2020/7/14放送
世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は「神のみ心なら」という題でお話ししましょう。
神を信じるキリスト信徒はしばしば、「神の御心なら」と言います。神の御心が天で行われるようにこの地上においても行われることを私たちキリスト信徒は願っています。私の人生であっても実は神の人生だからです。使徒の働き18章です。
さてパウロの伝道チームはコリントでの1年半の伝道を終えて、シリアのアンテオケヤ教会に向けて帰ることになりました。第二回の伝道旅行も3年になります。紀元50年から53年頃と言われています。それから一行は小アジアのエペソに着きました。今回の伝道旅行でパウロが1番目の伝道地として願っていた町でしたねえ。しかし聖霊に禁じられたのでパウロとシラスそしてテモテの一行は北上してトロアスの港町へ行きました。そこでヨーロッパのマケドニヤから来た医者のルカに出会いまして、マケドニヤに渡り、ヨーロッパ伝道を3年することになったのです。ピリピ、テサロニケ、そしてコリントの教会が設立されました。そして第2回の伝道旅行の帰途に於いてパウロは念願のエペソの町に来たのです。志を持ち願い続けるならば、どんな遠い回り道をしても神は実現してくださるのです。「あなたのなすべき事を主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計るところは必ず成る。」と箴言(16:3 口語訳)にあります。パウロはエペソの町で直ちに会堂に入って神のことばを語り、ユダヤ人たちと論じあいました。エペソの人々はパウロに、もっと長い間滞在してくれるように願いました。しかしパウロは、「神の御心ならまたあなたがたのところに帰ってこよう。」と言い、聞き入れませんでした。そしてエペソの港からシリヤに向けて船出したのです。
私たちの人生は一寸先は闇です。何が起こるか私たちにはわかりません。しかし、神の御心ならあのこともこのこともできるのです。
聖書のことばです。
あなたがたはむしろ、「主のみこころであれば、私たちは生きて、このこと、あるいは、あのことをしよう」と言うべきです。
ヤコブの手紙4章15節
(PBA制作「世の光」2020.7.14放送でのお話より )
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