魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ヒメオニハゼ

2012年12月10日 23時12分29秒 | 魚介類飼育(海水)

土曜日に車で横浜方面へドライブに行ってきました。写真は日本最高峰の富士山。形が最高にかっこいいです。今回初めて新東名高速道路を使いました。確か御殿場JCTまでよく見えたと思います。この日はとても寒く、夜間は新東名・東名で2度という温度をマーク。しかも帰りの東名工事で音羽蒲郡IC周辺から渋滞で2kmはしるのに1時間以上かかるなど、大変な旅でした・・・。

購入したのはサンゴがひとつ、魚が2種類。魚はいずれもハゼの仲間。どんな魚もそうなのですが、観賞魚店では通販というのもあるのですが、私は魚を「見て」購入してほしいと思います。ハゼの仲間の場合、小さいのが多いため1cm、あるいは0.5cmの誤差でいじめられるか、それともいじめる側になるのかが決まると思っています。

横浜のお店で購入したヒメオニハゼTomiyamichthys alleni Iwata, Ohnishi and Hirata ,2000です。オニハゼ属のハゼはホタテツノハゼ属と近縁なものとされており、分類学的に混乱が見られます。もちろん、オニハゼ属の魚を飼育するのは初めてです。

 オニハゼ属の魚もテッポウエビと共生する「共生ハゼ」で、ニシキテッポウエビ、コトブキテッポウエビなどのテッポウエビと共生します。この個体はランドールズ・ピストルシュリンプの英名でもよく知られるコトブキテッポウエビと共生していたそうです。同じ水槽にはヒレナガネジリンボウも安価でいて購入も考えましたが、あまりにも小さいのでやめておきました。ベニハゼの仲間の小型種との飼育には、あのくらいのサイズのが望ましいのでしょうけど・・・

体は茶褐色で白っぽい斑紋があるものの、あまり派手ではありません。しかしこういう地味なハゼもよく見たらきれいなのです。そして観察すると生態がとても面白い。

背鰭の前方の棘がやや長く伸びています。この仲間は口も結構大きく開き、大きな餌も食べることができそうです。この水槽には今回購入した2種と合わせ3種の共生ハゼがいますがその中では一番臆病な種類。しかしマイワシ・ミンチを餌に与えると活発に食っていました。このミンチは最高の餌のようにも思えますが、栄養が偏ったり水質悪化を招くという欠点があり、注意が必要です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする