世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。
さ、今日の世の光は皆様からお寄せいただく「心に残る聖書のことば」の御紹介です。横浜市金沢区にお住まいの笹田さんは、新約聖書マタイの福音書11章28節のことばをお寄せくださいました。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
私はサラリーマン時代、40歳の頃、上司にいじめられました。彼をぶん殴って会社を辞めようとさえ思いましたが、人間が人間を相手にしては駄目だ、神に拠り頼むことだ、神が裁いてくださると思い、思い留まりました。その時与えられたのがこのイエス・キリスト様のみことばでした。そうだ、神様に休ませて戴こうではないか。「宜しくお願いします。」と言えたことが私の信仰の始まりでした。落ち込んだ時、いつもこのみことばを思い出すようにしています。恐れるな、神は私と共にいてくださるとのみことばがありますが(「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。」イザヤ書41章10節)、この人生には恐れが多いことばかりです。でもこのみことばはいつも私に勇気と安心を与えてくださいます。
笹田さん、ありがとうございました。上司をぶん殴って、こんな会社辞めてやるってこんな気持ちになること、しばしばじゃないでしょうか。しかし辞めないで踏み留まっていただいた事は良いことでした。正解でしたね。
神様は私たちの置かれた状態、私たちの思い、ようく御存知です。人を裁いたり復讐するということは神様のなさることです。聖書の中にこう記されています。
「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。『復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする・・・』」ローマ書の12章19節ですね。聖書はもっと積極的に「悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」(ローマ書12章21節)と申します。
笹田さんの心に残る聖書のことば。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」マタイの福音書11章28節、イエス・キリスト様のおことばですね。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」06.01.14放送でのお話しより )
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