ノーブルジョーカー2012春運転会

2012-04-29 | 鉄道模型
久しぶりにノーブルジョーカー運転会に行ってきました。


連休初日です。 渋谷駅埼京線ホームに湘南新宿ライン特別快速高崎行が入線してきました。

この列車に乗るお客様がこんなに来ている。 一般に鉄道に対する知識が盛り上がっている感じがします。


渋谷―〔埼京線快速〕→武蔵浦和―〔武蔵野線〕→東浦和、所要38分でした。

ホームに鉄ちゃんが居るので貨物あり?と一緒に張ってみます。


逆から来てしまいました。


東浦和改札出て左側のラーメン屋で昼食して会場へお邪魔します。


Cセット ラーメン(醤油・細麺)豚生姜焼き、ライスセットサラダ付¥980です。


プラザイースト、多目的室で春秋2回行われる運転会です。


左16番、中央OJ、右JM、奥HO1067と何でもあります。


しずしずと周回を重ねる13mmの重連蒸機列車。


急行〔越 前〕が快調に走る16番レイアウト。


OJのC575が来ていましたので並べさせていただきました。


今回衝撃を受けたのがこの西端さんの車両収納です。

東急ハンズA4紙箱+発泡スチロールカット+箱の蓋に貨車のイラストで

① 軽い持ち運び 
② 小さな収納
③ 探すものが一瞬で見つかる
④ 本人じゃなくとも仕舞える

などの凄いシステムです。

IMONとしてもどんどん開発していかなくてはと思います。

プレスアイゼンバーンとれいん増刊「模型人2」にしっかり紹介されてしまったので写真不活発を極めてゆったり遊んでしまった井門でした。

NJ(ノーブルジョーカー)の運転会は「合運」なのだということに今更ながら気が付きました。

快適な距離感をもって仲間と鉄道模型を楽しむということです。

HO1067はIMONシステムトラックと組み合わせるヤードが進行中で、楽しみになってきました。







群馬県修学旅行2012②

2012-04-27 | 今鉄

SLホテルの朝は割合遅く、朝食は7:30からです。 我々に不都合はありませんが。


教科書に載せても良いほど典型的な“和”の朝食。 ただし飲むヨーグルトが付いています。


茂木さん+井門は最終グループ3台の1台として川場を後にします。

本日の目的地は上信電鉄です。 デキによる貨物列車のチャーターです。


最初の場所は馬庭の鉄橋です。 練習の22レ高崎行。

茂木さんは現住所群馬県、上信沿線は庭ですので真にスムーズな移動です。


馬庭交換で直ぐに来る17レ下仁田行。 銀河鉄道999のラッピング電車です。


馬庭~吉井 6421レ


真に可愛い列車です。 音も含めて素晴しいです。


上州新屋~上州福島に移動しました。 24レ高崎行に驚いて鳩の群が飛び立ちます。


電車は去っても鳩は戻りませんでした。


この菜の花が目当てなのです。 19レ下仁田行。


デキを迎え撃つ仲間達、陸橋上にも展開中です。


上州新屋~上州福島 6421レ


陸橋に接近。


赤津信号所~下仁田に移動しました。  19レの返し28レです。

仲間の一部は途中で蕎麦屋に入りました。 (それは正解だった事が後に判明!)


山桜に寄生植物がめいっぱい絡んでいます。


21レの返し30レです。 ←同じ電車なので同じ写真が撮れて仕舞いました。


赤津信号所で交換して来た23レは線路際で撮ります。

井門はビデオ屋ですので当然持って来ています→ビデオ。 それはこの位置で回しっ放しの予定。


数本置きにPC枕木が混じる線路、渋い古レールの架線柱。


途中で昼食を終えた仲間も続々到着、線路脇の草刈りにも取り組みます。 築提整備工段が本領発揮です。


赤津信号所~下仁田 6421レ


終着駅下仁田。 入換作業を見せていただきます。 (踏切上から撮影)


25レ進入。 17レ→26レ→25レと、もう回って来た「999」号。


貨車移動機が活躍です。


最後に貨車の先頭にデキが付いて完了です。


入換完了状態です。


終着駅下仁田は良い雰囲気です。


線路の終端部です。 レールが細い。


南蛇井~神農原に移動、27レです。 雨は本降りになってきました。 

SAVE ON富岡吉田店でおにぎりの昼食です。


雨が強くて背景の山々が消えてしまいました。


南蛇井~神農原 6422レ。


上州福島駅に進入する6422レ。


上州福島20秒停車。 停車は踏切鳴動開始時間の関係でしょう。


根小屋~佐野信号所。 仲間も先に大勢到着していました。


15:30 もう少し進むと新幹線高架橋が見えてきます。

高崎15:25発【とき328号】は20秒前に通過してしまいました。 残念!


ED316です。


上信電鉄本社前に集合します。 そしてED316、デキなどを撮影させていただきました。


大人数で本社会議室(2F)を休憩所、拠点に使わせて頂きました。


2Fから屋根上を観察できます。


皆で上信グッズを色々買わせて頂きます。 大変なお宝(古切符)をゲットした仲間も居ます。


本社2階会議室での休憩です。 日が落ちる・・・バルブの時間を待っているのです。


そろそろ良い時間になってきました。 薄暗い時間から真の闇まで「両方」に掛かるのがベストです。

室内灯も点けて頂きました。


雨は相変わらず本降りです。 背後を新幹線が行きます。


上信電鉄の担当者は傘を差してずっと見守ってくれています。


本社社屋からも狙って居ます。


明るすぎる照明灯を殺しながら・・・


私も2階から撮ってみました。 丁度下仁田行が通り過ぎていきます。


18:30までの予定が19:00になってしまいましたが今回の修学旅行は此処で終了です。

担当して頂いた上信電鉄の職員にお礼の拍手。 見事な「夜たの」までの素晴しいチャーターを実現してくださったc57135様ありがとうございました。


解散になり、茂木さんと駅ビル“登利平”で反省会です。

http://www.torihei.co.jp/


これは鳥めし竹です。 


100円違いの松にしなかったのは照り焼きを別に発注したからです。

茂木さんは此処から車で帰るので「片宴会」でスミマセンでした。 ありがとうございました!


20:57発【MAXたにがわ426号】はもう入線しているというので行ってみたらこれが停まっていました。

後の8両が連結され、高崎からは16両で東京に向かうのです。

本当に盛りだくさんの上州修学旅行、いろいろお世話になりました。 ありがとうございました。










群馬県修学旅行2012

2012-04-25 | 今鉄
今年前半2つの撮影旅行は早くから手帳にチェックしてありました。

そのひとつ、群馬県への修学旅行です。

「修学旅行」と称したくなるのはかつて2008年2月に行われた『大人の修学旅行』=「中国遼寧省鉄法への40人超で行ってきた旅行」に相通じるものを感じる撮影ツアーだからです。

どちらもc57135さんによる数々のチャーター、グループを超越した大集団で楽しくやろうというものです。

グループMEIYO、築提整備工段、悪魔一家、9633会という知り合いではあるけれど普段は一緒に行動しない人達に交流の機会を作るという目的にも適っています。

この旅行は昨年C6120とD51498同時発車に始まる川場村宿泊旅行から発案されました。


その時大挙参加したグループ-30℃には今回声を掛けていませんでした。

理由は昨年初夏の群馬が影響して「海外鉄」の大きなイベント「中鉄大宴会」が行われなかった事を毎年楽しみにしていた全国の仲間から残念がられたので、大阪の友人達にはナイショで行ってしまったと言うことなのです。

7:48発E1系【Maxとき307号】で出発です。

自由席はベンチシートです。

ベンチに脚立です。

朝食は(必然的に)シウマイ弁当です。

もちろんカラシを綺麗に乗せます。

天気は“毒盛”とも表現される“ど曇り”なので普段座らないA席側に座ります。

8:37高崎着、200系は高崎始発【たにがわ】となって東京に向かう電車です。

在来線に乗り換えます。 残念!これは違います。

これ(107系2連)が私の乗る8:47発渋川行きです。

渋川の1つ手前の八木原に接近しました。 此処で鉄研三田会の先輩茂木さんに拾って貰います。

茂木さんの車に乗せていただき、お奨めの“オランジーナ”(果汁&炭酸入り)を頂きます。

6788会(本来は12月末の宴会の名称)の三田会の仲間が拘る「もつ煮」の永井食堂はこの時間(9:50)も大繁盛です。

津久田~岩本の棚下不動尊入口、この大岩は東日本大震災で落ちてきたものです。

色々咲いていますが天気が悪い・・・

今日の天気では諦めざるを得ません。

上牧~水上まで見に行きましたが、其処では「全く開花しておらず」です。

やはり今日は桜に拘り、沼田~後閑で迎え撃ちます。

此処は下り線の線路が少し低くなっているのがちょっと罠でした。

後追いはおまけですが重要です。

水上、D51745が置いてあります。 昨年11月、上毛高原駅前から移されました。

転車シーンは楽しいです。

サービスで余分に回すのが嬉しいです。

蒸機列車に乗ったお客様も「転車」と「機関車の手入れ」で盛り上がります。

D51745も見ます。 露天なので写し易いですが雨で痛むかもしれないのが心配です。

そして「そば 一水」へ。

舞茸天ざる大盛です。 此処で仲間と逢い、情報交換します。

水上発車でも撮ったら川場村へ行こうかと言っていましたが、T島さんが粘っている棚下の鉄橋へ行くc57135さんに続くことに致します。

岩本~津久田、棚下の鉄橋近くの桜です。 ソメイヨシノではない?

時間があるので遊具で遊びました。 カメラ;c57135さん

汽車は「どスカ」でやってきました。 まあ仕方がないです。

途中で“つまみ”等買い足して川場村ホテルSLに到着いたしました。

二次会で登場するお酒です。 

T島さんが手配したお酒、茂木さんから地元の濃いお酒、これらの他にも恒松さん(元長野機関区機関士でD51561動態化の立役者)からも差し入れ(複数?)

急いでSL駅に行くと最終運転の終了の瞬間を見ることがで来ました。

D51561はもちろん明るい時間しか動かすことは出来ません。

D51561を支えるスタッフたちにが手入れをします。

夕食=一次会が始まります。 c57135さんからこれからのスケジュールの説明があります。

今回、先日の腹囲・・・もとい福井に続いて参加の『神様』廣田尚敬さんの乾杯発声!

夕食のメニュー、充実しています! 一次会の時点でかなりメートルが上がりました。

その状態で繰り出して『夜たの』大会です。

今回の撮影旅行前半の山場!夜桜ライトアップのバルブ大会です。

皆それぞれ一騎当千のベテラン「鉄」ですから酔っていても抜かりはないです。

二分咲きくらいだったのですがライトアップの魔法で素晴しい情景になっています。

恒松さんはじめD51561を支えるスタッフの皆さんによるプロ顔負けのライティング(スミマセン、プロなのかも知れません)は素晴しかった!!

そして今度は場所を移して二次会、T島さん持参のプロジェクターで次々に動画を再生します。

東京駅で買った崎陽軒のシウマイです。

これを持ってくる為にお弁当も崎陽軒になったのでした。

カラシは綺麗に載せ、醤油も均等に振りかけて準備万端OK!

恒松(大日方)さんはじめスタッフの皆様を迎えます。

今日の演出は完璧以上の200%のデキ・・・もとい出来でした。

お酒が入った状態で撮影するのが本当に失礼だったと思います。

D51561は恒松さんの情熱でこの形を実現し、スタッフ一同のたゆまぬ努力でこの状態を維持しています。

上越線を撮影に来られた方は寄り道で川場は絶対に見るべきです。 主客転倒も有り得る位楽しめます。

集合写真です。

更に場所を移して三次会でも楽しい一夜を過ごしました。







元バーデン国鉄18-319②

2012-04-24 | 鉄道模型

まずは集電に関係するところを重点的にきっちり黒染研きを致します。


そして車輪も黒くしてしまいます。

ニッケルメッキは日数が経つと劣化してきて、黒染すると剥げる様になるので要注意です。

集電の必要がある車輪は出来たら洋白削出し+黒ニッケルメッキにするべきです・


床板のこの部分を削りだしておかないと集電が上手く行かないのでは???


黒染研きをしました。 ところが、ダメージを受けていたバッファーがついに分解してくる事態に陥りました。

(なんとか誤魔化して仕上げました)


先輪も黒染します。


これは「使用後」ですが“違いが判らない男”になってしまっています。

(肉眼では大きな変化ですが、写真では違いが表現出来ていません)


従輪はタイヤがぽろっと取れてしまいました。 (簡単に直せます)


ドライブラシ作業やって


簡単にマスキングします。 艶が過剰な黒い部分、タッチアップした後僅かに艶を押さえた黒を吹き付けます。


吹き付けました。

(モーターはスイス・MAXONコアレスモーターで素晴しくスムーズに走ります)


ナンバープレート、全部塗装しましたが、貼るのは18-319にします。

(第二次大戦後、西ドイツに残った3両のうち1両で、ミンデン総局機関車研究所所属となったが、事故で最初に廃車された機関車だったことが判りました・・・・震災被災機にぴったりな番号かもしれません)


さてもう組み立てるばかりですが、此処まで来てやっぱりベタッとした赤い下回りに不満が集中してきました。


折角貼った窓セルも剥がし、もう一回マスキングして「汚し」を吹く事にします。

ドイツ機で余り汚しをしたモノがないので「うんと軽く」汚す事にします。


エナメル、艶消し黒にレッドブラウンを混ぜてシンナーで薄め「スミ入れ」をします。


使用前


使用後  ・・・・と言ってもまだ乾いていないですね。


吹付け終わって最終組立に掛かります。


ようやく仕立て上がりました。 まあまあ良い雰囲気になったでしょうか。

方針が途中で変わったりしたので余計長い作業になりました。

バーデン国鉄とは;

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E5%A4%A7%E5%85%AC%E5%9B%BD%E9%82%A6%E6%9C%89%E9%89%84%E9%81%93


バーデン国鉄Ⅳh形は動輪直径2100mmの複式4気筒機関車です。

製造はミュンヘンのマッファイで1918年~20年で20両です。

1920年にドイツ各国の鉄道は統合され、独逸帝国鐵道に編入後は18形301~303、311~319、321~328となりました。


最高速度は140km/hとされましたが、線路状態次第で楽に160km/hで走る事が出来ました。

18-316号機は1951年、ハンブルク~フライラッシンク977kmを150tの列車を牽引して無補給ノンストップで走り抜け平均時速125km/hという記録を打ち立てました。

(東京から山口県柳井の少し先まで、徐行するであろう駅構内以外は140km/h前後で牽き続けたわけです)


その走りはまさに滑るがごとく滑らかに静かなものだったそうです。


各国鉄道が統合され、DRGになったとき、各国のパシフィックは全て18形となりました。

同じマッファイの有名なS3/6(バイエルン国鉄)をはじめ、殆どの18形は4気筒複式で、高圧低圧のシリンダーを横一線に並べ第2動輪を駆動するものでしたが、このバーデン国鉄から来た18-3形は唯一高圧シリンダーをかなり前に置き、第1動輪を駆動していました。 二次使用蒸汽を使う低圧は第2動輪を駆動します。


その複雑な駆動方法故のウルトラスムーズと超高性能だったのですが、メンテナンスが大変で各地で嫌われ、機関車研究所に集められたわけです。


4万円でこんなに美しい機関車(そして驚くべき高性能機関車)が手に入り、長く遊べたのですから最高の買い物だったかも知れません。






元バーデン国鉄18-319

2012-04-23 | 鉄道模型
BR59を2万円で買った日、同時にBR18-3を4万円で買いました。


メーカーはメトロポリタンです。

今となるとメトロポリタンというメーカーがどういうモノだったのか判りませんが、私の「撮り鉄」の相方のひとり増田泉さんが我々のゼロイチの写真を模型設計製造の資料として提供して、1台ずつ完成した模型の01を頂いた事から日本のメーカーだと思います。

(たしかにほぼ原形というゼロイチの写真は我々が世界で一番沢山持っています)


箱は01と同じです。


ウレタンはこういう状態です。

ほぼ溶け掛かった状態です。 直ぐにIMONの紙箱へ移さなくてはなりません。


同梱されていたのは

① 色が塗られていないナンバープレート(4種類)

② 色が塗られていない「独逸帝国鐵道」の銘板1種類2枚

③ 色が塗られて仕上げられている“マッファイ”の製造銘板

④ 模型機関車として客車を牽いて走らせる為の連結器とその取付ビス

です。

①と②はステンレス製です。


連結器は無くなるのが嫌なのでビスで見えない様に留めておこうと思ったのですが、余り具合がよくないのでやはりチャック袋に入れて上箱の裏にメンディングテープで留めておくことにしました。

テンダー台車はこういう構造になっています。 後側の2軸は固定となります。

真鍮剥き出しというのも良い気持ちではありません・・・黒染研きがしたくなります。


ナンバープレートを黒塗装して貼り付けないと完成品機関車とは言えない状態です。

塗装済キットとまでは言えませんが、天賞堂やKATO製品のところまでも行っていません。 プレートは入って居るが未塗装、キャブの窓セルも貼られていません。

テンダーは物凄く重いです。 それを持ち上げるために指先に力が入りすぎたせいなのかテンダー中央の浮き出し柄の辺りの塗装が指で擦られてつやつやになっていました。

重すぎるために触るだけで傷めてしまうとは。


裏側から見た姿です。

当然テンダーの過剰なウェイトは撤去です。 (撤去してもかなり重いテンダーです)


正面を見ます。 おやっ?エアホースが剥げています。

塗装の彼方此方に剥げがあるのですが此処の剥げは珍しいです。

フロントデッキ中央付近に飛び出しているのは第一動輪を駆動する高圧シリンダーのシリンダー尻棒で、この様に角度が微妙に違っているのが正規です。


テンダーも分解していたらかなり衝撃を受けた機関車であることにやっと気が付きました。

転落したのでしょう。 おそらく東日本大震災です。

ナンバーの塗装→取付、窓セル貼り付け、石炭搭載ぐらいで済むと思っていた機関車が結構な難物であることが判りました。

しかし、塗装が少々艶有りすぎ(黒は凄い艶だが赤いところは完全艶消し)を修正する事と併せて面倒を診る事に致します。

(つづく・・・・週末の報告が遅くなってスミマセン)