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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■アブラハムの晩年と死 / 板倉邦雄

2013年01月30日 | Weblog
2013/1/30放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「アブラハムの晩年と死」という題でお話ししましょう。

 創世記12章から始まりましたアブラハムの生涯も今日で終わりになります。今日は創世記25章に入りますので、実に13章をアブラハムの生涯に費やしたことになりますねえ。

 さてアブラハムは晩年に再び妻を娶りました。名前をケトラと言います。妻ケトラはアブラハムに6人の息子を産みました。その4番目の息子にミデヤンという名前の子どもが登場します。ミデヤンはアブラハムが居住する土地からははるか離れた東方に住むことになります。やがてアブラハムから約600年後、紀元前1400年頃のエジプト脱出の際、モーセとイスラエルの民たちが大変お世話になる民族となります。

 次にアブラハムの生きながらえた年は175年でした。「高齢に達し、老人となり、年が満ちて息絶え、死んでその民に加えられた。」(創世記 25章 8節 口語訳聖書)と聖書にあります。確か75歳の時に神様の呼び出しに応えてから100年間神様と共に過ごしたことになりますねえ。「若い日にあなたの造り主である神を覚えなさい。歳を取って何の楽しみもないという日が来ないうちに。」(伝道者の書 12章1節参照)と聖書にありますが、アブラハムは若い日に神様を信じて従ったことは幸いなことでした。「若い日」は何も年齢のことではありません。頭で考えられて感性を用い自分の意志で決断できるならそれはあなたにとって若い日なのです。

 第三に、アブラハムが死んだときその息子イサクとイシマエル兄弟が父アブラハムを母サラの洞穴の墓に葬りました。父の死は遠く離れた ---心も距離もでありますが--- 兄弟を結びつけたことになりますねえ。死と言う人生の現実は人々の心を低くさせ離れ離れの兄弟姉妹の再会の時としてくれるようです。救い主イエス・キリストの十字架の死は敵対する人々の間を和解させてきました。それは何よりも私たちが神との和解を御子イエス・キリストの死によって受けているからなのです。

( PBA制作「世の光」2013.1.30放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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