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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエスについていくということ / 羽鳥頼和

2020年09月12日 | Weblog

2020/7/18放送
 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 イエスが語られることばは優しく愛に満ち溢れています。しかしイエスは時々、それは厳しすぎるのではないか、と思うようなことを言われることもあります。今日はイエスの厳しいことばを聞きたいと思います。

 イエスは御自分が十字架で殺されることを覚悟してエルサレムに向かって歩み始められました。このときイエス自身は大きな決意をもってエルサレムに向かって歩みを始められました。しかし弟子たちはイエスが苦しみを受けるなどとは全く思っていませんでした。むしろ英雄であるイエスとともにエルサレムに行くことを誇らしく思い、喜んでいました。そのような中でイエスは弟子たちに厳しいことばを語られました。

 まず、「どこにでもついて行きます」と言う弟子に「人の子には枕する所もありません」と、イエスについて行くなら過酷な状況になることを教えられました。

 次に、「父を葬ってから従います」という弟子には、「あなたは神の国を言い広めなさい」と言い、そして「家族に別れを告げさせてください」という弟子には、「神の国にふさわしくありません」と言いました。この二つのことばは、神の国の福音を宣べ伝えるために家族のことを捨てなさい、と言っているように聞こえます。しかしイエスはずうっと両親を敬うように教えておられました。ですから、自分の親を捨てなさいと命じているのではありません。ここでイエスが教えようとされていることは、イエスの弟子となって人々に福音を宣べ伝えるには覚悟が必要であるということだったのです。

 弟子の一人のペテロは、すべてを捨ててイエスに従いました。するとイエスはペテロの家に行かれました。そしてペテロの家族はイエスを信じたのです。イエスのことばを思い出します。

 「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。

                   (マタイの福音書 6章33節 )

 すべてを捨てて主に従うとき、主はその人にすべてを与えてくださいます。

  ( PBA制作「世の光」 2020.7.18放送でのお話より )
 
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