魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

ロウソクギンポの近況

2023年03月17日 01時30分57秒 | 魚介類飼育(海水)

こちらはこの間のタマギンポのいた高知県の潮だまりで採集したロウソクギンポ。あの潮だまりでは、イソギンポやナベカはほぼおらず、この種に入れ替わっている。カエルウオはいるが、関東程多くはない。タネギンポ、タマギンポ、センカエルウオ、シマギンポ、そして見ただけのハナカエルウオ属の何か、といった種類も関東のカエルウオのニッチに入りこんでいるため、と思われる。なおこのロウソクギンポはコケはカエルウオほど食わず雑食性で、そういうところもカエルウオと違ったところであるが、分類学的にはナベカ族ではなくカエルウオ族となっている。

サンゴ水槽で飼育中。手前左のサンゴはオレンジのヤッコアミメサンゴなのだが、フラグにすると色がわかりにくくなる。ニラミギンポ属やセダカギンポ属などはサンゴの表皮をなめてしまうこともあるのだが、ロウソクギンポは概ね問題なし。我が家では2匹飼育中であるが、結構争うので60cm水槽であれば1匹で飼育するのが安全といえるだろう。

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