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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

 ■共にいる神 / 大井 満

2023年10月05日 | Weblog

2023/7/28放送

 「世の光」の時間です。お茶の水聖書学院の教師で、日本キリスト合同教会の大井満です。

 もうずいぶん前の話です。夜道をわが家に急いでいました。東京の教会で会議があって、千葉県の最寄り駅に着いたのは11時を過ぎていました。公園に沿った、街灯もあまりない夜道を歩いていると、「カサッ!」と音がしました。ドキッとした私はしばらくその場で立ち止まり、耳を澄まして音の正体を突き止めました。それは落ち葉でした。私は怖がりですが、皆さんも何かで恐怖を感じたりすることがあるのではないでしょうか。

 私はそんな時、イエス様のおことばを思い出し、力づけられます。
 マタイの福音書28章20節、マタイの福音書の最後のおことばです。
  「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」

 これは「大宣教命令」という、弟子たちに与えられた命令に対する約束のことばです。大宣教命令とはこういう命令です。
  「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい」(28章19~20節)

 この命令を実行するには大変な困難が予測されます。事実弟子たちは迫害を受け、ほとんどの弟子たちは殉教したと言われています。そんな彼らに、イエス様は「世の終わりまで、いつもともにいる」と言ってくださったのです。

 いつも一緒にいてくださる方の存在は弟子たちにとってどんなに心強いことだったでしょう。イエスはこの後、父である神様のもとにお帰りになったのですから、弟子たちとともにいてくださったのは聖霊なる神様です。

 聖霊なる神様は、イエス様を信じる者のうちに住んでくださいます。そして慰め、励まし、力づけ、ときには私たちの代わりに語ってくださるお方です。私たちがどんなに不安でも、恐ろしく感じているときでも、私たちとともに、私たちの内にいてくださる神様がいらっしゃると知ることができるのは感謝です。


 ( PBA制作「世の光」 2023.7.28でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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