魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

喜べない「人工浮島」断念

2022年11月06日 21時17分48秒 | 環境問題

「沖縄タイムズ」さんより。「人工浮島の設置を断念」という、一見するとよいニュースがあった。これは石垣島の海に人工の浮島(ポンツーン)を設置するというものであり、周辺の環境への悪影響が懸念されたが、今回この計画が「断念したことがわかった」と「沖縄タイムズ」紙が報じた。

一見すると「めでたい」のだが、「技術的に困難であることが判明」したらしい。つまり、技術的に困難でなければ継続していた危険性がある。さらにいえばこの石垣島の市長中山某は自衛隊の配備をアピールしていたが(とくにその直前にウクライナ事変があったため)、彼は石垣島のゴルフリゾート推進派である。もしあんなことがなければ、この人は今市長ではなかったのかもしれない。しかし沖縄タイムズさん、ありがたいですねぇ。石垣島の「八重山日報」は「ゴルフ場を石垣島の財産に」(※)なんていうのを社説に盛り込んでるんですから。

ほかに気になる点としては「八重山漁協は観光活性化に貢献するとの説明を受けて計画に賛同していた」という点。あのさあ。あなたたちは何で生きていけるんですか。環境改変で魚がいなくなったら食っていけなくなります。その後「乱獲で減少している」「資源保護計画」なんていう説明をするいつものパターン。もう飽きました。そもそも泳ぎたいだけの人なら別に八重山へ来なくてもいいんですよ。再生可能な資源が豊富な八重山の海だからみんな来たいのです。しかし今時「ハコモノ」を置けば人は来ると思っているのですかね~?ということで、結論としては今回の人工浮島断念、全く喜べない。ゴルフ場だって順調に計画が進んでいるようですし。「採集されなければ生き物が増える」なんていうのはもう虚偽か洗脳かに近いかもしれない。ムーンソンミョン、マンセー!

※リンク先を見たい方は「ttps://yaeyama-nippo.co.jp/archives/16635」の文字列の先頭に「h」をつけてみてください。あまりにも教育上よろしくないので、18歳未満は閲覧禁止。というか八重山日報に破防法でも適用しようよ。

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