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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■私の羊飼いであられた神 / 羽鳥頼和

2013年04月20日 | Weblog
2013/4/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。人は自分の死を意識する時にどんなことを語るでしょう。旧約聖書創世記48章に病の中にあったヤコブが語ったことばが記されています。このことばは彼の本音・本心からのことばです。彼は自分の死を覚悟して自分の子どもたちを枕元に呼びました。そしてヤコブはまず神様のことを「きょうのこの日まで、ずっと私の羊飼いであられた神。」(創世記 48章15節)と呼びました。ヤコブは自分の人生を振り返り神様が羊飼いのように自分を守り養い育ててくれたことを感謝しているのです。ヤコブは自分を羊に喩えている訳です。

 羊は貪欲です。草を根こそぎ食べてしまうので羊の食べた後にはなかなか草が生えません。また羊は道に迷いやすい動物です。羊飼いに守ってもらい、草や水のあるところに連れて行ってもらわないといけません。羊は羊飼いがいなければ生きていけないのです。

 ヤコブは確かに羊のように貪欲でした。兄のエサウから長男の権利をだまし取り、自分さえ良ければいいと思っていました。しかしそんなヤコブはいつしか自分が悪かったことを認め兄に謝り神様に信頼して生きるようになったのです。

 臨終の床にあったヤコブのことばに戻ります。

 「神様は私の羊飼いです。」と言ったヤコブは続けて神様に「子どもたちを祝福してください。」と祈りました。この「祝福してください。」とは彼らに良いことがあるようにという願いではありません。神様がヤコブの祖父のアブラハムそして父であるイサクに約束した祝福のことです。神様はアブラハムの子孫に祝福を与えると約束していました。ヤコブは神様の約束の祝福を子どもたちに与えてくださるように祈ったのです。その約束とは大きく三つのことでした。

 第一に、子孫が星のように増えること。第二に、その子孫に約束の地を与えること。そして第三に、子孫の一人によって地上のすべての人が祝福されるということでした。

 第三の約束は私たちと関係があります。地上のすべての人が子孫の一人によって祝福されるのです。この子孫の一人とはイエス・キリストのことです。神様はイエス・キリストによってあなたに祝福を与えられます。そして神様は私たちの羊飼いとなって養い守り導いてくださるのです。あなたも神様からの本当の祝福を受けるためにお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.4.20放送でのお話より )
 
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