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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■互いに愛し合いなさい / 羽鳥頼和

2018年03月31日 | Weblog
2018/2/24放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。新約聖書のヨハネの手紙第一の3章から、互いに愛し合うになるためにどうしたらよいか教えられましょう。

 誰もが愛し合うことは素晴らしい、大切だ、そうしたい、と思っています。しかし現実はとても難しいのです。私は子どもの頃、自分の妹を愛することができませんでした。母親に叱られて反省して、妹と仲良くしようと決心しました。ところが妹の顔を見ると憎しみ妬みが出て来るのです。自分でどうすることもできない感情でした。

 ヨハネの手紙はそのような私にも、互いに愛し合いなさい、と語りかけています。聖書がここで愛と憎しみを対比させて、その対比する愛と憎しみを更にいのちと死に関連させて語ります。3章14節、15節にこのように語られています。
 「私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。兄弟を愛しているからです。愛さない者は死のうちにとどまっています。兄弟を憎む者はみな、人殺しです。あなたがたが知っているように、だれでも人を殺す者に、永遠のいのちがとどまることはありません。

 愛することはいのちに関わることなのです。そして人を憎むことは殺すことと同じことであり、自分も死の内にとどまっていることなのです。私たちが死からいのちに移ったとは、キリストの十字架による救いのことを言っています。聖書ではそのことを、「キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。」と語って、「それによって私たちに愛が分かったのです。」と教えています(1ヨハネ 3章16節 新改訳2017)。救われて永遠のいのちを与えられた者はキリストに愛される経験をしたのです。そしてキリストの愛が分かった人には永遠のいのちと共に神の愛がとどまっている、と聖書は教えています。

 さらに聖書は、救われた者は神の御前に心安らかでいられます、と言って神が共にいてくださることを意識するように勧めています。人と関わるとき、キリストの愛、神の愛を覚えて、神が共にてくださることを意識して、人を愛そうとするとき、神が働いてくださり、私たちは人を愛することができるようになるのです。

 明日は日曜日です。神の愛、キリストの愛を知るために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」 2018.2.24放送でのお話より )
 
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 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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