「Railway Fan Club」


役割分担してダイヤ通りの運転をしてみせる展示は去年も大人気でした。


今年のテーマは“副都心線” その池袋駅時刻表です。


「開成学園 模型部」 努力賞の賞状が見えます。


三重したエンドレスは15本ですか?


「Hitrack N グループ」


トラバーサが動いて居ました。


小型車両で生きる小さな(ただしそれ故密度濃く作り込んだ)モジュールレイアウト


くるっと回って・・・・DCCですか?


「くらぶ たぁみなる」


モジュール どのグループも出来映えはなかなか素晴らしいです。


デジカメが大活躍。


「Japan Mdule-Layout Club」 “この道”の日本の御本家 (こ、これは桁違いの見応え)


大野さんの有名な石炭積み出し桟橋。


Nゲージという小さなサイズの模型を利用することによって雄大な景色をつくる傾向です。


人の切れ間を狙って(ざっとですが)一周してみます。




素晴らしい大Sカーブ!


作り込みの密度も凄い




やっぱり凄いです。


「HMC」 Hは阪急でしょうか?


淀川を3複線で渡る場面?


もしや十三?


途中駅はよく判りません


三宮のようですが


反対側に回ると梅田になっています。 良くできている!


「奥多摩鉄道道楽会」


暗箱の中を覗く展示


何処も素晴らしいです。


「IHTモジュール倶楽部」


楽しい線路配置。


良い感じの線路配置。


「武蔵高等学校・中学校 鉄道研究部」


「日大豊山鉄道部」


「成城学園 鉄道研究部」


「日本大学第三中学校・高等学校 鉄道研究部」


「関東学院六浦中学校・高等学校 鉄道研究会」


こんな具合です。 去年も大人気でしたね。


芝学園技術工作部(いつもトーマスを走らせています)入口にはこの様な看板が見えました。


全国高等学校鉄道模型コンテストのコーナーです。

一校一校撮れませんでした。 m(_ _)m 申し訳ありません。


学校の紹介パンフレットが置いてあります。 部活動費を学校が出す事に対する見返りとして・・・


初日はバラバラで展示されて居た各校のモジュールは連結されて列車が走っていました。


TOMIXも人だかりになっています。


「B-net」


Bトレインもモジュールの世界では結構使われています。


見応え有ります。


「おもちゃ博物館 鉄道模型の会」


「A.N.A.(American Nscale Asosiation)


アメリカらしい線路の取り回し


こうして見せられると「アメリカ形こそNを選ぶ」意味が感じられます。


ポポンデッタブースの中にあるレイアウトです。 (お店にあるのより全然良い)


おっとこれは「JAMインフォメーション」


「HOMP/田舎電車モジュール」 1/87 12mmです(^o^)


「HOMP/Hawaiian Pacific Railroad」 HOの架空プランテーション鉄道です。


この赤い土が印象的です。


遊び心ある大人達が架空鉄道に挑んだので味わい深い仕上がりです。

全国高等学校鉄道模型コンテスト辺りから既に電池が切れ勝ちで~~その度にデジカメから電池を抜いて入れ直すと不思議とシャッターが切れる~~という具合でしたが此処でいよいよ終わりでした。

上手く写っていない写真も有ったり、「撮影漏れ」が有ったかもしれないと心配です。

今年はJAM会場に居る時間も少なく、MPを中心に半分見るのがやっとでした。

JAMの時期は私にとって一番忙しい時期なので来年もどうなるか判りません。
来年はもっとJAM会場に長く居られることを祈ります。





JAM・MPを見て回りました 2

2010-08-26 | 鉄道模型

「North American Model Railroad Club」


米国型HO


「NRJ(ナローゲージジャンクション)


これまた食い入るように見ている女性が居ました。


「日台鉄路愛好会」


「Hbf」


ヨーロッパ形HOです。 怪しいモノも走っていますが。


「モデルアイゼンバーンクラブ」 Nもやるんですね。


電動する跳ね橋とその参考実物写真が並べてあります。


ヨーロッパ形Nですが、架線集電! 二線式と架線集電の2列車が同一エンドレスで同居可能!


1/144プラモデルの飛行機は各種ライトの点灯&点滅!


滑走路に接点があり、両主脚から集電、DCC基板でコントロール! 鉄道模型手法の応用です。


架線はモジュール連結後半田付けです。 架線修理に備えて半田ごても用意されています。


「参宮列車復活計画」


Bトレ快走


参宮線 宮川鉄橋の再現


「ポッポ屋」


ハドソン快走!


渋滞する道路を尻目に江ノ電快走


凄い作り込み


山都の鉄橋を渡る〔ばん物〕と手前はビックボーイ?


「東海道線物語(神奈川運転倶楽部)


雑誌も見られるように置かれています。


東海道はやはり華やかです。


「TT9クラブ」


手前からTT(1/120 12mm) TT9(1/120 9mm) Nゲージ(1/150 9mm)の比較

IMONの線路(1/87 12mm)を使わずにKATOユニトラックを割るのは「拘り」か「意地」か。


「レイアウト仕業人 Ken&Chico」


出し物は4つ!


助手の女性が背景を仕上げ中でした。


「うみ電★やま電」


こちらは江ノ電(うみ電です)


鉄ちゃん倶楽部


水上駅ですね!


関越はバスが多いですね。


「特攻野郎Bチーム」


E351フル編成。 たしかに短縮編成よりBトレのフル編成かも。


これはまた可愛い!


「結伝社」


凄い質と量です。


この日は前日の失敗もあってまだバッテリーは切れませんでしたが、私の書き込める時間が切れてしまったのでまた「つづく」です。

モジュールレイアウトは本当に定着して来ていますね。

ひとつひとつのモジュールが紹介する値打ちがありますが、コンデジでは「カメラの負け」です。

車両は「ナマ」で見るより「写真」の方が見えないところまで見えるかもしれませんがシーナリーは「ナマ」の圧倒的な勝ちです。
特に車両が走っている場合は断然違いますね。

しかし、車両は「汚し」が無いと浮いてしまいます。

IMONで受け継いでいる
「シンガーフィニッシュ」はそういう場合にも生きる「舞台化粧」です。
(乗工社・倉持尚弘さんの言葉)
決してウェザリングではないと言っていましたが、ともかく見応えのあるシーナリーの中に置くと「てかてかに塗っただけ」の車両は惨めです。

もう少し車両の「フィニッシュ」に力を入れてもよいと感じます。





JAM・MPを見て回りました

2010-08-25 | 鉄道模型

初日にご紹介した「ブリキワールド」から回り始めます。


これはクッキーの缶でしたっけ・・・


「千樹会」


女性が注目する展示でした。


「Nゲージ鉄道横浜」 体験運転OKです。


「西武文理大学(鉄道サークル)」


「箱庭日和」


「手軽に気軽にOゲージ」


「田中秀樹--Hidepon Works--」


5インチ(127mm)ゲージ用DE10台車


「友の湯のある街」


ともの湯前を電車が駆け抜けていきます。


こちら半分ではねこバスが走っています。


「soundtrackage」


日本型16番&NゲージをDCCサウンドで楽しむ。


iPhoneで楽しむ鉄道模型


「欠伸軽便鉄道」ジャイロモノレール!


「宮崎・小池」 おっ小池さんのプロペラカーだ。


宮崎さんはヨーロッパで流行の「動くストラクチャーや人物」の紹介です。


窓拭きしたり掃除をしたり・・・


乗客が手を振ります。


ワイパーを動かしながら走る電車です。


「鉄道模型の運転制御/技研HOBBY倶楽部」


「ペーパーレイルウェイズ」


ストラクチャーを紙から自作しています。


「鉄件三羽」


欧州型のように日本型16番を急曲線でも遊べるように改造しています。


「DCCに付加して列車の位置を検出するシステム/モカミワークス」


「PICによる自動往復運転」


往復運転も快調そのものでした。


「VISTA工房」 財布に優しいHO。木で作った新型【こまち】が並んでいます。


「井上・星野」 簡単な蒸気エンジンの作り方及びその応用作例


「小泉美紀」 ミニジオラマのすすめ


「松ヒトシ」 斎藤雪乃が加わりました


去年も話題となったアクリル製のC11です。


紙で設計製作した1/80の8630が加わりました。G=13.3mm


「長島 賢」 欧州型HO 分割可能なレイアウト


「写真のような小さな世界~picture train~」


見てびっくり!新しいジャンルですね。


「なのはな桜紀行」


「ふれあい鉄道開発室」


「鉄道のある昭和の風景」


「ジオつく」 ジオラマをつくろう!


「TJ倶楽部」


「日の出(ひので)」 外国人の目を通した日本の街


「日本帝国鐵道常越本線」


コンセプト


「吉野伸志」


「中古で楽しむ16番模型」


手を加えたり再生したり


「超デスクトップレイアウトⅡ」


「小松商店街鐵道」



駆け足で回ったつもりでも「半日掛かる」という感じでした。

カメラはパワーショットですが、バッテリーがここまでで無くなりました。

撮ったつもりでも上手く写せていなかったりしてMP出展者の皆様にお叱りを受けそうですがどうかご容赦下さい。

明日また続きをご紹介致します。