♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■自由と愛について / 岩井基雄

2013年04月19日 | Weblog
2013/4/19放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。キリスト教会で使われている用語には分かるようで分りにくいことばがありますよね。今日もちょっと分かりにくいキリスト教用語を学んでみましょう。今日は「自由と愛」についてです。

 先月は「真理と自由」について取上げ、自由とは自分勝手を行うことではなく、自己中心的な傾向からの真の解放を示し、その自由を私たちに与えてくださるのは真理であり命であるイエス・キリストであると学びました。

 今日は更に踏み込んで、私たちは与えられた自由をどのように生かせば良いのかということを考えてみましょう。聖書には次のようなことばがあります。

 「兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。
    新約聖書ヨハネの福音書8章32節

 ここでも自由を追求しようとする時、しばしばそこには自分の肉的な思いや自己中心的な思いが入り込んでくる危険性についても指摘されています。本当の自由とは愛によって導かれ支えられていくものだというのですねえ。私たちはその自由を自分を犠牲にして誰かに仕えたり相手に愛を与えたするために用いなくてはなりません。それこそが本当の自由であり、私たちはその愛に向かう自由を与えられるために神様にあって召されたのだと聖書は語っています。

 そのような愛に生きた多くのクリスチャンたちがいます。インドのカルカッタで死を間近にした人々にあらゆる愛と犠牲を払って仕えたマザー・テレサさんは本当の意味で自由だったと言えるでしょうね。

 あなたを欲望や野心から自由にするためにまた心から他の人に仕える愛やその愛に基づく自由を与えるために救い主イエス・キリストはこの地上に来てくださいました。イエス・キリストの歩みこそが本当の愛と自由を豊かに具現するものでした。

 イエス・キリストはあなたを命がけで愛し、あなたの罪を代わりに受け、あなたに真の自由を与えてくださいます。あなたもこの方イエス・キリストのもとにいらっしゃいませんか? この方があなたに本物の愛と自由を与えてくださるのです。

(PBA制作「世の光」2013.4.19放送でのお話しより)
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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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