9600キット組立⑳発電機座、砂撒管など

2017-10-26 | 鉄道模型
小田急1700系は塗装に掛かりましたが、僅かな晴間を狙ったセコい姿勢が裏目と出てクラッシュ!

かぶるのは慣れているのですが、今回はもっと怖ろしい酷い目に遭っています。

(そのうち報告いたします)

その後退に堪えるべく取り返し作業していますが、秋らしい乾燥状態が得られるまでじりじり待つことにします。

溜りに溜まった9600を少しだけ吐き出します。


前回で発電機座が解決したのかなと思っていたら、写真はえんえんしつこく続きます。

発電機座はこうやって作っていました。

ボイラー上の穴に差す部分は斜めに切ってヤスリ・・・バローベの四角断面のヤスリが役立ちました・・・で削り出します。


これだ!というモノが出来たらロストの発電機と一緒にこうやって摘まんでハンダを流します。


良い感じかなと思ったら座が大きすぎる感じ、砂撒管との関係からNGです。


一回開けた穴の上に穴を開け直して付け直します。


余分な穴を塞ぎます。 真鍮線です。


発電機座の下をハンドレールが通らなくてはならないのですが、実は通りません。 0.3mm0.4mm厚の真鍮板でも実物と同じスケールにすれば数十倍の厚みがあるから無理なようです。


ついでに煙室部のハンドレールノブ用の穴も塞ぎます。 使いませんので。


砂撒管を位置決めして


ハンダ付け


エコーの配管支え片止径0.5用です。

砂撒管は今回0.5mmを使います。 69620の砂撒管は太いです。

9600では砂撒管の太さは一様ではないようです。 (完成品どうしよう・・・)


先ずは助士席側ハンダしました。 (次はキサゲですね)


ランボードと冷却管とボイラーを載せてみてチェックです。


機関士側もチェック。

北海道の9600の半分は逆転棒が砂撒管の内側を通って居ます。

鈴木達也さんの写真;69620も逆転棒が砂撒き管の内側を行く機関車です。

機関士側砂撒管を付けるためにはランボード、ボイラー、キャブをハンダで組み立てた後じゃ無いといけないわけです。

覚悟を決めてボイラーやランボードを仕立てあげて組立に進むことにします。

続く!






関東合運2017 閉幕

2017-10-25 | 鉄道模型
合運2日目、今日はまず鉄道模型の世界に有って良いのかあるまじきなのかスピードレースの日です。


サークル165のレイアウト上に並んだMLX-01と北野さんのSSE。


一回目、リニアがカーブを曲がりきれずSSEを巻き込んで、架線柱をなぎ倒して事故です。


二回目、リニアが単独事故。 曲線部分の架線柱は予め撤去されています。


三回目、今度はカーブを曲がりきれないSSEに巻き込まれる形でレース終了。


事故現場にて北野さんと私です。 動画はスタートから8秒88で撮影を取りやめた事を示しています。

私の2引き分け1敗、北野さんの勝ちでした。


(その後スピードメーターの動作テストに持ち出されたMLX-01は元気に走り回った末に今故障中です・・・原因不明です)


小田急1900系4連が走っています。


小田急1900系


小田急1600系4連が走ります。 山下和幸さんのおやびん競作用の近作でしょうか。


RAIL CLUB CHIBA チバ、久々の登場! 志村さんのスクラッチビルド特急群。


鉄道サークル沼南、何時もは巨大な立体交差ですが今回は企画テーマ『常磐線とそれにつながる仲間たち』の展示レイアウトもやらなくてはならないので元レイアウトは小振りです。


その企画テーマ『常磐線とそれにつながる仲間たち』の展示レイアウトです。


ジオラマと並んで


常磐ハワイアンセンターのフラガール「スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム」も居ます!


未完成の人が居ました!よかった!仲間だ!!


クハニ67快走!


常磐線関係、なかなかのバラエティーです。


ときわレール倶楽部


鉄道模型同好会とな会


最近はやりの明るい室内灯。 これでは室内灯明るすぎだと思うのですが。


日本セメント凸形電機

http://tsushima-keibendo.a.la9.jp/kamiiso/kamiiso1.html


熊田君がアダチのキットを組んだモノでした。


湘南鉄道模型クラブ 新旧快特車の12連が走ります。


今最新?のカニ目C11〔大 樹〕


湘南で見た温泉ジオラマ


ご存知乗入れ線が手前側です。


南海。いいですね。


静岡HOクラブ


9600


良い感じ!のEF56とDD51


相模大野模型クラブ


サークル165へ戻ってきました。


スハの会


スハの会


スハの会


同じく「スハの会」さんです。


鉄道サークル沼南


鉄道サークル沼南


丁度のタイミングで受付当番が回ってきたので受け付け席に座ります。

何やら「素敵な組み合わせ」になって仕舞いました。


当番が終って三田会へ。 伊藤正光さんの小田急2000系。 綺麗すぎ・・・見なかったことにしようかな・・・


HOJC 原嶋さんのWIFIで操縦する線路無しでも走る車両。


中はこんなです。


IMON線路によるエンドレスにはC57175に牽かれた〔桜 島〕〔高千穂〕


増原さんの自動運転による交換です。


左側通行で交換します。


動くモノで焦点深度合成を掛けるとこうなります。


FM-Dかと思ったら


IMONギヤを使った手作りです。 嬉しいですね!


こちら、キハのペーパーキットベースでWIFI操縦の線路通電不要車です。


HOJCの競作展示です。 

テーマ『紙ってる』 私の小田急1700系も未完成のくせに乱入しています。


稲葉さんのコーナー? 私の69620もちょっと乱入。


旬野菜天うどんが私のお昼御飯でした。


旬野菜天そばを食べた近藤さんの食券ナンバーは9633!

凄い! などと言っているうちに終了してしまいました。 早い!


片付けを撮る間もなく斎藤亨さんと帰りました。

行きは岩槻経由58.4㎞、帰りは浦和御園経由57.5㎞でした。


合運中ポケットに入れて?持って歩いたHO1067の次期機関車製品DF50の見本を撮影してみます。 TG-4でインスタントに焦点深度合成です。

これはDF50501[米]茶色時代です。

正確なシェイプが切れ味鋭く出来上がっているのですが、ホンモノよりシャープに感じます。


ゆっくりの回転でファンが回っています。


フクシマから南品川工房へと連なる流れの中で、熟練の手練と若手の充実が組み合わさって最高に極まりつつある感じを感じています。

五反田工房も実に同様に極まりつつあり、来月C55一次形門デフ機完成品1弾目が現れます。






関東合運2017 開幕

2017-10-20 | 鉄道模型
三田会同室の皆様にだいぶ遅れて起床、飲み過ぎ・・・・

稲葉さんは記憶が無いとか・・・

朝ご飯です。 私はこれを食べました。 少し食べ過ぎですが・・・(何時もの通りです)

今日が合同運転会初日です。

三田会レイアウト

斎藤亨さんの真鍮スクラッチビルドによる台湾のキューロク2両。

台湾キューロク、向こう側の1両はアルコのキューロクです。

キューロク(左)とは全く違う機関車で、共通パーツは無かったというアルコキューロク(右)

アルコのキューロクのテンダーもかなり変な格好。

これは鈴木英一さんの13mmC61

イモンがよく擬せられるE10、イモンは最近少し小さくなったから4110では?

DF91

3階は日本0番鉄道クラブ、日本トロリーモデルクラブ

2階は城北鉄道クラブ、グループ軌道線、鉄道友の会模型部会

3階はプロト・サーティーンクラブ

2階はスワローエンゼル倶楽部

HOJC スウェーデン国鉄900形 ヴァルヴギアは内側です。

東野鉄道DC20形

増原さんの気動車はFABの南薩テフ(←短い)から仕立てたものでしょうか。

栗原さんの相武鉄道

C11の牽く客車列車。

C57の牽く客車(優等列車?)向こうのエンドレスを行くED75の列車と並走になっています。

驚きの窓「開」

初日11:00は開通式です。 幹事クラブ“鉄道サークル沼南”と言うより今年のテーマ『常磐線とそれにつながる仲間たち』の展示用エンドレスでくす玉が用意されました。

熊岡正悟君のスイッチ操作でくす玉が割れ、C62【はつかり】が発車します。

三田会レイアウト、伊藤正光さんのスクラッチビルド7200形快走。

鈴木英一さんの13mm【はつかり】C61+C60重連です。

メジロのめ次郎さんの13mmC591が鈴木さんの【はつかり】を牽いて快走!(ポップアップします)


物凄い作り込みをされた機関車、3点支持に改造されたイコライザーを除けば珊瑚のキットそのままという動力で快走します。

め次郎さんのC591と併走しているのは斎藤亨さんのスクラッチ、アルコのキューロクです。

(皆ポップアップします)

アルコのキューロクはアメリカ蒸機のDCCサウンドが搭載されています。

高木宏之(本当は梯子段の高)さんのC63、19700、D53が走ります。


C63;戦後にC53の延命措置として、健全なボイラーとC57相当の足回りを組み合わせ、下級線区への転用のため2軸従台車とした3番目のハドソンで、C61・C62と同様、改造母体との関係を示すため形式名のひと桁目を3とした。(4番目のハドソンは当然C60です)

19700;C51登場のすぐ後に同じボイラー、同じシリンダー、動輪径1400ミリで誕生した鉄道省初のミカド。 C51の原形式が国内初のパシ8900に1万を足したので、こ ちらは初のミカド9700に1万を足した。(朝倉技師設計の想定で、ボイラーがD50よりだいぶ細いのがミソ)
D53;C57のボイラーに動輪径1400ミリの1D1軸配置を組み合わせた日本のライトミカド。 キャブとテンダーはC58と同じで、計画形式KD55に相当。 戦後に9600の置き換えとして丙線の輸送力と速度向上に貢献。

お昼御飯の生姜焼き定食です。 なかなか美味しかった!

同じ3階の日本0番鉄道クラブを見に行きます。

大きいから迫力有ります。 昔のカツミ?

161系【と き】でしょうか。

日本トロリーモデルクラブ

架線をよく使われるので上から観察したくなります。

三田会の集合写真撮影がありました。

越後線にメジロのめ次郎さん製作C591が入線します。

客車は天プラぶどう色1号です。

【つばめ】【は と】のぶどう色は瞬殺に近い程売れました。
長編成にする必要が有る編成で牽引力には問題ある天賞堂C62が単機で牽かなくてはならないからです。

越後要介さんの13mmゲージいわゆる“越後線”は組立式レイアウトの金字塔だと思います。

このレイアウトは“たぬき”でお披露目されたことがあります。


そのレイアウト上で驚くべき安定した走行を見せるめ次郎さんのC591。 (ポップアップします)

関東合運の名物となりつつある工作教室

馬場富士夫さんの講義は真鍮工作の基本中の基本を再び、ハンダ付けです。

そして真鍮をキサゲる事、実演がありました。

越後要介さんはサーキュラソーを思い通りに使う工夫についてです。

0.1mm厚に切出された真鍮です。

パイプを短く綺麗に切り落とす実演による仕上がりです。 真鍮線を通してそれごと切るわけですがまだ中に線が残っています。

馬場さんが現に使っているお薦めのピンセットその1。

IMONでも売るべく入手先探し中です。

その2です。 こちらは現在入手できません。

サーキュラーソーの周辺。

質問に対応中の講師お二人。

何時もの展示。


JM(じゅうさんみり)から始まったのでJM=1/80というのは私は無理があると感じています。


JM(じゅうさんみり)そのものが、私もそうでしたが16番からの緊急避難場所として始まったもので、ベースとなるのが16番です。

16番=1/80ではない、線路幅は1/64程度なので1/80~1/64の中間あたりに属するファジーな縮尺のごった煮なのです。

それを生かす! たとえ新幹線や外国形と別縮尺になっても資産を生かす事がJM(じゅうさんみり)の生い立ちなのですから。


この「おおむねスケール」という緩さを失ったらJMとは違う13mmゲージが必要だという事にもなります。

JMはEM(英国の1/76ファイン・・・こちらもやや緩い)を意識したとも言われています。

それは
「ジュウロクテンゴミリ」
「ジュウサンミリ」
「ジュウニミリ」
が皆JMなのに敢てJMとしたこと。
JS(ジュウサン)にしなかった事からも当っていそうです。

ゲージではなくスケールだと主張するならそもそも「ジュウサンミリ→JM」という名称は土台おかしい事になって仕舞います。

1/80ナローはG=9mmですから「キュウミリ」になってしまいます。

1067÷13=82.076923です。

HO1067の場合、HO=3.5mmスケールなので12.25mmが正規。 TT→HOm→の12mmの線路(実態はスラック許容一杯の12.28mm程度有ります)を使っているのが実態なので「12ミリ」という通称は規格名称にはなり得ません。




ところで、それとは別にJMでファインスケールは簡単ではありません。

蒸機キット製品は火室巾が16番用になっています。


「1/80 13mm」ファインスケールと言って思い浮かぶのは越後要介さんのEF18です。

蒸機以上に狭軌を必要とする旧型電機! 越後さんのは隅々までスクラッチビルドだから出来ているわけです。

全部スクラッチの斎藤晃さんのようなやり方が必要になってくるのです。

グループ軌道線、中澤さんの玉電200形、このドア開閉とステップの連動を見ずして合運は語れません。

そして強烈なのが軌道を行く京王帝都5000系! 目を剥く気持ちの良さです。

集合写真撮影

そして懇親会です。

鉄道サークル沼南さんの真面目でしっかりした運営振りに拍手です。

おやびんのご挨拶、乾杯は超早くて素敵でした。

手締め!

上尾に回されてしまう人達のお見送りです。

けんかつの収容人員に限りが有るからです。

皆様!今日はこの部屋が盛り上がっております!

キチッと撮れているに違いない記撮に期待です。 (怖いだけかも・・・)

 
私が大好きな場所(?笑)で12時台と午前2時台の写真です。 人が入れ替わったりしていますね。

終ったのは27時台だったかも知れません・・・私のいつもの就寝時間?

つづく








関東合運2017

2017-10-18 | 鉄道模型
兎も角合運報告行きます。


設営日、昼前なのに城北鉄道クラブのレイアウトは走っていました。


0系と151系が併走しています。


THOも既に走っています。


午後、三田会も走り始めました。

これは三田模型の一畑電鉄だそうです。(作者伊藤正光さん)


FEFです。


森美久仁のペーパー製165系
近作の様ですが、KATOの165系じゃだめなのかしら。


伊藤さんの自作電車。


カニ22に始まる20系編成。


ホビーモデルのDD12でしょうか。


走らせると動力装置の違いから全く速度が違います。


DD12の斎藤亨さんの自作動力装置。


手前が斎藤亨さん米軍時代。 奥が伊藤正光さん、ホビーベースながら正面グリルやボンネット肩など彼方此方弄っています。

手摺が厄介で分解しづらいとも。


HOJCの競作『紙ってる』にも参戦(というか未完成で恥ずかしい)小田急1700系


設営日の宴会、チューリップにて。


これは・・・岩澤さんがお持ちになった凄いローストビーフ・・・

牛肉としてこの様なサシの入った編成、じゃなくて肉は薄切りで、さっと炒めて醤油と砂糖で味付けてすぐ御飯と食べるのが最高ですが、同じ薄切りでもこのローストビーフをお酒のつまみにするというのも中々に凄い!と言うことを知ったです。

日米FTAだかという話題もありますが、サシが入った牛肉と赤身を塊で食べる牛肉は競合しないと思います。

アメリカから「車」はたいして結構じゃ無いですが、「牛肉」はどかどか輸入して欲しいです。

 
こちら模型道を追求中の三田会かな・・・ご来訪者もいらっしゃいますが。

 
こちらは関東連合さんでしょうか。 イモンは更にその後HOJCに行ったのが失敗?

なにせ交流が楽しいからこその合運です! つづく!



(きょうはこれからたぬきですぅ)


写真展始まります

2017-10-16 | 国鉄時代
写真展設営お手伝いに行ってきました。


第二回アートサロン写真展“「鉄路」へのときめき”です。


まさしく今日から始まります。

錚々たる面々が集まっています。

凄い!  何処が凄いかと言えば『国鉄時代』編集長がイカロス出版のホールに写真を飾るところかと思います。


1階の案内です。


このイーゼルが歩道近くに掲出される予定です。

18:30までという時間設定がなかなか親切かと思います。 是非お出まし下さい!