山形方面に行って来ました③

2011-07-30 | 今鉄

尾花沢市銀山温泉から奥羽本線大石田駅へ向かいます。


大石田駅に貼り出されていた駅名の由来です。


1432M山形行きに乗ります。 (私はまだリハビリ中なのでこんな写真がやっとです・・・・)


車内の様子です。 この頃はまだ空席が目立ちますが山形に近付くと混んできます。

標準軌のJR近郊形電車に乗った感想ですが、案外新鮮でもなく違和感もなく、標準軌私鉄の乗り心地と変わらないと思いました。


こんな凄いの(E3系山形新幹線)と行き違っちゃうところが凄いです。


天童で【つばさ】に道を譲ります。


10:18 山形駅に到着、10:36発仙山線828Mに乗り換えます。 屋根上は撮って置かなくては!


仙山線828Mです。 電車はそっくりですが狭軌です。 思い切り狭いゲージにびっくり!!


中の様子は見分けが付きません。


北山形駅進入です。 左側が狭軌仙山線、右側が標準軌奥羽本線です。


北山形~羽前千歳 狭軌と標準軌並列です。


羽前千歳を過ぎて標準軌の奥羽本線とお別れです。

立体交差で分かれると想像していたら羽前千歳南側に平面交差が有りました。 見損ないました。


山寺です。 竹中泰彦さんのDVD、昭和30年代の映像集に出てくる仙山線の映像は山寺駅だったことがはっきりしました。


面白山トンネルを抜けたら側面窓全てが曇りました。 曇っているのは外側です。


日本の交流電化の発祥の地、作並駅です。


1番線に交流電化発祥の碑が見えています。

1950年代、商用周波数での交流電化を目指していた日本が先進国フランスに電気機関車購入を打診して断られたそうです。

「買って、真似て、真似を量産するからダメ、量産を買うなら売ってあげる」

と言うことでしょう。

当時までの日本は明治時代の終わり頃の英国から輸入の8700形蒸機を国産で増備したり、3シリンダー機も6両買って97両自分で作ったり、今の中国と同じ事をやっていましたから。

結局試作交流電機を作って実験を重ね、実用化に成功して新幹線にまで繋がるのですから「良かった」と言うべきかもしれません。


秋保温泉に近い愛子(あやし)です。


仙台着12:06 仙台駅で牛タンを食べることに致します。

割合平均単価も高く、超満員行列状態ですから「土日」はまさにかき入れ時という感じです。


厚切り牛たん¥2000です。 厚切りは「塩味」しかないのでやはり牛タンは塩味が正式ですか。


仙台市営地下鉄に乗って市電博物館を見に行きます。


やはり新しい地下鉄だけに深いです。 節電でエスカレーターをけちっています。


終点富沢駅は高架です。


市営地下鉄車両基地に隣接して市電博物館があり、徒歩10分とは言いますが日曜日は無料送迎バス(←JIMBEIですが)が駅前に待っています。


地下鉄博物館に到着しました。 博物館の守衛さんが出迎えてくれます。

(あくまで学芸員ではないようです)






パンフレットです。 表紙以外はポップアップします。


入口です。


入館料無料ですが、~16:00と終わるのが早いですからご注意!


ポスター、色が抜けています。


でも、中はぴかぴかです。 3両とも中に乗ることが出来ます。




当時の機器類もよく見る事が出来ます。












パンタグラフじゃなくてビューゲルじゃないでしたっけ。 関節があるとパンタグラフになるんですか・・・


此処へ子供を連れてくるお母さん!偉い!素晴しい!










屋根上も見る事が出来ます。 そして架線が張ってあるのが素晴しいです。


守衛さんが走らせてくれたNゲージです。 コントローラーが大部傷んでいるようで低速がききません。


扇風機が123号に結わえ付けて倒れないよう工夫されています。


123号車の車内です。


123号車の運転台です。


415号車の車内です。


415号車の運転台です。


1号車の車内です。




1号車の運転台です。 (運転手が乗っていない方の運転台です)


1号車には運転手が乗っています。


123号車にも可愛らしい運転手が乗っています。


市電用の、路面軌道用のレールは大きくて溝が附属したレールです。


連絡バス(←JIMBEI;金杯=ハイエース)で富沢駅に送って頂きました。




始発駅ですからゆったり座って帰ります。


切符です。 綺麗な柄は椅子の貼り地です。


地下鉄で仙台駅に戻りました。


タクシーの大群が綺麗です。


列車の時間まで宴会です。




利き酒セット、美味しかったです。


【Maxやまびこ】E4系です。


こんな酔い方で帰ってきました。 赤坂見附です。









山形方面に行って来ました②

2011-07-29 | 今鉄

真室川町を後にして大石田町へ向かいます。 重たそうな雲が奥羽山脈方面に懸かって居ます。


大石田駅東口待合室内に今は亡き山形交通尾花沢線が紹介されています。

尾花沢線はここ国鉄大石田駅東側この辺りから尾花沢までを結んでいました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E4%BA%A4%E9%80%9A%E5%B0%BE%E8%8A%B1%E6%B2%A2%E7%B7%9A


上の写真中央に見えるディーゼル機関車の銘板と山形交通のマークです。


待合室付近の枕木を敷き詰めたスペースです。 怪しい・・けどまあ国鉄のモノかも知れません。


大石田駅にもSLの“幟”が挙がっています。


新庄行き下り電車が進入してきました。

この電車は16番!じゃないHO!、いや・・・冷静に・・・広軌(標準軌)ですね!


日本の鉄道が「改軌」されて居たらこういう姿の電車が走っているぞという見本みたいな感じでしょうか。


下から見上げてもっと大きな差を感じると想像していましたが、たいした違和感無いです。

日本の16番やNゲージはもっと上手に作らなくてはいけないと言うことでしょうか。

下回りの物凄い「ごつい」感じはゲージのせいではないのかもしれません。


車体とゲージの対比が判る構図です。

標準軌私鉄と全然感じが違う・・・・国鉄/JRの電車は思った以上に遙かに「ごつい」のかもしれません。


尾花沢駅跡付近から大石田方向を見ています。

この道路の感じが路盤跡を思わせます。

尾花沢駅跡は山交のバスターミナルになっているようですが、建物として撮る気にならず一枚も撮しませんでした。


駅脇にあったと思われる(株)尾花沢タクシーの方が素敵です。


手打ち蕎麦屋が海草ラーメン・・・


バスも振るわない昨今ですが、東京行きだけが多少賑わうかも・・・そんな臭いのするバス停です。


尾花沢市内で見た自転車屋さんです。 (気が付くのが遅くて通り過ぎつつあります)


尾花沢市となればこの銀山温泉です。

車は乗り入れ禁止、駐車場から300m程歩かなくてはなりません。


見えてきた橋が温泉街の入口にあたる“白銀橋”です。



http://www.ginzanonsen.jp/


“白銀橋”たもとに置いてあるパンフレットです。


大正時代、銀山川が氾濫し、温泉宿が全滅、その時建替えた建物を維持して現在の街並があるようです。




今日泊まるのは温泉街のかなり奥にある“能登屋”です。 (この先はもう稲穂峠と言いたくなってしまいます・・・)

能登地方からこの地の銀鉱山に働きに来た人が興したので“能登屋”なのだそうです。


能登屋の中に入りました。


エレベーターで旧館4Fに上がったところです。

2010年7月1日~2011年6月30日まで丸一年旧館して外観を変化させずに中身を綺麗にリニューアルしました。

「大正ロマン」と、テーマがはっきりしているので、それに沿った素晴しい内装を実現しています。


旧館4Fは新館1Fに繋がって居ます。 我々は新館2Fです。


お部屋です。 びっくりする程の天井の高さです。


夕食です。 この後次々に料理が出て来ます。


こういうお酒も頂きました。


メニューがあったのですが、酔って・・・持ってくるのを忘れてしまいました・・・

平打ちうどんに見えるモノは豆腐料理です。


5月から10月まで毎週土曜日に披露される花笠おどりを見に行きます。


脚立がないのが残念ですがノーファインダーで頭越しに撮るのは得意です。

(特に酔うと安定するとか・・・)


次の曲に移るインターバルです。


その間に移動しました。


色々な旅館から集まって来た浴衣が色とりどりの観客も綺麗です。


カメラはD-700だから「夜の手持ち」は酔ってても楽々です。


終わるとあっという間に静かな夜の温泉街になります。


夜の銀山温泉街は一段と綺麗です。


橋を渡って反対側を歩いて帰ります。


“能登屋”です。


4Fに上がりました。 この個室も夜の方が綺麗かもしれません。


宴会していた部屋はこんなに片付いていました。


新館へ


二次会、私はシウマイ持っていきました・・・


朝食は(多分宿泊客全員が、この)大広間です。


朝御飯です。 在るべきものは在り、オリジナリティーも高級感も有り素晴しい朝御飯でした。

私自身は昨夜2時までやってしまったので午前中いっぱいはリハビリか・・・


こちらが浴場入口です。


これはそのお風呂の前の休憩所です。


素敵な個室、やっぱり明るいのも素晴しい。


“能登屋”入口です。


出たら、右見て


左見て

明るい時に見るとやはり凄いですね。


“能登屋”を振り返って見ます。


温泉街を振り返って見ます。

銀山温泉素晴しかったです。






山形方面に行って来ました①

2011-07-28 | 今鉄

東京の表玄関;東京駅「丸の内」側は今、こんな有様です。


【Maxやまびこ】(←右側;E4系)仙台行きと併結の【つばさ241号】で新庄へ向かいます。


E3系、ステップを踏んで乗り込みます。


普通車「満席」で11号車(グリーン;+4000円)になってしまいました。


埼京線は並走無し、つまらないことに停車中追い抜きです。


福島を発車、山形新幹線(標軌在来線)に入ります。 東北新幹線が離れて行きます。


板谷峠に掛かります。

山形新幹線、初めて乗ります。 (秋田新幹線も乗ったことありません・・・)

どんな感じか楽しみにしていましたが、割合違和感在りません。

スイスかノルウェーの鉄道に乗っている感じです。 乗り心地が似ている感じがします。

彼の地も山越えが多くてこんな速度で走ることが多いですし、平地に出れば飛ばします。


板谷峠を越えたところで「牛肉どまん中」を頂きます。

車内販売でさっさと買っていたのですが、米沢を通るんだから米沢に着きそうな処で食べようと決めていました。


お馴染みの有名駅弁です。 それに 今、食べるなら牛肉でしょう!


ごく普通の田舎の景色の中突然超高層マンションがあってびっくりです。


新庄に到着しました。

狭軌(=日本の標準軌と言うべき1067mmゲージ)の電車、気動車が接続しています。

5番線には気動車


4番線 2443M秋田行701系(狭軌)


2番線 一般のお客様が「片付いた」と見て【つばさ】から小学生が団体で降りてきました。


お姉さんも二機編隊で降りてきました。 (つばさだから編隊です)


改札口です。


東口側へまわるエスカレーターに乗ります。


北側を見ます。

1435mm標準軌1本が狭軌の中に入り込んできています。


南側です。

もちろん同様に狭軌の中に標準軌がひとつ。


真室川森林トロッコを訪問しました。

http://www.yume-net.org/modules/smartsection/item.php?itemid=34


ゲージが広く見えますがニロク(2ft半=762mm)です。


1周100円で乗車できます。


良い気持ちです。


大きなエンドレスで、線形が工夫してあって如何にも遠くへ走って居る感じがします。


途中車庫を通過しますが、トンネルみたいな感じです。

(昔、置くだけでトンネルになる山が模型にも有りましたね!)


途中、非常用?の停留所が2カ所ありますが、通過します。


元の「駅」に戻ってきました。








加藤製作所の機関車

KATOではなく「カトウ」とカタカナ表記なのは戦時中の欧文忌避のせいじゃないかと言われます。


ドアを閉めています。

特別にエンジンカバーを開けていただく事が出来ました。


オリジナルはガソリンエンジンだったと思われますが、現在はいすゞのディーゼルエンジンを積んでいます。


右側です。


補機類にもプレートが付いています。


近代化産業遺産のプレート




6kgなのか9kgなのか、線路が細いので「ナロー」のくせに物凄く広い軌間に見えます。

線路は細いですが、路盤は実にしっかり造られていて「立派」すぎます。

(当然それで良いのですが)




森林鉄道(森林軌道)ですから運材台車をちゃんと付けています。


森林トロッコは真室川町の整備が行き届いた施設の中に有りますが、その敷地にお蕎麦屋さんもあります。

お蕎麦をいただく事に致します。 こんな時間に一杯になってしまいました。




お店に置いてあった店名刺です。


板そばを頂きます。


これで大盛ではありません。 歯ごたえがあって美味しかったです。 そば湯も!


3時に最終の周回があります。 ゆっくりしていたらその時間になりましたので撮影します。


子供達をたくさん乗せて


森の中へ入っていきました。


別の経路(道路です・・・)から先回りして森の中で迎え撃ちます。




ゆっくり走りますが子供達にとっても素晴しい体験だと思います。


お母さん?いや先生かな・・・


最終の運行が終わるとエンドレス上にある「車庫」まで回送します。


先ほどとは別の場所で迎え撃ちます。


車庫に到着しました。

非常に楽しめるものですがあまり知られていない施設だと思います。







16番用パンタグラフ

2011-07-27 | 鉄道模型
1/80パンタグラフシリーズ、PS16の試作品が出来てきました。


IMONの電車、電機に使われていた「フクシマ製1/87パンタグラフ」で行われた新機軸を盛り込んでこの秋発売されます。

(1/87パンタの中でもPS13は元来フクシマ製ではありません。 今回のIMON製クモハ11、12のPS13は五反田工房製です)

「フクシマ模型製作所廃業」のニュースが流れ、特にパンタグラフだけは「IMONが継続」ではないというニュースも流れましたが、全部の事業をIMONで継続していく事になりました。

フクシマ製品の修理、アフターもIMONで引き受けることになりました。

(女性パート1名を除いて)社員全員が揃ってIMONに移り南品川工房としてまさに‘フル回転中’です。

これまでの五反田工房と混合せず南品川工房として別個に動くのは、急ぐ事によって1+1=1.7になる危険を冒したくない、時間を掛ける事で上手に1+1=2.4となる事を期待しての事です。

フクシマのパンタグラフ、FMギヤ及びその関連製品、1/80各種パーツを継続して参ります。

フクシマパーツをご愛用いただいていたモデラーの皆様、ブランドがIMONとなりましても変わらぬご愛用をお願いいたします。





2011前半の三都物語二日目

2011-07-26 | 鉄道模型ではない仕事

京阪ホテル、部屋からの眺めです。


ユニバーサルスタジオジャパンも俯瞰できます。


エレベーターでチェックアウトへ。 修学旅行の中学生です。


ユニバーサルシティーから西九条へ向かいます。


西九条駅に到着。


内回り電車が発車していきました。 我々は外回り、梅田から四つ橋線で本町へ向かいます。


西梅田から始発の四つ橋線ですが、通勤時間ですから混んでいます。


ドトールコーヒーでミラノサンドの朝食です。


そして井門瓦町ビル前で待ち合わせてPM、BM会社の報告会、毎度同じ喫茶店です。


関西地区は首都圏と違って厳しい不動産賃貸市況が続きます。

写真左から1/4、上から1/4位の位置に井門瓦町ビルが在ります。 ライバルが多数ひしめきます。


細かい補修はとても行き届いて相変わらず空室率では善戦していますが、


外装など、テナントさんのための投資をして行かなくてはならない時期に来ている様です。


また、その機会に指摘事項を正す工事もしなくてはなりません。


四つ橋線で本町→西梅田と移動して


阪神梅田から姫路行き直通特急に乗ります。


特等席に座りました。


近鉄電車とすれ違います。


もうすぐ芦屋です。


同型の山陽電鉄から来た梅田行き直通特急です。


車庫には赤胴車も居ます。 標準軌のゲージの広さには毎度びっくりです。


いよいよ神戸に接近して地下区間に入ります。


三宮に接近、


三宮で降ります。


近鉄直通の奈良行きが停まっています。


ミントビルで昼食です。

「此処で昼食」は東京から到着した当社の神戸ビル担当者と待ち合わせも兼ねているのです。


茶美豚を頂きました。


これです。


これは附属だと思います。 (忘れてきてしまいました・・・たしか皿は大きく中身はちょっと)


井門神戸ビル SBJ銀行(韓国の新韓銀行)が新テナントとして入居しました。

私の中学時代からの友人が現在お世話になっている銀行です。


空室を利用して井門、昭和シェル石油、設計会社、PM、BM会社の報告、打合せが行われます。


改修、改装が計画されている各階のトイレです。


空調がセントラル方式だった名残が屋上に残されたこの土台です。


全検上がり?塗装が真新しくなったゴンドラ


個別空調の室外機が屋上に並びます。


井門神戸ビル屋上から見た三宮三和東洋ビル。

今年二月末に井門コーポレーションで取得しました。

http://www.yenbridge.net/lounge/lounge_detail.php?t=586

リートが負の資産を整理する為の売却ですのでこうして公開されて仕舞っています。


井門神戸ビルでの報告会を終わり三宮三和東洋ビルを見に行きます。


一階のエレベーターホールです。


最上階のエレベーターホールです。


南側を見ます。


階段で上がり、屋上に出てみます。


こちらから見た神戸ビルを撮りたいのですが凄い怖さです。 足元を車が走る・・・それも小さい!


花時計と神戸ビル。 左隣が市役所です。 これ以上端に寄りたくないです。


「腰のピストルで」ですが、更に「天気は雨」ですが一応撮って置きます。

天気の佳い日に、一眼でそのうちに撮ります。


新神戸駅から帰ります。


宮原で特に面白いモノは無い・・・かな。


新神戸駅で買ったシウマイ・・・じゃない焼売(シュウマイ)と餃子。


一寸買いすぎだった肉まん・・・じゃない豚まん。


宴会しながらの帰京は最高です。 (名古屋付近通過中)


遠くに大井町の灯を見ながら、いよいよ品川で降りて山手線で帰ります。