9600キット組立㉝斜めのリベット

2018-05-31 | 鉄道模型

有名な金田茂裕さんの“形式別 国鉄の蒸気機関車 Ⅳ”です。


432ページに制作中である69620の戦前(形式入りプレート、キャブ窓に横桟有)おそらく岩見沢配置時代と思われる写真が載っています。

69620で非常に気になるディティールに反射板ハンドル上側に斜めのリベットの連なりが目立ちます。 ↓69620ディティールで最も参考になる写真が有る“時の流れに郷愁紀行”

http://eyeyan.blog71.fc2.com/blog-entry-1144.html

戦前の写真はこの昭和50年の写真とはあちこち違いますが、斜めリベットだけは変わらない感じです。 俺は69620だと主張しています。 これは表現せねばなりますまい!


こんな感じかなと穴を開けて(径0.35mm)真鍮線を埋め込みます。


不揃いになるのも格好悪いかなと思ってバローベのヤスリをこんな風にベークライト片に貼り付けて真鍮線の断面を揃えてみました。


埋め込み作業で過熱ダンパー跡地の「移設された手摺」や反射板ハンドルが熱を食らって動かないようにテープで留めます。

この目立つリベット列は手摺や反射板ハンドルの取付前に取り付けておきたかったです。

そんな作業をした後“蒸機を語る会”で蒸汽機関車の博士;高(←本当は梯子段の高)木宏之(ひろし)さんに「何でしょうか?」と質問する機会がありました。

答え!

昼間のご質問は反射板12の固定リベットのコトでしょうか?

反射板ハンドルで動かす下半分の稼働部13は図面には「戸扉」という名称で書かれているそうです。

明確!明快な回答ありがとうございます!


しかし、知識が無くて取り組んだ工作には問題ありでした。

反射板は反射板ハンドルと完全に同一線上であるべきであると同時に完全に一直線に並んでいるべきでした。

このリベット列、69620ほど明確じゃなくとも9600全体に時折見られるディティールであることにも気がつきました。


リベットの正体判明より前に作業はどんどん進みます。

掴み棒をフロントデッキに立てます。

ベークライト片の活躍です。


フロントデッキ下からハンダを流します。

木片に「1703」と書かれているのは小田急デハ1703の事で、1700系はこの時期落成して居(だからキューロク作っています・・・芸術祭も近いし)るのです。


機関士側はフロントのステップ改造でキャブ寄りに移設されています。

スペーサーは小さな木片ですね。


取付成功です。

IMONの蒸機やゴハチのつかみ棒は細くて綺麗な自慢の掴み棒です。








昭和の鉄道を語る会

2018-05-29 | 国鉄時代

“昭和の鉄道を語る会”が開催されました。


今年は3回目になりますが“曙の間”半分ではなく2階の“鳳凰の間”での開催です。


エレベーターで2階に上がることになります。


明治記念館の奥行の大きさにびっくりします。


発起人紹介と発起人を代表して宮澤孝一さんのご挨拶です。


そして今回の目玉は参加者の皆様に“宮田コレクション”の一部を見ていただく事です。

宮田寛之鉄道ファン名誉編集長は発起人の一人ですが、蒸汽機関車の素晴らしい写真を「バライタ」と言われる保存性の良い昔ながらのプリントで後世に伝えられるように残すという活動をライフワークとして続けています。

この画面左、テーブル上に並べられているのがその「一部」です。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E7%B4%99-116514


今津直久電気車研究会(鉄道ピクトリアル)社長の発声で乾杯!


今年新棟がOPENとなる鉄道博物館の副館長(館長は交替しますが副館長は会館以来不動です)荒木文宏さんのご挨拶です。

櫻井 寛さんや平井憲太郎さんのご挨拶もありましたがフットワークが無いイモンはいい写真が撮れないので記念写真撮影者(山廣さんと木村さん)にすっかりお任せ状態です。


最後に集合写真撮影です。

イモン個人は先輩方から痛い股関節に対して貴重なアドバイスなどなど頂けたことも嬉しかったです。

明治記念館でのゆったりとした交歓がまた出来ると良いですね。

(竜頭蛇尾でスミマセン)





三都物語2018-5

2018-05-26 | 鉄道模型ではない仕事
年2回の三都物語、行ってきました。


東京を出るときはこんな天気。 通りかかるとき必ず記録する大崎です。


梅小路蒸汽機関車館、SLスチーム号はC612でした。


山崎の阪急併走区間を過ぎてから米沢名物“牛肉どまんなか”をいただきます。


当然本命は高崎“鶏めし”ですが入荷11:00ということで代用品にしました。

“鶏めし”以外で真面目に肉が入っているのはこの“牛肉どまんなか”位です。


井門神戸ビル、井門三宮ビルとも満室稼働中のため貸会議室で報告会です。


ニュースは神戸ビル裏手の喫煙所整備完成。 良い感じです。


一階ビル管理室で新設稼働した監視カメラ性能と録画画像のチェックです。


大阪に移動して井門江坂駅前ビル改修工事の打合せです。

シミズ・ビルライフケアは素晴らしい仕事ぶりで目を見張ります。 宇都宮ビルは大変だった様ですが。


現在の入り口 改修前です。


改修前の基準階、グレア防止のツイン管蛍光灯がクラシックな感じです。

日本ではあまり見ないメタルタイプのグレア防止はこのビル最初のオーナーが海外旅行体験が多く、ヨーロッパの空港でこれを多数見た影響じゃないかと想像します。

照明に関しては日本は彼の地に比べて関心が薄く、かつては50年、100年遅れていましたが、今でも日本人の無関心ぶりは変わらないと感じています。

驚いたのはセブンイレブンです。

大失敗ですね。

多分専門家の意見に従ったのだと思います。

日本の専門家は照明に関心が無い照明の専門家が多いので要注意。 セブンが失敗するのだと言うことをよく注意して見るべきです。


今式にLEDによる光天井に改装した基準階。

防火区画対策も素晴らしくなっています。


夜は、三都物語で多くのビルを「PM」として管理いただいているザイマックス関西に招かれてステーキハウス“听(ポンド)”に参ります。

40m程先に“いきなりステーキ”が出現しています。


乾杯!


研 修中(けん・しゅちゅう)さん(←オヤジしていて最高だと思います)が持ってきてくれたのはイチボだったかな 1/2 听×2ですね。


なんと美味しそうな!


切ってもらってしまいました。 見事な包丁捌き!


これはウチモモだったかな・・・・


これはまた綺麗な! そしてまた体に良さそうな!


皆様可愛らしい!


そしてカタの塊、2听×2です。


若手二人によるカット選手権です。 近藤をまん中に土方vs沖田の対決!

 
10年生福田選手は「噛み応えを残そう」という切り方で速い!


2年生シュンペーター選手は端から丁寧に切り揃え、時間は掛かるが美しい仕上がりです。

2人とも「ノコギリ」で切っているので限界はあります。
ステーキナイフはこれでしょう。

http://ryusen-hamono.com/echizen/echizen.html




この2つは「サーロイン」です。 食べてみると圧倒的に脂が乗っていますが、少量ならそう体に悪くないと感じます。


切った姿でも少し脂が乗っている感じがします。


これは最後の締めに肩ロースでしょうか。


メニューは不明瞭(ちらっと聞こえたり呟いたり)ですぅ。


翌日は井門瓦町ビル方面にいきました。 駐輪場。


整備された瓦町ビル駐輪場の隣は閉鎖されたビルで自転車詰め込み放題です。


瓦町ビルの看板を磨いてくれています。 向こうは井門瓦町第2ビル。


瓦町ビルのエレベーターホール。

エレベーターは1台が扉を開けて待っている常態にしてあるようです。


此処も喫煙所整備中。 風除室を設けて煙が室内に入りにくくしようとしています。


京都も井門明治安田生命ビルが満室稼働中のため別会場、教室みたいです。


窓から井門明治安田生命ビルが見えます。 御池通りの広い歩道に公衆便所が出来ちゃうのか? う~~ん


記録的な低い空室率がさらに続いています。

あまりの加熱景気に驚くほか無いです。


伊吹山

大阪始発の【のぞみ234号】中途半端な時間帯で空いているはずなのにグリーン車も含めてほとんど全車満席です。


名古屋で一瞬併走


富士山


そして大崎です。

股関節が痛いという不味い問題を抱えているイモンはまずまず不味いながらも頑張ります。





スハニ32

2018-05-24 | ノンジャンル
イモンの昔の模型が出てきた・・・けどたぬきでは例によって余り撮っていません。(撮っただけでも立派ですが)

改めて撮影しました。

真面目な撮影ではないのですが・・・

(なぜなら埃を払うブラシもブロワーも無いので埃だらけ・・・)


模型、自分が何を持っていたのか?覚えていません。残念!

意識の中で感じていたのは「マニ60とスユニ60が財産だなあ」と思っていたことです。 じゃあこのスハニ32は何? 車体は何ベース?

入っていたのはこの“しなのマイクロ”の箱です。


こんな感じでした。(ポップアップします)

40年前にキットから仕立てた車両としてはまあまあかなぁと思いました。

イモンは当時エコーから出たルーフィングサンドに夢中だったのです。

この客車はルーフィングサンドになっていないから「イモン昔噺」では少し前期の車両です。

ルーフィングサンドがまあまあうまくいったのがマニとスユニだけだったのでしょう。


“たぬき”でこの床下機器はエコーだ。と教えて貰いました。

イモンはこうして透かして見るのが好きでした。

残念なのは室内配線が見えている事です。


床下は少しだけ気合いが入っています。


台枠表現は「テキトー」です。 木の角材を貼って削ったのかもしれません。

最近はアクラスから13ミリ長軸用のブレーキシューが出ているとかでそれを付けると雰囲気出るのでしょうね。

今此処に見えている車輪は私が黒染めしていますが、最初期に作られていたスパイクの車輪で、全然走れません。 直線継目で脱線します。


室内表現は結構大事にしていました。 大久保さんのご指摘通りたぶんカツミの椅子ですね。

木部とモケットの塗り分けは40年以上前からイモンは興味津々ですね。




おやっ?客車・・・デッキにドアがありませんね。


ドアは此処にあります。 開閉可能ではなく此処にセットして「開」状態が可能なのです。


プラスチック製オハフ33、IMONのHO1067製品の試作品です。

こちらは窓位置が高い九州の客車ドアです。

雨樋の表現、漏斗の表現、屋根キャンバス継ぎ目の表現が良い感じでしょう。

エッチングの屋根端のステップが浮き上がって不味い感じ。


オハフ33の梯子はロストワックス一発の予定です。 幌ももちろんこれは成型色です。 実際には黒塗装されることになります。


床下の雰囲気です。(今日の写真は皆大きくポップアップします)

台車は現在のダイキャスト製台車を使うのですが、ブレーキシューをモデルチェンジする予定です。


すこしだけ床下は気分を出しています。

試作品が少しくたびれてくるほど検討と時間を掛けてしまっているのが現状です。


台車付近、トイレ流し管など。


コレは19630、昨日発売になったものです。

試作組立が間に合わず雑誌広告には写真が載っていません。

あ~あ!乙キャブの完成品も出ちゃった! イモンのはいつ出来るのやら・・・


こちらは例によってファンが回る


DF50です。 もうすぐキットが出せると思います。

両工房とも充実していますので歴史的なほど綺麗な製品群がひしめきそうで嬉しいです。

わざわざ言うのもなんですが「スケールモデル」です。

中途から工房との打ち合わせの画像になってしまいました。


ところで、昨夜の幽霊エレベーター、エレベーター管理会社による自動メンテナンスでした。 毎月23日午前1時30分にセットされているのだそうです。
我家は夕食21:30、就寝26:00位が平均なので28:00ころをメンテナンス時間にしてもらいました。



模たぬき2018-5

2018-05-23 | 鉄道模型
模たぬき写真載せます。


まだ揃っていませんが乾杯写真。


大久保さんのキハ35-900


本物同様一軸駆動!


箕川さんのオヤ352051架線観測車


これは真鍮です。


天野さんの名鉄ライトパープル塗装3780形


ミュージックホーンが鳴るようになっています!


轟さんのクハ180。


森橋さんのEF80・・・あれっ?16番です。


キット組み立てるとき、13ミリで成り立つかどうか最初に16番で組んでチェックするのだそうです。

16番だと台車枕バネが外に飛び出す(それ自体は如何なモノか?と)ので、13ミリにし甲斐があるキットです。


お馴染みのアジの刺身。


大久保さんのキハ35-900が空中にあるのは


13ミリの線路の上に間借りして居るのは私が大学時代に組んだピノチオあたりのスハニ32の13ミリバージョンです。

ご存知かもしれませんが、イモンは当初16番→狭軌感を求めて13ミリ→走らない(当時のスパイクの車輪は駄目でした)蒸機が1/80ではなかった(今も1/80は無理だと思います)→嫌になって廃業→15年後にNゲージで復活→16番→12ミリ中心のなんでも屋。

40年程前の模型です。


越後さんが製作中の湘南鉄道模型クラブの新13ミリレイアウト用のポイント道床です。


刺身盛り合わせ。


最近は絶対的定番となりつつあるお箸で食べる明太子スパゲッティー

 京浜東北南行車中

最近イモンが歩けないので田端周りを付き合ってもらっています。

父の具合がイマイチなので静岡は行けませんでした。

その分9600の組立が少しだけ捗りました。

父の話も書きたいですが、めちゃくちゃ忙しくて全然書けません。




ところで不気味な現象が発生しています。

誰も行かない筈のマンションの地下へエレべーターが吸い寄せられて、また自然に上に上がってきたり、ただし通常ではあり得ない非常にゆっくりした速度で走って、今現在午前1時33分ですが、ドアが開閉せずに上下の往復を始めました。

幽霊でなければ故障暴走です。

ドアが開かずに一晩中暴走しそうです。