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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主よ、お話しください / 福井 誠

2013年04月18日 | Weblog
2013/4/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主よお話しください」です。それでは第一サムエル記3章10節から読んでみましょう。

 そのうちに主が来られ、そばに立って、これまでと同じように、「サムエル。サムエル。」と呼ばれた。サムエルは、「お話しください。しもべは聞いております。」と申し上げた。

 サムエルが神殿に預けられたのは大体3才ぐらいであったとされます。サムエルの母親はサムエルにも神を認め神に従う人になって欲しかった、いやそれ以上に主の宮に仕える者となることを願って祭司エリの教育に息子を委ねた訳です。サムエルはエリの家族と共に育てられていきました。そんなサムエルが自ら神をはっきりと認め、神を知る出来事が起こります。それが今日の箇所のお話ですね。

 ある夜、少年サムエルは自分を呼ぶ声に目を覚ましました。サムエルは祭司のエリが呼んでいるのだと勘違いし、エリの元へと急ぎました。しかしエリではありませんでした。三度それが続き、エリは神がサムエルを呼んでいることに気づくのです。そしてエリはサムエルに、今度呼ばれたら「主よ、お話ください。しもべは聞いております」と言うのだ、と教え諭します。サムエルはエリに手ほどきを受けて主のことばを聞くことを教えられていますね。

 私達にとって大切なのは目に見えないけれども確かに私たちと共におられ、私たちを良きに導いてくださる神の声を聞くことを学ぶことですね。即物的に何でも見えるところで判断せずに目に見えないものを感じ認めていく力を得ることです。今日そういう意味では神が実際に音声を発して直接耳に語りかけて来ることは稀です。それは書かれた神のことばである聖書が私たちに委ねられているからです。聖書を開くことが私たちにとっては「主よ、お話ください。しもべは聞いております。」という態度に繋がるのですねえ。

 聖書を開き目に見えない神のことばに心を向けていくそして自分に語りかける神を知り神を認めていくことが大切です。あなたに語りかけている神がおられることを覚えて頂きたいと思います。

(PBA制作「世の光」2013.4.18放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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