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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■時満ちるに及んで

2004年12月13日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
今日から二週間に渡ってクリスマス特別番組でお送りします。
 えー、クリスマスは言うまでもなくキリストの誕生な訳ですけれども、しかし考えてみますとですね、キリストのような生まれ方をした人というのは他にないと思うんですねえ。
 もちろんその生まれ方もそうなんですけれども、生まれる前から予告されて、つまり、どういう生まれ方をするか、どういう生き方をするか、そしてどういう死に方をするか、というような事まで予告されてこの地上に生を受けた人というのは、キリスト以外にはないと思うのですねえ。
 で、キリストの誕生というのはまったく突発的な出来事ではなくって、前々から神様から深ーい計画をもってですね、その計画通りに生まれたという事なんですね。
 で、人間が罪を犯した時、つまりアダムとエバが失敗をしてしまった時から神様はその解決をしようとして、ちゃんと予告をしておられたんですねえ。で、イスラエルの歴史全体を見ましても、ある旧約聖書の全体に書かれてあります事は、その歴史を通じて神がどういうふうに人間をお救いになるかという事の、あれは計画書、プランだというふうにも見ることができる訳なんですね。
 そして預言者を次々と起こして、その預言者を通して神様が人間をどんなふうにお救いになるか、そしてその救い主をどういうふうにお遣わしになるか、その救い主はどういうことをしてくれるかというようなことがですね、ずうっとこう預言、または予告されて、それが何百年、時には何千年も経って、そして神様が、まあ頃合を見計らってと言いましょうか、この地上に御子をお遣わしになった。それがガラテヤ書の4章に、「時が満ちるに及んで神は御子をお遣わしになった」と書いてあるんですね。その神様の御子をお遣わしになったタイミングというのは、それまでは人間で何とかできると思っていろいろやってきた訳ですけれども、ぎりぎり、やっぱり人間ではどうすることもできないというその限界状況のその時にですね、神は御子をお遣わしになった。私たちがイエス・キリストを信じようと気持ちの時も、自分の罪深さとか、自分の弱さとかいうものを知って、自分の限界を知った時に、救いが
本当に自分にとって必要だなと感じる時に、キリストを心の中に受け入れるというようにですね、その時というのも、実に神様の時があったのだという事を現しているんですね、これは。
(PBA制作「世の光」12/13放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。また、近くの教会も紹介してくれますので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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