♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■民の幸福を求める / 福井 誠

2019年10月09日 | Weblog
2019/9/4放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。

 継続は力なり。聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがありますね。今日も聖書を開いてまいりましょう。エステル記10章3節から「民の幸福を求める」と題してメッセージをお伝えいたします。

 「実に、ユダヤ人モルデカイはクセルクセス王の次の位にあって、ユダヤ人にとっては大いなる者であり、多くの同胞たちに敬愛された。彼は自分の民の幸福を求め、自分の全民族に平和を語る者であった。

 今日はエステル記の最終章ですね。わずか3節。それはエステルの時代に起こったユダヤ人大虐殺の結末を描いています。ユダヤ人を憎み、ユダヤ人絶滅の法令を発布し実行するようにし向けたハマンは自ら滅び、ユダヤ人は自分たちを迫害する者たちを打ち倒す逆転の勝利をつかんでいくのです。図らずもこの困難の中でユダヤ人を牽引したモルデカイは、ペルシャの王クセルクセスの次の位に抜擢されていきます。

 しかしながら当時一体誰がこのような結末をはじめから予測し得たことでしょうか。誰も彼もが神の救いを求めつつも、巨大な国家権力の前に、自分たちも終わりだと考えたのではないでしょうか。

 エステル記の現代版であるアウシュヴィッツの惨事を逃れたコーリー・テン・ブームという人は、私たちが知っている神に知らない未来を託することを怖れてはならない、と語ったと言います。私たちに最善を為してくださる良き神に期待し続けることはとても大切なことです。神は闇から光へ、死からいのちへと導かれるお方だからです。

 しかしながら更に大切なのは、ただ神の憐れみによって九死に一生を得るだけではなく、神に与えられたいのちを生かすことでしょう。モルデカイは自分の民の幸福を求め、自分の全民族に平和を語ることを使命としました。私たちにいのちが与えられているのは、我欲に満ちた自分自身のためにそれらを費やすためではありません。他者の幸福を求め、平和を語りもたらすためです。私たちのいのちも力も、そして能力も財力も、すべては他者の幸福と平和のために与えてくださっているもので、正しく用いていきたいものですね。

 では良き一週を祈ります。
 
 (PBA制作「世の光」2019.9.4放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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