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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■何か足りない物がありましたか

2006年01月28日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。

 さ、今日の世の光は皆様からお寄せいただく「心に残る聖書のことば」の御紹介です。千葉県流山市にお住まいの塙さんは新約聖書ルカの福音書22章35節のことばをお寄せくださいました。お読みいたします。

 それから、弟子たちに言われた。「わたしがあなたがたを、財布も旅行袋もくつも持たせずに旅に出したとき、何か足りない物がありましたか。」彼らは言った。「いいえ。何もありませんでした。」

 私は小学校の教師をしております。初任から数えて三十二年目になります。教師としての歩みの中で人生の岐路に立ったことも数多くあります。特に揺さぶりが厳しかったのは今から6年前、5年生のクラスを担任している時でした。新しいクラスになったばかりのそのクラスは、いつもトラブルがありました。それに加えて教師も久しぶりの高学年の担任ということで自信もなく、おろおろすることが多かったのです。帰宅途中の車の中で涙を流しながら主に祈りました。「イエス様、私はもう教師を続けられません。疲れ切ってしまいました。もうだめです。」その時です。慰めに満ちた優しい声が聞こえたように感じました。「何か足りないものがありましたか?」続く答えは「いいえ。何もありませんでした。」 この瞬間私は悔い改めました。二十数年の教師の歩みを自分の力で乗り越えて来たと思っていた自分を知りました。主はいつも共にいてくださり、励ましていてくださった故に足りないものは何もありませんでした。心に感謝が溢れました。このみことばはイエス様が十字架に向かって歩まれる前に弟子たちに語られたことばです。

 塙さん、ベテランの先生であってもこのような体験をなさる。私も十数年の教師生活をして同じような体験があります。主の励ましを身に染みて感じています。

 塙先生の心に残る聖書のことば。
何か足りない物がありましたか。
いいえ。何もありませんでした。
 新約聖書ルカの福音書22章35節のことばです。

 それではまた聞いてください。

 ( PBA制作「世の光」06.01.28放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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この文字版「世の光」ブログは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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