魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ゲンゲがいっぱい

2012年12月26日 23時03分02秒 | 魚紹介

先ほど宇和島から帰ってきました。宇和島も雪が降ったりして寒かったのですが、名古屋はものすごく寒い!空気自体がひんやりと感じました。こんな寒い日は外に出たくはないですね・・・

今回はたくさんのゲンゲ科魚類を拝むことができました。東北太平洋沖、山形県・・・ゲンゲの仲間がどっさりと届きました。ゲンゲ科の魚は深海魚を映したムービーで取り上げられることが多い魚です。北極から南極、北海道オホーツク海から沖縄まで、ほとんど世界中の深海に生息する魚です。

 

山形からは数多くのゲンゲが届きました。これはアゴゲンゲとノロゲンゲ。白っぽいのがノロゲンゲ。黒っぽい(というか、褐色??)腹を上に向けているのがアゴゲンゲ。

こちらは小ぶりなタナカゲンゲ。このタナカゲンゲは肉食性が強く、解剖していたら胃の中からほかの種類のゲンゲが出てきました。

そんな中、初めて見るゲンゲの仲間も出てきました。

よく見ると細いアゴゲンゲのように見えなくもないのですが、ちょっと疑問に思い、調べてみたらオロチゲンゲとLycodes nishimurai Shinohara and Shirai, 2005です。いう種類のようです。アゴゲンゲに似た感じですが、実際にはタナカゲンゲなどと同じマユガジ属の魚のようです。

胸鰭の形状が少し変わった形をしています。クロゲンゲなどもこのような胸鰭を持つのですが、クロゲンゲにみられるような模様がなく、インターネットなどを使用して調べた結果本種に行き当たりました。秋田県や山形県の沿岸域や大和堆などに分布しています。ゲンゲの仲間は、種類が多くて今でも新種がよく発見されているグループです。

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白い夜

2012年12月23日 22時28分37秒 | 携帯版


今日は宇和島でも雪が降っています。明日は雪がつもるか?厭だなあ

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ガンコ

2012年12月22日 23時23分00秒 | 携帯版


今日は宇和島市で作業。珍しいウラナイカジカ科のガンコ。ドンコではない。ウラナイカジカの仲間は深海の魚で、それも日本海や本州北部、北海道近海に多い魚。

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暖かい

2012年12月20日 20時59分42秒 | 携帯版


今日から宇和島に滞在。あまり強い風や雪もないので去年より過ごしやすいです

写真は確かヨコエビ。深海のクサウオの胃の中にいました

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水槽掃除

2012年12月18日 23時03分20秒 | 魚介類飼育(海水)

さきほど、ウツボ水槽の水替えを行いました。

今回は水槽の水の4分の3を変える、規模の大きいもの。とはいっても20リットルくらいの小規模な水槽なので、水替えも楽々。サンゴ水槽の水替えも併せて行い、サンゴ水槽で捨てる海水をそのままウツボ水槽のほうに入れました。水温調整の手間も省けて楽です。

クモウツボEchidna nebulosa (Ahl,1789)も喜んでいる感じ。ウツボの場合、生の餌を多く与えるために水が汚れやすいです。我が家では基本的に2-3週に、一度水替えをします。

オキゴンベCirrhitichthys aureus (Temminck and Schlegel,1843)もウツボ同様、大食漢です。ただこのオキゴンベは配合飼料のほうをよく食べますので、あまり水を汚す種類ではないと思います。色彩は鮮やかな橙色ですが、水槽では色があせてしまいました。照明は蛍光灯のみであまり強くないことも考えると硝酸塩の濃度が高いのが影響しているかもしれません。

明日から一週間ほど外出予定です。毎日の簡単な世話は家の人がいるので大丈夫です。ただ、ウミアザミつきの石が倒れないかは少し心配。

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