ラグビー中等科新人戦日大二・駒込中連合

2011-01-31 | ラグビー
丁度4ヶ月前、秋の都大会二部リーグと決勝トーナメントで対戦して

学習院 76-0 開成中
学習院104-5 麻布中

と大勝した相手二校、開成+麻布連合チームと対戦した先週の試合

学習院 22-67開成・麻布連合

と敗れました。
1年生が多い学習院と2年生の多い連合チームの力の差がはっきり出たという事でしょうか。

今週の相手は学習院が 20-29 で敗れた相手慶應中等部Bを 86-5 で破った日大二中・駒込中連合チームが相手です。


9:02 試合開始です。

身長などでは大差ないと見えますが、細い学習院はウェイトでは大きく劣ります。


9:03 味方の二年生俊足ウィングが防御します。


9:09 しばらくは烈しい主導権争いが続きます。

学習院も二年生ロック2人が今期新人戦で初めて出揃ったのでなんとか対抗出来ている様に見えます。


9:10 トライ献上


9:11 リスタートから直ぐに再び取られます。


9:17 もう一本取られます。


9:19 更にもう一本。


9:19 90kg級と思われる敵3番プロップの突進。


9:21 もう一本取られます。


9:23 トライを奪い返します。

何度も倒されそうになりましたが根性で奪ったトライです。


9:24 ゴールも成功して7点返しました。

この後間もなくハーフタイムになりました。


9:30 後半のキックオフ


9:30 敵モール攻撃を止める学習院

4番ロックの82kgが頼りです。

3年前、100kgクラスを最前列に3人揃えていたのは今思えば夢のようです。


9:33 一本取られます。


9:35 マイボールにしても敵の前へ出る防御が厳しいです。 次々になぎ倒されてしまいます。


9:36 タックルを受けます。


9:38 ラインナウト短く入れます。 今日はFW最前線のボール争奪戦は比較的善戦しました。


9:42 最後まで切れることなく攻め続けました。


9:45 左オープンに回しますが敵のウイングも「速く」「上手い」のでなかなか抜けません。


9:45 密集から拾い上げてライン際を突進しますが孤立して倒され球を奪われます。


9:47 また一本取られました。


9:50 そしてもう一本取られます。


9:51 その途中ウィングが痛みました。


9:52 FWの突進も倒されます。


9:52 もう一本取られ、ゴールが成功してノーサイドの笛でした。


9:53 ノーサイド

学習院 7-51日大二中・駒込中連合


9:54 タッチを交わします。


9:54 ベンチに礼。

体力の違いで劣勢に立ち、今日は大敗しましたが、チームとしてはどんどん上手くなってきているのを感じます。
毎年夏を越えて強くなるので今年のチームも楽しみです。







銀行取引先の会2011

2011-01-28 | 鉄道模型ではない仕事

去年同様、銀行取引先の会がありました。


場所は恒例の白金、八芳園・白鳳館。 今年は大々的に改装されていました。


私の席は黄緑の所です。 右側が上座です。


銀行幹部の勢揃い・顔見せです。


恒例のソルマックゴールドが置いてあります。

このソルマックゴールドについては置いてあるだけで一切解説が有りません。

「飲む前に飲む」は全員周知ということのようです。


今日のメニューです。


「造里」と「替り鉢」がもう来ています。 嬉しいことですが忙しくて写真を撮っていられません。

「造里」の右端は土佐醤油ゼリーです。 これを手前隣の山葵と一緒に刺身に付けて食べます。


蓋を開けると「焼物」です。 鮟肝です。

撮り損ねましたが「水菓子」が立派で素晴しかったです。

全体として味もボリュームも「歴史的」と言って良いほど素晴しかったです。


最後に退席いたしました。


仲居さんが点々と提灯を持って本館への帰りの道々に立っています。


企業トップの皆様が黒塗りを連ねて帰ります。

私は例によって白金台から南北線で目黒経由山手線で帰りました。






ホキ34200 ④

2011-01-27 | 鉄道模型

復元バネの力が強すぎます。 二巻き分カットします。


使う側の端をニッパーで内側に曲げておきます。


PV先端にセラミックグリスを付けます。

売られている16番完成品モデルで「メタル打ち込み」台車を備えた車両は、組線路40本程度のエンドレス3周目からキーキー音を発し始めます。
周回を続けるうちにどんどん酷くなっていきます。

コレには散々泣かされ続けてきました。

セラミックグリスを付けると暫く静かになりますが、暫く走るとまた鳴き始めます。

最終的に「手当たり次第」にプレーン台車に履き替えさせてしまいました。

転がりが悪い位何でもないですが、キーキーいって走られるのは耐えられません。

ダイキャストそのままの軸受けは磨り減って長穴になってしまうと脅かされるのですが、セラミックグリスを付けておけば50時間や100時間の走行時間では何ともありません。

キーキーいわない事だけがその差ですからメタル入りでは無い方が全然ベターです。



IMON製ダイキャスト台車は何故メタル打ち込みなのか?

同じ台車でメタルを換えるだけでPVとPLが両方出来るからです。

その後、実験でセラミックグリスさえちゃんと付けておけば10時間や20時間ではキーキーいわない事が証明されたのでそのまま継続しています。


セラミックグリスを丁寧(丁寧とは;①ごく少量を②正確な位置に③しっかりした量で)に付けてもその一般的な16番モデルは鳴きます。

その差が何処から来ているのかは判りませんが、私は自分の模型にはセラミックグリスを付けるようにしています。


汚し→少なめの台車4両分から組み立て始めます。


汚し→少なめの台車4両分が組み上がりました。


記念すべき仕立て直し第一号が組み上がりました。


「汚し控えめ」の4両が仕上がりました。


「汚し=普通」車両の組立に掛かります。


スパイクモデルの柔らかいスプリングと同じ柔らかさで作ってあるIMON完成車用スプリングに入れ換えた車両もあります。


センターネジが太いのかマクラバリの穴が小さいのか・・・・痛くて裂けちゃいます・・・・


この様にセンターのビスに干渉する場合は、段付きビスジャンク箱の中から段の高サが低いモノを選んで来て、スプリング無しで取り付けます。

その場合はもう片方の台車のセンタースプリングはオリジナルの長さのちょっと復元力が強すぎるバネを使う様にしています。



なんとか完成いたしました。 全車の左右両面です。

実物は普通汚しと軽い汚しの差が結構有りますが、こうやって撮影してみると大差なく写って仕舞いますね。





































斜め上からの写真は連結した状態です。



















黒染車輪はどんどん走らせると踏面中央~フランジ外側の黒が剥がれて本物の雰囲気になってきます。

今はこの写真などで見るとプラスチック車輪のようです。

(白い車輪を良しとする人の考えには昔時折あった黒いプラスチック車輪が嫌だという気持ちがあるに違いないと思います)


IMONの貨車12両用箱(税込¥1,260)に収納します。


セキ&ホキのモルト(2両分税込¥105)は、切り込み全部取り去るとセキ、一枚残すとホキ用になります。




この「モルト」が入って初めて厚紙の「仕切」が安定します。


1箱半になります。 6両分の隙間は一体どうしましょう。

ヨ1両分は必要になってきますが・・・


表側にはオリジナル箱のステッカーを移植してあり、全ナンバーが判るようになっています。


ED16の出番です。






ホキ34200 ③

2011-01-26 | 鉄道模型
正直申し上げまして、ホキ4200を見て思った事は「ホキは34200にしておいて良かった」という事です。

さて、72軸有る車輪を黒染する作業が必要です。

この黒染が大変な作業なのです。

まずは72軸もあるのだから「黒いメッキ」(黒ニッケルや黒亜鉛だけでなく色々な種類があるようです)はどうかなと思いましたが、高温にするので「絶縁」が変質したり変形する恐れがあるのでやはり「地獄の黒染」をせざるを得ません。

寸法的にはHO1067規格に忠実そうな短軸PVのボックス車輪を黒ニッケルメッキ洋白プレート車輪に交換してしまう手もありますが、折角ボックス車輪として作られたモノを棄ててしまうのは嫌です。

この車輪がステンレス車輪だったら迷わず棄ててしまいますが、黒染可能な真鍮+ニッケルメッキ車輪なので挑戦する事に致します。


黒染中の車輪、左手はこの様な様子です。

指紋を使って黒染するのです。


右手はこんな姿です。

私の指は、フランジが当たる位置に「黒染だこ」が出来ているのが普通なのですが、最近「幸い」にも黒ニッケルメッキ済みが多く黒染が必要な車輪が少なくなってきているので指の「たこ」が消えていて酷く痛い思いをしました。


左側は黒染前の車輪です。

右手前は「第一回染め」を終わった車輪です。

右奥側は仕上げの「第二回染め」を終えた車輪です。


蒸機の車輪は、車輪が「剥きだし」で台車に隠れませんのでより綺麗な仕上がりを狙って最低三回の染めをやりますが、今回は貨車でしかも軸数が多いので二回仕上げとしています。


ど根性で最初の第一ロット24軸を染め終えました。

これから洗面所に持ち込んで石鹸と歯ブラシで洗います。

それを終わってティッシュで拭くと多少ティッシュが汚れます。

水に浸けたままにしておくと折角染めた黒が抜けて行ってしまうので注意が必要です。

(水洗いが必要なのかどうかは確信が持てませんが習慣で昔から続けています)

それから表面を落ち着かせる為に1日寝かせます。



左側はいさみや・常温黒染液の原液です。 第二回染で使います。

右側は薄めたモノです。 第一回染のときに漬け染めします。

原液は筆で塗りつけて指の指紋に含ませて、指で車輪を磨きながら染めますが、弱ってきた、減ってきた原液はこの汚れたラベルの瓶に移して、適宜水(またはお湯)を加えて「薄め黒染液」を補充していきます。


辛い作業を終わって見ると、奥には黒染を待つ車輪48軸があります。

1日に24軸は限界です。


指はこうなります。


洗ってもすぐには落ちません。

体に悪いかもしれないと心配して居ますが、鉄道模型に白い車輪は絶対に許せません。

この黒染作業は忍耐の極致と言うべき作業です。

この作業中、頭の中に歌が浮かんできます。

「若者たち」という歌です。

http://momo1949.hobby-web.net/mm/mu_title/wakamonotachi.htm

♪君の行く道は 果てしなく遠い
  だのになぜ 歯をくいしばり
  君は行くのか そんなにしてまで


この歌には二番三番四番が有るかと思いますが、黒染作業中に頭の中に百回も続けて鳴り続けるのはこの「一番」です。


そんな雑談をしているうちに見事次の24軸が染まりました。

この作業の辛いところは、物凄く長い時間であると同時に、気を抜くと綺麗に染まってくれない・・・ムラになったり剥げてきてしまったりする事です。

私は染まった表面の強度を一番気にしますので強く擦りながら染めます。
安易な「染まり」は擦り落しながら染めるのです。


第三ロットは、輪芯部分の「染まり」の美しさをもっと欲しいので歯ブラシ+クレンザーで研いてから作業に掛かる事に致します。


指先が限界に達してテーピングしています。


一つ一つ歯ブラシで研きながら水の落ちるプラスチックケースに入れていきます。


第一回の漬け染めに掛かって居ます。

黒く染まってからティッシュで強く擦って黒を落としてしまいます。

それに原液を塗りつけて指で研く(←これが第2回染め)と綺麗に強い被膜で染まります。


テーピングの仕方が甘かった・・・


遂に72軸染めました。


「たこ」が出来かけた指。 まだ黒い色は落ちません。 翌日の会社での「指」です。


台車の汚しに掛かります。


「鰻のタレ」を使います。

「鰻のタレ」=長年ウェザリング用に使ってきた汚れ色。

一回一回のウェザリングには色を調合して汚れ色を作って吹きます。 →その「残り」を「鰻のタレ」の缶に貯めておきます。

一度に大量に汚れ色が必要な場合、鰻のタレを直に使います。

今回の場合、まず台車18両分約36ピースに吹き、翌日(或いは1週間後)車体18両分に吹きますので大量に揃った同じ色が欲しい場面なのです。


台車に吹き終わりました。

18両のうち4両分はあきらかに薄く吹いておきました。


モデルワムのホキ34200の箱と、IMONワム90000の箱の大きさ比較。

モデルワム 幅110mm 高サ64mm 長さ190mm 体積1,337.600立方センチメートル

IMON  幅 52㎜ 高サ38mm 長さ142mm 体積 280.592立方センチメートル

4.77倍です。

今回収納に使うIMONの12両用箱は、ワム90000の箱の中に使うモルトを共通に使うシステムになっていますのでスペース使用量は同じです。

モルトに関してはワム80000&レム用、トラ&ワラ用、セキ&ホキ用なども2両分¥105で発売しています。

(IPシリーズワム90000用同様の車両組立箱貨車1両用¥168も間もなく発売されます)


汚し吹付け前の車体が並んでいます。


IMONカプラーが逆さまに付いている車体がありました。


こちらは両側逆さまです。 (逆さまカプラーは36か所中3か所でした)


ついでにIMONカプラーのデモンストレーションです。

ポケットサイズはケーディー#711とほぼ同じですが、ポケットの左右の壁が無いのは左右動を遙かに大きくしてあるからです。


斜めから見るとこんな感じ、此処まで首を振ります。

ケーディー#711を2連の20m級車両に付けてS字に繋げたR732を通すと、左右動が不足して軽いほうの車両が線路上から弾き飛ばされます。

1/87 12㎜はこんな連結器だけで此処までよく続いて来たナという感慨もあります。

そのIMONカプラーはHO-101、HO-102が改良型に置き換わりつつあります。


再び「鰻のタレ」が登場。


車体に吹き終わりました。

軽い汚し4両

普通に汚し14両

という感じです。 ホキは石灰を運ぶので白く汚さなくてはならないかなと思いますが、現状は割合普通に(フラットベースが効いているので少し白い程度に)吹いてあります。

 





ホキ34200 ②

2011-01-25 | 鉄道模型
ちょっと割り込みですが昨夜、ホキ34200と同時に発売されたホキ4200をチェックする機会が有りました。

友人が買ったホキ4200の編成10両です。

① 積荷を車体に軽く接着します。

② スポンジ(←変質して車両を傷める可能性100%)を使った巨大な箱を捨て、IMONの貨車12両用箱に入れる。

と言う作業をしたのです。

大きな驚きがありましたのでレポート致します。


レジン製の積荷が酷く浮き上がって居ます。


角の方角から見るとこんな具合です。

当初はもっと烈しく反っていたのですが時間を掛けて此処まで戻したのです。

このレジンはどの様な強度なのか判らないので端面が見えなくなるまで曲げる事は諦めました。


レジンの「積荷」の裏側と車体内側です。

レジン裏側の溝が割合広くしてあるのは、成形品としてのレジンは寸法が正確に上がらないからだと思います。

力を加えると溝でぽっきり折れてしまいそうな感じです。


別の車体での例です。

左手前を下げると右奥が浮き上がります。 (これでも少し手で修正した結果なのです)

この製品は、真鍮で組み上げた部分はとても良くできています。

内部まで作り込んで居ます。

内部まで作り込むと言う選択をしているところに問題点が有ると思います。

私なら内部は作りません。 プラのセキ3000をがそうなっているから判ると思いますが・・・

内部が作って有った方が良いという人は居ると思います。

しかし「積車」状態を作る上で障害になるのであれば私は内部は作らないで積車だけの選択しか出来ないようにする事を選びます。

「空車」より「積車」

そちらの方が喜ぶ人が多いと思うからです。

(蒸機のテンダー内部を作らないのは廃車体にしたくないという感情も強く働いて居るからですが)

このホキ4200は空車では素晴しい出来の模型であると思いますが、積車としては観察に耐えられない模型になってしまいました。

(空車状態の貨車の内側をウェザリングで表現するのは大変です。 外がぴかぴかであったとしても内側が汚れていない貨車などあきらかに変です)


積荷は接着はしない事にします。



レジンの積荷を接着せず載せた状態で箱に収めた姿です。 最下段は「ヨ」を収納するスペースです。

IMONカプラーですからリレーラーを使って線路に並べれば60秒で充分走行可能な状態になります。

撤収するときも60秒でゆっくり全車を箱に収納でき、模型を痛める事も無いでしょう。

更に重要なのは箱から出さないで蓋を開けるだけで模型を愛でる事が出来るという事です。



そして「蓋」の裏側にエアキャップを接着してしまいます。 (元箱から剥がしたラベルは蓋の表側、裏側両方に貼ってあります)

IMONのキハ58系、82系の箱収納時上に載せる硬質ウレタン(経年変化は殆どしないと言われています)も蓋に接着しています。
私は「箱が空の時」に「片付き易い」ということ事は「重要だ」と感じています。

「其処まで作り込めョ」と言われてしまいそうですが、この緩衝材を蓋の内側に貼る作業は神経を使うのでプロには無理だと感じています。

(プロがそれをやるためには治具が必要です)