JAM2017③最終日

2017-08-26 | 鉄道模型

最終日です。

朝礼で池崎実行委員長からご挨拶です。

今日の行事の最終報告と連絡事項をお伝えします。


今回は有料入場者増は少しですが全体的に滞留時間が長く会場は混んでいるイメージでした。


ギミック2017の宮崎さんです。


新作の一つ「ゴミかと思った」と言われるというデジカメで撮影してみるアイテム。


こんな風に撮れます。 他に扇風機付きの電車が有りましたが、その類ではIMONのDF50のファンが回転するギミックの方が驚かせるインパクトは上だったんじゃないかと思います。


佐竹保雄さんと川端新二さんが久々の巡り合い。


蒸機を愛する会、環八の皆様や斎藤晃さん、宇田賢吉さん達合流して13㎜レイアウト傍で峠の釜めしを頂きます。


フォーラムディスカッション『東海道の名優たち』


天賞堂の町さんにはお世話になりっぱなしですね。


その天賞堂のブース前で福田さんからジオラマの説明を受ける前原誠司さん。


“チームおやびん”ブース、前原さんにペーパーモデルの説明をする箕川さん。


前原誠司さんは本格的な「撮り鉄」です。 写真は全て本人撮影のものを使っています。

小学生5年生の時お父さんに連れて行ってもらった日豊本線、最後の一台だったC6118が来る運用だった事を認識して待っていたのですが、意に反して来たC57117が一番好きなカマになってしまった事を説明しています。


広田尚敬さんと

 
JAM会場は何処へ行っても前原さんの味方です。

 

 

 

 

 

 

 

 
記者会見の場所をマスコミが用意して仕舞いビッグサイトに迷惑を掛けてしまいました。


宮下洋一の世界の説明を受ける広田さん。


乗務員が語る蒸機時代3 今年は圧縮引き出しと各人からの講話。

 
運転する機関士次第で走りも違った蒸気機関車という存在、来年もまた語り継いで行く事が出来れば嬉しいです。


「湘南電車から特急電車まで運転して」の大石和太郎さんや宮田名誉編集長も加わって。


エスエス模型繁盛記(昭和20年代京都で佐竹さんが開いていた)と山科物語をクリニックでお話頂いた佐竹保雄さんをホテルまでご案内して最終日が終わりました。

沢山の皆様の多大な協力援助を頂いて盛大に開催する事が出来ました。

本当にありがとうございます。

来年もこの時期、ビッグサイトでお会いしましょう。






JAM2017②主に土曜日

2017-08-24 | 鉄道模型
続きを綴ってみます。


これは初日最後の表彰式、牽引力とスピードのコンテスト優勝者表彰です。

 
「チームおやびん+」の宴会に参加しました。


集合写真


2日目が始まりました。


登坂力コンテスト。 私のは製品のままのIMONのEF60です。


越後要介さんが超絶技巧スクラッチビルド13mmEF18で挑戦しました。

傾斜コースもさぞ喜んだことでしょう!

優勝は栗原常治さんのHO1067モデルワムの4110でした。


ようやくIMONブースを覗いてみます。

雛壇はDF50、EF81(もうすぐ出るカシオペア色等),佐久キホハニ、9600キット組見本等が並んでいます。

iPシリーズの新製品が無いのが寂しいですが、手前左からDF50,157系、プラ客車オハフ33、FM-D動力装置

DF50は冷却ファンがゆっくり回転しています。 この回転状態デモ車は例によって特定車にはならない混合外観です。

157系は前頭部2種類作り分け側板は「仮」で、まだ窓の傾斜部分は表現していません。
種類としては
後期準急色/非冷/片栓(日光、ひびき等)
特急色/冷改/片栓(ひびき等)
特急色/冷改/両栓(伊豆、白根、あまぎ等)
の3種類で色々な編成を発売します。


これは事前打合せ時のもの。
手前が四国形、次が日豊形・・・特定番号機ですが番号失念しました。


プラスチック製客車オハフ33


キホハニ、キハニ40700の組見本です。


ステージ上ではNPO法人“日本鉄道模型の会”による鉄道模型功労賞の表彰が行われていました。

今年の表彰対象は『けむりプロ』です。

左端井上一郎さんは原宿店を手伝って頂いて居ますので結構多くの方が直にお話ししたのではないでしょうか。


フードコート前メインレイアウトは『13mmゲージの集い』による展示走行です。

越後さんのレイアウトを使用し、プロト・サーティーンクラブ、湘南鉄道模型クラブ、13ミリゲージ同好会(大阪)が共同運航していました。


低速コンテストに出そうと思って持ってきた模型、03 0058-2(ロコ・インターナショナル)とIMONのC11192[早岐]どちらもDCCサウンド機です。 (同スケール;HOです)


03 0058-2 は1979年にベルリンで撮影しました。 (カメラ;バケペン)

この写真はベルリン・リヒテンベルク駅、ロストック&ストラルズンド方面のD-zug(急行=この線の最優等列車)牽引に活躍して居ました。

03 0058は03形ではありません。 ゼロサンの1000番台です。 軸重は03と同じ18tですが、新しい3気筒機で流線形で活躍後普通形に改装された「流改」です。
03がC54なら03-1000はC57です。 最高速度140km/h!

DB(西独)では03-1000は03-1000でした。

DR(東独)では03-1000は03-0000、03は03-2000でした。


宮代さんのフェロー・スイスHOm蒸機 VZ HG2/3 が優勝、蒸機以外でも宮田さんのHOm電機が優勝。

この日の優勝者は全部12mmゲージHOスケールだった訳です。

私のは全然ダメでした。
DCCサウンド機をDC12Vで運転するとDCCの最高速度の1/4程度の速度までしか出ません。


フォトコンテスト優勝者表彰 大野秀一様

宮澤孝一審査委員長から講評を頂いております。


チームおやびんの集合写真撮影が行われました。 掲載は2018年3月号と聞いたような気がします。


おやびんの背後霊の位置です。 雛菊さんも記撮に参加!


チームおやびん課題作「小田急ABF車を作ろう!」
会場参加者を含め31名、80両弱の車両があつまりました。


私の作りかけの1700第2編成

こんな姿ですが混ぜて貰って感謝感謝です。

合運までには完成させなくてはなりません。





JAM2017①ギネス

2017-08-21 | 鉄道模型
JAMコンベンションが大いなる盛り上がりをみせて無事終了しました。


今年は駅に近い側、東1号館でした。 西サイドとの通路にも長い行列があります。


NHKが取材に来てくれて私も所属しているHOJC相武鉄道が金曜日の首都圏ネットワークで紹介されました。


同じく関口宏君の車両工作教室も取材を受けました。

メインはギネスブック登録を目指す闘いだったはずですが来た途端にお腹いっぱいになった感じです。


IMON製品予定のスピード測定器が何故か実物換算速度1000km/h以上になると計算が出来なくなるという予定外のトラブルがあり、車両限界測定器に成り下がったのが哀しいです。

午前中スピードコンテストを行い、上位を出した5名が午後ギネス記載に挑戦しました。


私のマシン、RS-05がギネスに挑戦しようとしているところです。

RS-05もRS-06もこのスピコンコースのテスト(城南島2回と設営日=昨日この会場で1回)で何十回か走っているのですが、RS-05はスピードの乗らない1回は完走したものの、2回目は脱線。 RS-06は断線したモノかぴくりとも動かず。

RS-06はコース走行40回無事に走って41回目の本番ではぴくりともせず。
(しかし、翌日から何でもないように走るのでお客様のコース走行サービスに走りまくっていたそうです・・・全く何故なのか判りません)


そして無事ギネスに挑戦したRS-05ですが、3cm走行で脱線!ギネス挑戦が終りました。

脱線の原因はねじ込み車輪がくるくるっと回って外れて脱線でした。

こちらも40回走って「本番」41回目に3cmで脱線です。


午後のギネス記録挑戦!独特の快音を発してスタートを切った江川芳章さん『びっくりハウススペシャル Discover Dream 号』

一昨年は16V

昨年は15V最高電圧

今年はギネス世界記録という事を意識して12Vに絞って闘うなか、昨年の優勝速度に迫る記録を出した江川さんの努力、技術は凄い!です。


優勝した江川さんにギネス認定証が手渡されました。
(名前が記載されていないので「仮」です。 後日名前が載った認定証が届くようです)

ウェブニュースの動画もご覧下さい!

http://www.afpbb.com/articles/-/3139696







JAM2017スピードコンテストへ

2017-08-16 | 鉄道模型
今年の優勝者はギネスブックに載ります。

仮の認定証が交付され、後日送られます。

私も一応頑張ります。 江川さんには敵いそうにないですが。


これらは半年ほど前に手に入れたモーター類です。

奥の一つは12V用の小型モーターで円形と真四角の中間のような断面をもつものでスピードコンテストとは関係ありません。


色々ありますが結局UNOさんの試作モーターが本命です。

宇野さんが「参考まで」と持って来られた台湾製モーターも使います。


RS-05です。

今回出れば3回目になります。


半年前はこんな構造でした。

キドモーターを26:16と減速して居ると思っていたら、勘違いで16:26に増速ギヤになっていました。


台湾製、径12mmコアレスモーターに換装します。

スピコンチャンピオンの江川芳章さんに教えていただいた「コンデンサー」試してみます。
でもRS-05「C571やまぐち号」は小さいので1000μFが精一杯です。


増速ギヤになっていることには気が付かずモーター換装完了。


こんな感じになりました。 江川さん情報“その2”の線路直接集電はこのRS-05は元々装備しています。


仕上りました。


16:26増速ギヤ。


ちょっとリード線が格好悪いですね。

実は増速ギヤは不味いので減速ギヤにしようと考えているときに城南島実験線でテストに狩り出されました。

ここで87倍換算2600km/hに達したようですが、ギヤ部を破損。

好都合ということでもう一回生まれ変わります。


こちらRS-06


イモン伝統のクラウンギヤを使っています。


去年関東合運で試作品モーターがあえない最期を遂げてしまいました。


平ギヤだけの連動にします。

駆動の仕組みを作ります。 其れには先ず寸法!


こちらは大きなコンデンサーを積みます。


こうして2:1減速にします。

この車も増速だったんです。


こんなのを切出して


出来ました。


設計図?


ボール盤で穴開けて


出来ました。


アイドラー


モーター用の8枚ギヤは金属をやめて黒い方にしました。


ミニ四駆のパーツに有用なモノが色々あります。


ロックタイトは森井さんのこれです。


動力パーツは黒染めで


大体できました.


コンデンサーやヘッドライトの改造があります。


昔使っていたブリッジダイオードを使ったのですが、これの能力が足りていないかも・・・

でも兎も角通電するとラグ板付近のリード線が熱くなるので 発熱→ハンダ溶断を恐れて


断面の大きなリード線と


0.2mm厚(IMON)ではなく、0.3mm厚だるまやのラグ板に交換です。


集電能力向上に向かいますが・・・
ブリッジダイオードの能力が心配、時間が無いので諦め。


直接線路から集電する集電板。


と、太くてしなやかさに欠けるリード線。


中間車体に3300μFのコンデンサー


面倒でややこしい配線を経て


やっとこ


組みました。 前から見た姿です。


全景


直接集電用ブラシです。


一方こちら


26枚歯から10枚歯に変更します。


パイプ、パイプ


重ねて


メタルロックを使いました。


こんな感じ


大事な?図面をもうこんな事に使っています。


RS-07は今年は諦めます。


ぐっとすっきりしました。






上手く走ってくれると良いですが。


小田急は現在こんな感じです。

こんなところまで来て屋根のカーブが気に入らず削り直しとか・・・正気の沙汰じゃないです。

貫通扉が後年のモノのようです。

ヘッドマークで隠れるが今年は間に合いません。

金曜の宴会欠席すれば土曜日に持って行けるとか・・・


これは


JAM出展者(プロ、アマともに)だけが買える特別Tシャツです。

(会場で売りません・・・出展した「証」です)

やっぱり東海道はクロ151でしょう。






小田急1700続き

2017-08-14 | 鉄道模型

まるで金属工作のように見えます。

床板に金属を使うので車体側に金属を使います。

超特急ダイジェストですので組立は飛ばします。
楽しい苦難の道が続きました。
元々考えていた組方を変更したので1mm×3mmのアングルと0.4mm×5mm 帯板で直角に半田付するのがなかなか大変でした。


金属の骨を組上げて“トビカ”を吹いてから側板貼り付けるのですが、ゴム系接着剤を使う事にします。

強力に貼り付けたいので両面に塗るのですが、汚くなるので「紙」側はマスキングしてゴム系接着剤を塗ります。


ゴム系クリアを塗ったところです。


3両分組み立てました。


接着せずに仮組立して屋根板を置いてみたら長さが3mmも違います!

寸法通りじゃなかったのは雰囲気で数字を出した前面窓と乗務員室の間の数字です。

少しゆったりしていると思って作ったのですが平面図をよくよく見ると確かに意外に詰まっています。


地獄のような外科手術が始まりました。

折角曲げた前面をやや伸ばして3mmずつ切り詰めます。

1両目を組んで見て3mmでは切り詰めすぎかなと判断、2両目は2.4mm切り詰めます。


もう一回前面~側面に至る所を整形します。

1700系は前面部分のR=4500mm、隅はR=300mm

雰囲気を出すように綺麗に曲げたいのですが紙はなかなかスムーズな曲面になってくれません。

直径3mmの太い真鍮線(何に使うつもりで買った物なのか忘れました)を台にして小さなベークライト片で擦ります。


切り詰めた2輌の1700です。

左の1輌は瞬間接着剤の使い方に失敗がありダメージを受け、パテを使いました。

我家のパテはこんな色・・・金属工作用のパテですね・・・


シルヘッダーを貼ります。

実は3輌完成させるのは諦めました。

JAMまで数日の時点まで3輌平行で進めてきましたが、パテを使う失敗で踏ん切りを付けました。

実際1輌でも出来るかどうか・・・赤の点滅のような信号、黄色かも知れません。 赤だったりして・・・・


昨日の時点です。

苦闘の歴史は省略!

パンタは1/87のPT42ですが、もう灰色とシルバーしかないので『トビカ』で塗りました。

「ペーパーで作る」を数十年ぶりに体験してみて驚きの連続です。

楽しい!
が時間の無い事!
追いかけられる苦しさは格別です!