2022/8/24放送
「世の光」の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
私たちは一週間を七日のリズムで生活していますが、それは聖書から始まっています。それは聖書が語る神様が、何もないところから時間も空間も、すべての天体も、すべてのいのちをも造られたのが六日間で、七日目を休まれたからです。
聖書が語る創造の一日は、24時間と考える必要は無いようです。一日を表すヘブル語はかなり長い期間を表すこともできるからです。しかし、この一週間に一度、日々の働きから離れて、心も体をも休め安息の時を持つ大切さを聖書は教えています。私たちはきちんと休まなければ、心も体もバランスを崩してしまうからです。
聖書は、私たちが神様を求め神様に向かうものとして創造されたことを記しています。私たちの本当の祝福は、神様の創造の目的やリズムに沿って生きるところにあるのです。
聖書はこう命じています。
「安息日を覚えて、これを聖なるものとせよ。六日間働いて、あなたのすべての仕事をせよ。七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはいかなる仕事もしてはならない。・・・主は安息日を祝福し、これを聖なるものとした。」
旧約聖書 出エジプト記20章8節~11節
安息日の目的は心や体そして魂の憩いとして休みを取り、安息を味わうことです。それは私たちが神の創造の本来の目的に戻り、神に心を向けて静まり、本当の自分を回復させる時とも言えるでしょう。そこに安息日を守る意義があります。
ですから、神の民はこの安息日に真の安息を受け取るために静まり、神への賛美と礼拝を捧げたのです。旧約聖書の時代、神への礼拝は七日目の土曜日でした。しかし、今は日曜日です。それは、イエス・キリストが私たちの罪の赦しのために十字架にかかって死に、三日目によみがえってくださった日が日曜日だったからです。
日曜日は、キリストの復活の勝利と希望を表している日なのです。私たちは働きすぎてしまう傾向がありますが、神様の前に心も体もそして魂も休めて、神様にある平安を受け取るとき、本来の自分を取り戻すのです。
あなたもこの神様の祝福を受け取る者として、神様への礼拝に参加してみませんか? そこから本来のあなたへの姿への道が始まるのです。
( PBA制作「世の光」 2022.8.24放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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